サルでき流 WordPressではじめる企業サイトの作り方

第27回 はじめてのSEO入門。検索エンジンにウケるタイトルの付け方とは?

この記事を読むのに必要な時間:およそ 5 分

SEO基本編のおさらい

さてさて。

前回はSEOの基本的な考え方についてのお話でしたね。

いかがでしたか?Webサイトを取り巻く環境,そして,検索エンジンの大切さ,さらには,世界から何故戦争がなくならないのか,愛と勇気だけが友達ってどうなのよ。そんなことが,かなりクッキリとわかってきたのではないでしょうか。⁠え?そんな話だったっけ?と,自信のない方は,前回をもう一度読んできましょう。ワタシも一度読んできます)

……読み返してみると,案外そうでもなかったですね。バ◯コさんとジ◯ムおじさんは友達なのかどうなのか,そこら辺の謎は結局語られずじまいです。

えーと,ということで基本編をサクッと要約すると,

  • 世界中にWebサイトが山ほどあるので
  • 検索エンジンが無いと目的のページに辿りつけない
  • 逆に,検索結果一覧で上位に表示されないと
  • 自分のWebサイトに誰も人が来てくれない
  • けれど,検索エンジンの表示順番は企業秘密
  • それを,気合でなんとか攻略していこーぜー

こんなお話でした。

で,その攻略法を,ワタシはこんな感じにお話しました。

  • 「タイトル」をクドいくらいにわかりやすく付ける
  • 「記事」をクドいくらいにわかりやすく書く
  • 「画像」をクドいくらいにわかりやすく貼る
  • 後はWordPress(等,各種CMS)に任せる

ふむふむ。思い出していただけましたか?

攻略法も何も,ねえ。という感じの「そこはかとない違和感」が蘇ってきていればOKです。今回はその続き,SEO攻略の最初のポイントである,⁠タイトル」についてのお話をしていきます。

WordPressで付けられるタイトルとは?

まずは,WordPressで付けることができる,⁠タイトル」について確認しておくところからはじめましょう。一言でタイトルと言っても,実は種類がいくつかあります。今までの連載のどこかしらには,すでに登場していたのですが……わかりますかね。

WordPressで設定できるタイトル,ザッとこのくらいあります。

  • Webサイトのタイトル(一般設定画面で設定)
  • カテゴリータイトル(カテゴリー画面で設定)
  • タグタイトル(タグ画面で設定)
  • 固定ページタイトル(固定ページ編集画面で設定)
  • 投稿記事タイトル(投稿記事編集画面で設定)

おお,ありましたありました。何気なく「名前」「スラッグ」のコンビで出てきて,⁠スラッグじゃない方」という感じで認識していました。

とは言え,カテゴリーやタグはタイトルという感じじゃなかったかもしれませんね。ルールがあやふやです。ここで,一旦きちんと定義しておきましょうか。

今回の一連のSEOに関する記事の中で,⁠タイトル」と書く時には,ブラウザのヘッダーバーに表示されるものを指すことにします。

ココです。ココ。ここに表示されるものが,⁠タイトル」です

ココです。ココ。ここに表示されるものが,「タイトル」です

この部分に表示されるタイトル。普段はあまり意識しないかもしれませんが,実はちゃんとしたものでして。ページをソース(HTMLのコード)の方から見ると,どのページにも「決まったところ」に,⁠決まった書き方」で書かれています。

こんな感じ。よく見ると前後にちゃんと「title」の文字が

こんな感じ。よく見ると前後にちゃんと「title」の文字が

この画面を見たい場合は,ほとんどのブラウザで,右クリックのメニューの中に「ソースを表示」なるものがありますので,そちらからどうぞ。

さて,第9回「wp-config」なるファイルをチラ見して以降,避けに避けてきた「プログラムっぽいファイル」が出てきました。⁠優しそうな顔をしているWordPressも,実はこんな感じで作られているんだね」という厳しい現実をあらためて突き付けられる瞬間です。うーむ。

まあ今回の連載はノンプログラミングを前提としてお話していますので……そこまでガッチリ覚えなくても良いのですが,一応解説だけしておきますと。

ブラウザのヘッダーバーに表示されるタイトルは,⁠記事本文」の場所ではなく,主にブラウザが裏側で処理するための「ヘッダー」という場所に記載されています。裏の処理用ですので,ページを普通に表面から見ていても見えません。

具体的には,<head>というタグが「ヘッダー」を示すもので,その中にある<title>というタグに書かれている文字をブラウザが拾って,ページのタイトルとして表示しています。

……さて,頭痛がしてくる前に撤退しましょう。

あ,ちなみにこのタイトル。検索エンジンでは,見出しとして使われます。こうやって見ると,名実ともにSEOの中でも最重要となる項目ですね。

ここに表示されているのが,各ページのタイトルです。検索結果には当たり前のようにWebサイトの名前が書かれていますが,これはちゃんとヘッダー部分からタイトルを持ってきているわけですね

ここに表示されているのが,各ページのタイトルです。検索結果には当たり前のようにWebサイトの名前が書かれていますが,これはちゃんとヘッダー部分からタイトルを持ってきているわけですね

さてさて,このタイトル。WordPressでは,各種タイトルが「組み合わさって」作られます。どういうことかと言いますと,単純に「投稿記事なら投稿記事タイトル」が,⁠固定ページなら固定ページタイトル」そのまま表示されるわけではないのです。

たとえば,トップページのタイトルは,こう。

Webサイトのタイトルそのまんまです。これはわかりやすいですね

Webサイトのタイトルそのまんまです。これはわかりやすいですね

次に,投稿記事のタイトルは,こう。

投稿記事のタイトルに加えて,Webサイトのタイトルが後ろに表示されています。いつの間に……

投稿記事のタイトルに加えて,Webサイトのタイトルが後ろに表示されています。いつの間に……

各タイトルは,WordPressのテーマが,自分たちのルールに従って自動的に組み合わせますので,テーマを導入した時には,そのルールもついでに覚えておかないといけません。

WordPressの基本テーマ,⁠TwentyFourteen」ではこんな感じ。

トップページWebサイトのタイトル+キャッチフレーズ
カテゴリー一覧カテゴリータイトル+Webサイトのタイトル
タグ一覧タグタイトル+Webサイトのタイトル
固定ページ固定ページタイトル+Webサイトのタイトル
投稿記事投稿記事タイトル+Webサイトのタイトル

基本的には,各ページの後ろに「Webサイトのタイトル」が自動的にくっついてきます。そうすると,当然ですがその分タイトルが長くなります。長くなってしまうと,検索結果として表示される際にカットされることがあります。

このくらいでカットされます。コメント機能を設定...するの?しないの?どっち?

このくらいでカットされます。コメント機能を設定...するの?しないの?どっち?

気付かぬうちに自動的に伸びて,気付かぬうちに自動的に切られる。そして,結果的に中途半端な感じに。そうならないように,一応気を付けておきましょう。

著者プロフィール

カワサキタカシ(かわさきたかし)

元アイ・ビー・エムERPコンサルタント,元アップル教育ソリューション開発者兼営業,他にも様々な経験を経て,人材育成会社『株式会社マイウェイ』を夫婦で起業。現在,同社の取締役兼なんでも担当。

「Webサイト」から「iPhoneアプリ」,「ビジネスサービス」から「会社」まで,『作ること』が好き。そして作る楽しさを誰かに『教えること』も好き。楽しく作る技術を学ぶコミュニティ,『サルでき.jp』をぐーたら管理中。

著書に『iPhoneアプリ開発塾』(技術評論社),『サルにもできるiPhone同人誌の創り方』(飛鳥新社)がある。

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