世界を目指せ!Androidアプリ開発入門

第2回 Androidアプリ開発のための環境構築

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Android SDKの設定

次は,Android SDKの設定を行います。

Mac OS Xの場合は[Eclipse]メニューの[環境設定]を,Windowsの場合は[ウインドウ]メニューの[設定]をクリックします。設定ダイアログが表示されたら,左側の一覧から[Android]を選択します。設定画面が[SDK Location]にAndroid SDKのパスを指定します。筆者の場合は「/Developer/android-sdk-mac_86」になります。

図10 ⁠SDK Location]にSDKのパスを指定する。

図10 [SDK Location]にSDKのパスを指定する。

あと少しです

Eclipse関連の準備は整いました。

次は,開発に必要なコンポーネントをダウンロードします。これダウンロードしないとアプリ開発ができないので,もう少し頑張ってください。

[ウインドウ]メニューの[Android SDK and AVD Manager]を選択します。左の一覧から[Availabe Packages]を選択すると,インストール可能なパッケージが一覧表示されます。一覧には,Android 1.5用も含まれています。Android 1.5搭載されたマシンは,まだ稼働しており,これをターゲットに開発したほうが無難なケースが多いので,今回は,それも含めて Android 2.1までをインストールします。

図11 パッケージの一覧。今回はすべてのパッケージをダウンロードする。

図11 パッケージの一覧。今回はすべてのパッケージをダウンロードする。

一覧のコンポーネントすべてにチェックして[Install Selected]をクリックします。 しばらくすると,ライセンスに同意を求めるダイアログが表示されるので,内容の確認を行って[Accept All]を選択して[Install]をクリックします。

エミュレータの作成と起動

長い道のりでしたが,ようやく準備が終了しました。

喜びを噛みしめるために,Androidエミュレータを起動してみます。

[ウインドウ]メニューの[Android SDK and AVD Manager]を選択します。左の一覧から[Virtual Device]を選択して[New]をクリックします。

[Create new AVD]ダイアログが表示されたら,パラメータの指定を行います。

[Name:]
エミュレータの名前を指定します。筆者の場合は,_<解像度>のルールで名前を付けています。たとえば,Android 2.1の場合,2.1_HVGAというように付けます。
[Target:]
ターゲットのOSを指定します。今回は「Android 2.1」を選択します。国内では,Android 2.1のデバイスは発売されていませんが,開発に使うのであれば,最新版でも問題ありません。
[SD Card:]
エミュレータが使用するSDカードの容量を指定します。SDを酷使するようなアプリを作らなければ,大容量は必要ないので32MBもあれば十分です。
[Skin:]
[Built-in:]は,エミュレータの画面解像度を設定します。さまざまな解像度のマシンが発売されていますが,一般的な[HVGA]を指定します。

パラメータの指定を終えたら[Create AVD]をクリックします。しばらくすると,一覧に作成したエミュレータが表示されるはずです。

図12 エミュレータ一作成のパラメーター設定例。

図12 エミュレータ一作成のパラメーター設定例。

それでは[Start...]をクリックして,エミュレータが起動します。いかがでしょうか?エミュレータは起動しましたか? 今後,これを使って開発するので,ロケールを変更して,英語表示から日本語表示に変更しておきましょう。手順は,ホーム画面でメニューボタンを押して,⁠Settings]⁠-⁠Language & keyboard]を選択します。⁠Select locale]から,日本語を選択して完了です。

図13 エミュレータを起動した様子。ロケールを日本語にしておきましょう。

図13 エミュレータを起動した様子。ロケールを日本語にしておきましょう。

次回は,この環境を使って実際に開発を進めていきます。

著者プロフィール

傍島康雄(そばじまやすお)

5月30日生まれ。

モバイルデバイスが大好物。それで動くアプリの開発に喜びを感じている。スマートフォン前夜のWindows Mobile,PalmOSのアプリに情熱を傾けていたが,最近は停滞気味でコードを書くよりも文章を書く機会が多くなっており,文章を書くのも,プログラミングと同じくらい奥深い作業だと感じている。

ブログ:http://yasuos.com/blog/