特集
事例でわかる,プロジェクトを失敗させない業務分析のコツ
業務分析は,ソフトウェア開発プロジェクトの成否を左右する重要なプロセスです。業務分析工程をモデル化するさまざまな方法が開発され,通常はそれを用いることで,スムーズに分析結果を導きだすことが期待されますが,現実はなかなかうまくいきません。この特集では,筆者の実際の経験を元に,業務分析の際にどのようにモデル化を進めていくか,どこに注意して分析を進めるかについてのポイントを紹介します。
- 第1章 業務分析を成功に導く6つのポイント
- 1.全体の業務が俯瞰できる資料を作成する
- 2.『誰が』,『いつ』,『どこで』,『どの処理を』行うか」を明確にし,顧客と意識を合わせる
- 3.「『誰が』,『いつ』,『どこで』,『どの画面を』操作するか」を明確にし,顧客と意識を合わせる
- 4.実際に使用するエンドユーザとのレビューを行う
- 5.データの流れを明確にする
- 6.エラー情報の取得方法を明確にする
2008年9月16日
- 第2章 事例1:顧客とともにUML資料を作る
- 現行システムの状況を俯瞰
- 顧客から見てわかりやすくするための工夫
2008年9月16日
- 第3章 事例2:対象外のシステムも考慮に入れて分析する
- 2つある基幹システムの統合
- 社内の他の業務を洗い出す
- 今後の展開を見据えた機能検討を
- 顧客との意思疎通の手段としてのUML
2008年9月16日
- 第4章 EAとその他の業務分析手法について
- 1.業務参照モデル(BRM:Business Reference Model)
- 2.データ参照モデル(DRM:Data Reference Model)
- 3.サービスコンポーネント参照モデル(SRM:Service component Reference Model)
- 4.技術参照モデル(TRM:Technical Reference Model)
- 5.ビジネスプロセスリエンジニアリング(BPR)
- 6.Model Driven Architecture (MDA)
- 7.IDEF
- 8.Data Flow Diagram (DFD)
- 9.データモデリング手法
- 10.オブジェクトモデリング手法
2008年9月16日