サルでき流 WordPressではじめる企業サイトの作り方

第37回 黒歴史を闇に葬れ!Googleのインデックスを削除する方法

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検索エンジンの仕組みまとめ

さてさて。第26回からのSEOのお話の中で,ワタシたちは様々な角度から検索エンジンの仕組みについて見てきました。

いやホント,いろいろ見てきましたね~。もうここまで読んできたみなさんであれば,⁠SEO」とか「SEM」とか「検索エンジン」とか,そんな言葉は余裕シャクシャクでわかるようになったと思います。

今回はSEO最終回ですので,ポイントをダイジェストでまとめてみますね。もしまだどこかしら自信がないところがある方は,ここでしっかりおさらいしておきましょう。

STEP1:Webサイトを作る

「SEO」とか「検索エンジン」とか,そういう話の前に,まず「Webサイト」を作ること,⁠投稿記事」「固定ページ」を作ること。すべてはそこからはじまります。

ウケるための「タイトルの付け方⁠⁠,⁠記事の書き方⁠⁠,⁠画像への意識の仕方⁠⁠。そこには様々なテクニックがありました第27回第28回第29回をチェック!⁠⁠。

ただし,作った段階ではまだ検索エンジンには引っかかりません。インターネットという広大な砂漠のような空間のどこかにできた砂粒のひとつという程度の扱いです。

STEP2:ウェブマスターツールでサイトマップを送る

この砂粒は,検索エンジンに見つけてもらってはじめて検索対象になります(この連載では,検索エンジンは「Googleの検索エンジン」という前提で話を進めています⁠⁠。

Webサイトは,放っておいても超高性能のGoogleデータ収集・解析班によって自動的に見つけてもらうことになるのですが,もし自分から居場所をGoogleに教えたいよ~,という場合は,「Googleウェブマスターツール」というものを使うのでした第33回をチェック!⁠⁠。

そして,自分のWebサイトの居場所を教えるためのラブレターのことを,⁠サイトマップ」と言うのでしたね(第34回をチェック!⁠⁠。

STEP3:検索エンジンのデータ収集・解析班がやってくる

自動的に見つかるか,自分から教えるか,いずれにせよドコかのタイミングで,Googleのデータ収集・解析班がWebサイトにやってきます。

STEP4:キーワードがインデックスという形で登録される

やってきたGoogleのデータ収集・解析班は,Webサイトの各ページを見て回って,その基本的な情報と,それぞれのページの内容に相応しいキーワードを,「インデックス」という形で自分たちのデータベースに格納していきます(これをインデックス化と呼びます⁠⁠。

砂粒の色や形,付着しているドロ,落ちている場所の座標,などなど。後々「こういう砂粒なかったっけ?」というリクエストがあった時に,最短ルートでこの砂粒を見つけるための,必要な情報を記録するイメージです。

すべての情報を格納しておくと莫大なスペースが必要になるので,必要な情報だけを格納し,さらにあらかじめキーワードをピックアップしておくことで,検索を高速に行えるようにする。まさに一石二鳥の優れた仕組みでしたね第26回をチェック!⁠⁠。

STEP5:検索エンジンでキーワード検索が行われる

インデックス化された情報を元に,ユーザーが入力したキーワードに相応しいWebサイトを,検索結果としてランキング形式で表示します。

事前に解析まで終わっているので,広大な砂漠の中から,目的の砂粒を即座に,的確に見つけることができます。

誰が考えたのか,とにかくもうスゴ過ぎな検索エンジンなのでした。

SEOとは言ってしまえば,この検索エンジン様に,「似たような砂粒の中から,このキーワードについてはこの砂粒がイチバン」と思ってもらえるようなアレコレのテクニックのことだったわけです。

さらに,それだけでは不安な人は,SEMという手法,具体的には「Google AdWords」という有料広告サービスを使って,別枠で確実に検索エンジン様に気に入ってもらう(上位に表示する)ことも可能でしたね第35回をチェック!⁠⁠。

そうまでしてなんとか検索結果に表示させたい。それくらい検索結果というものは大事なのよ,そんなお話をここしばらくずーっとしてきました。

……してきましたのに。

最終回である今回のお話は,「検索エンジンの結果に表示されないようにしたい」というお話なのです。

「うそーん。そんなこと思ったことない。っていうか表示しないようにしたいなんて思うことあるの?」

……ですよね。ふっふっふ。ワタシにすっかり洗脳されているみなさんであれば,きっとそう思うことでしょう。ワタシも普段はそう思っています。もらえるものならもらっておきたい。表示されるものなら表示されたい。

表示されなくてもいいなんて,むしろ表示したくないなんて。そんなこと……

ところが結構,あるんです。

検索結果に表示したくない時って,どんな時?

ではでは,発表形式でお届けしていきましょう。

「検索結果に表示したくない時って,どんな時?」

ヒーウィーゴー!

その1:そもそもまだWebサイトが開発中の時

まだWebサイトを作っている最中なのに,それがうっかり検索エンジンに登録されてしまって,テスト用で仕掛けたGoogle Analyticsで発見してあらビックリ,という場合。

消したいですね~。検索エンジン気が早過ぎです。書きかけのテスト記事がなんだか登録されている。しかもそのキーワードで既に人が来てる。一体どうしたらいいのでしょう。

その2:記事やページを削除した時

勢い余って「管理人の趣味についての記事」を30記事も書いてしまって,それがうっかり検索エンジンに登録されてしまって,恥ずかしくなって記事を消した,という場合。

これも消したいですね~。妖怪ウ○ッチとプリ○ュアについてこんなに書くつもりはなかったのに。記事が消えても,残念ながら検索結果にはしばらく残り続けます。一体どうしたらいいのでしょう。

その3:記事のタイトルを変更した時

記事のタイトルを「管理人のポヨポヨポエムvol.1」からはじめてしまって,それがうっかり検索エンジンに登録されてしまって,vol.6くらいで恥ずかしくなって記事タイトルを変えた,という場合。

これまた消したいですね~。そしてもう一度登録し直したい。ポヨポヨポエムって何やの。一度登録されてしまうと,自然に記事タイトルが修正されるのにやや時間がかかります。一体どうしたらいいのでしょう。

……ね。表示したくない時,結構あるでしょう?

共通して言えるのは,⁠Webサイトや記事やページとして,完全ではない状態の時」ですね。そんなときはやっぱり検索結果に表示したくないものなのです。

……なるほどなるほど。状況はわかりました。

では,こんな時の対処方法を順番に見ていきましょう。

著者プロフィール

カワサキタカシ(かわさきたかし)

元アイ・ビー・エムERPコンサルタント,元アップル教育ソリューション開発者兼営業,他にも様々な経験を経て,人材育成会社『株式会社マイウェイ』を夫婦で起業。現在,同社の取締役兼なんでも担当。

「Webサイト」から「iPhoneアプリ」,「ビジネスサービス」から「会社」まで,『作ること』が好き。そして作る楽しさを誰かに『教えること』も好き。楽しく作る技術を学ぶコミュニティ,『サルでき.jp』をぐーたら管理中。

著書に『iPhoneアプリ開発塾』(技術評論社),『サルにもできるiPhone同人誌の創り方』(飛鳥新社)がある。

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