これでできる! クロスブラウザJavaScript入門

第2回 完全版:ブラウザとデバッグ環境

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Operaのデバッグ環境

Operaはインストール時にインストールするフォルダを分けることで各バージョンを別々にインストールすることができます。旧バージョンのダウンロードは,Opera ブラウザのダウンロードから取得できます。

図6 Operaの新規インストールを選択

図6 Operaの新規インストールを選択

図7 Operaのバージョンごとにフォルダを分け

図7 Operaのバージョンごとにフォルダを分け

図6図7のように新規インストールを選択して,バージョンごとにフォルダを分けるだけです。プロファイルも自動で分けてくれますので,本当にこれだけで複数のバージョンを同時に立ち上げることができます。

もし,1つのOperaを複数のプロファイルで起動したい場合,以下のように起動オプションで設定ファイルを指定して起動することでプロファイルを分けることができます。このiniファイルは実際に存在している必要はありませんが,パスは絶対パスで指定する必要があります。

Operaのプロファイル指定

"…\app\Opera 10.10\opera.exe"  /Settings "D:\opera\profile\test\opera6.ini"

OperaのDragonfly

OperaにもFirebug,Web Inspectorに似たデバッグツールがあります。Opera Dragonflyと呼ばれるツールで,Opera 9.5以降のバージョンに標準で搭載されています。モバイル版のデバッグにも対応しているというOperaらしい特徴があります。なお,DragonflyはOperaでは珍しくオープンソースであり,bitbucket.orgで公開されています。

ドキュメントはOpera Dragonfly ドキュメントから参照できますが,Opera Dragonfly 入門などは情報が古くなっている部分があるのでご注意ください。

Dragonflyは図8のようにメニューから呼び出すか,ページ内で右クリックした時のメニューから「要素を調べる」を選択すると起動します。

図8 Opera Dragonflyの起動

図8 Opera Dragonflyの起動

使い方はFirebugやWeb Inspectorとそれほど変わりません。ただ,起動後にデバッグしたいページが選択されていない場合があるので,図7のように右上のトンボのアイコンからデバッグしたいページを選択してください。

図9 Dragonflyの画面

図9 Dragonflyの画面

著者プロフィール

太田昌吾(おおたしょうご,ハンドルネーム:os0x)

1983年生まれ。JavaScriptをメインに,HTML/CSSにFlashなどのクライアントサイドを得意とするウェブエンジニア。2009年12月より、Google Chrome ExtensionsのAPI Expertとして活動を開始。

URLhttp://d.hatena.ne.jp/os0x/