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第131回 Code4Startup,Things do Jobs,Frames of Life

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フレームから見える,それぞれの世界

Giorgio Armani - Frames of Life

ファッションブランド「Giorgio Armani」のアイウエアコレクション,⁠Frames of Life」のSPRING SUMMER 2015の新作をフィーチャーした『Giorgio Armani - Frames of Life』です。

図4 2015年の新作アイウエアをフィーチャーした『Frames of Life』

図4 2015年の新作アイウエアをフィーチャーした『Frames of Life』

credits:Scozzese DesignUprising

ウェブサイトでは,"Beauty is in the eye of the beholder.(美は見る者の目に宿る)"をテーマに,新作サングラスを身につけた男女5人から見える世界を切り取ったショートフィルムなどが公開されています。

「Giorgio Armani」のアイウエアコレクション,⁠Frames of Life」のプロモーション動画

コンテンツの鮮度を保つための"儀式"

ウェブサイト内のコンテンツを閲覧するのに必要な動作のひとつが,マウスのクリックです。この『Giorgio Armani - Frames of Life』では,ウェブカメラの利用を許可すると,ユーザーが目を2秒間閉じることで,マウスのクリックと同じ動作が行えるようになっています。

図5 ウェブカメラを使い,ユーザーが目を閉じることで,クリックと同じ動作が可能になる

図5 ウェブカメラを使い,ユーザーが目を閉じることで,クリックと同じ動作が可能になる

これは日常で無意識に行っているマウスのクリックとは異なり,目を閉じるという"特別な行為"によって,ユーザーのウェブサイトのコンテンツに対する感覚をリセットし,次々と登場するコンテンツを常に真新しく体験できるようにするという,実に見事な仕掛けです。

こうしたコンテンツの体験感覚をユーザーに継続的に与えられれば,より大きなプロモーションの効果が期待できるでしょう。コンテンツの質や量にもよりますが,情報過多な時代だからこそ,ユーザーにどのコンテンツも新鮮に感じてもらえるような仕掛けを考えていく必要もあるのかもしれません。

というわけで,今回も最後まで読んでいただき,ありがとうございました。それでは次回をおたのしみに。

著者プロフィール

Lançamento(ランサメント)

国内外のウェブサイトを日々紹介する Blog『Lançamento』を運営する,自称“フリーランスという名の無職”。目指すは“エクスペリエンスデザイナー”(O'REILLY『Web情報アーキテクチャ』11ページ参照)。2008年の“ジェフの奇跡的な残留”を目の前で見たサッカー好き。