Eclipseプラグインを作ってみよう!

第12回[最終回] まとめ

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Eclipseプラグイン開発における情報源

最後にEclipseプラグイン開発に役立つサイト・書籍を紹介します。

サイト

EclipseWiki

さまざまなプラグインの特徴やインストール方法が紹介されているサイトです。そのほかにもプラグインの作り方などTipsが掲載されています。

ObserveEclipse

この連載でもとりあえげたSWT/JFaceといったライブラリを使ったGUIプログラミンの情報を中心に扱っているサイトです。特にSWTのレイアウトの説明はかなり詳細に書かれており大変参考になります。

書籍

Eclipseプラグイン開発 徹底攻略(毎日コミュニケーションズ)
竹添直樹,志田隆弘,奥畑裕樹,里見知弘,野沢智也 著
ISBN978-4-8399-2219-1

Eclipseのプラグイン開発におけるほぼすべてを網羅しています。全体を網羅しているためひとつひとつの詳細な解説はありませんが,開発を始める足掛かりとして手元においておきたい書籍です。

Eclipseプラグイン開発 デザインパターン×テスト駆動開発(SOFTBANK パブリッシング)
Erich Gamma, Kent Beck 著
ISBN978-4-7973-2489-1

Eclipseプラグイン開発をテスト駆動開発で行っていきます。執筆自体は2.0ベースで書かれており,それを翻訳時に3.0ベースで書き直されているため,情報としては少し古いのですが,Eclipseとそのプラグインの概念を学びたい方には有効な書籍です。

これらのサイト・書籍は大変役に立ちますが,第1回で解説したヘルプやソースコードといった情報源の補助として活用することをお勧めします。原典あるいはそれに近いところの情報は基本的に質が高く信頼できるものです。また体系的にまとまっている場合が多いので,本質的な理解と応用力を身につける助けになります。こういった観点から,原典を重視しつつ,上記で紹介したサイトや書籍を活用することをお薦めします。

おわりに

12回にわたりEclipse Formsを使ったプラグイン開発をお送りしてきましたが,いかがだったでしょうか。今回の連載では,実装の解説だけにとどまらず,私がその手法に行き着いた過程をお見せしてきました。Eclipseプラグインの開発では解説されていること以外のことをしようとすると,急に難しく感じることがあります。これはEclipseプラグインの開発に関するまとまった情報源があまりないことが原因であると思われます。そこで本連載では,Eclipseプラグイン開発自体のノウハウよりも,⁠解決策の探し方」を重視してお送りしてきました。今回の連載が皆様のEclipseプラグイン開発の一助となれば幸いです。

ここまで読んで頂いた皆様に感謝いたします。ありがとうございました。

著者プロフィール

松藤秀治(まつふじひではる)

Piece Frameworkのプログラマー。担当はEclipseのプラグインとして開発されているPiece Frameworkの統合開発環境Piece_IDE。2007年5月に株式会社アイテマンを設立。