IT戦士 amachangの 突撃!!Imagine Cup 2008

#8 新生ECOGRIDで世界に挑戦する4人

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世界レベルのプレゼンテーション

また,プレゼンテーションもこの世界大会で進化を遂げました。必要のない説明を一切省いたことで重要なところがクローズアップされ,さらに図表や背景イメージのセンスも洗練されて,日本大会のプレゼンを圧倒的に超えてきました!これらのプレゼンは,日本大会後に参加した前山君が担当しました。プレゼンの内容もかなり良くなっていたのですが,前山君の発表がさらに良かったと思います。

前山君は英語もネイティブスピーカー並みにこなします。途中,デモで機器のトラブルがありましたがそれをウマく笑いに変え,すぐにビデオに切り替えるなど,臨機応変な対応も完璧でした。そして,前山君のプレゼンには強弱があり,非常に人を惹き付けるなあと思いました。

前山君の臨機応変な対応でトラブルを切り抜けた

前山君の臨機応変な対応でトラブルを切り抜けた

プレゼン後の4人

発表後,待ち構えていた日本の記者に,プレゼン中のトラブルについて聞かれると「その点に関しては少し悔いが残りますが,次は必ず成功させます」と,前向きに答えてくれました。

きっと,一番悔しい思いをしているのは,彼らのはずです。でも,起こってしまったトラブルに対して言い訳するわけではなく,改善すべき点を素直にうけとめ,次をしっかりと見つめています。これは,優秀な人でも,なかなかできることではないと思います。

彼らは本当に凄い。そして,素直でカッコいいなと思いました。

そして,結果発表

プレゼンの直後に,セミファイナルへ進出するチームの発表がホテルの広間で行われました。各国の代表が集まり,国旗がひしめき,不安,期待が入り交じった独特の雰囲気に包まれた会場。日本代表も祈るように結果を待ちます。そんな中,進出チームが書かれた紙を手にJoe Wilson氏が登場。

セミファイナル進出者を発表するJoe Wilson氏

セミファイナル進出者を発表するJoe Wilson氏

1チーム1チーム発表されていく中,呼ばれたチームからは歓声が沸き,まわりからは大きな拍手が贈られました。

そして,残念ながらチームNISLabの名前は呼ばれることはありませんでした。

歓声に沸くチームと悔しさを滲ませるチーム。勝負というのは本当に厳しいものです。ただ,彼らはまだ若く,可能性に満ちています。また来年このステージを目指すこともできます。ここでの悔しさが後の人生の大きな糧になるのではないでしょうか。

Imagine Cup 2008は,これからファイナルへ向かいます。彼らのImagine Cupでの挑戦はここで一区切りを迎えますが,会期中彼らが得られるものはまだまだ多いはずです。そして,この大会を通じて始まった彼らの「本気」の挑戦は,今まさにスタートを迎えたばかりなのです。

ありがとうNISLab!

ありがとうNISLab!

著者プロフィール

天野仁史(あまのひとし)

サイボウズ・ラボ(株)に勤めるプログラマ。出身は金沢市。21才でプログラミングに出会いIT戦士になることを決意。それからというもの,寝ても醒めてもプログラムを書きつづけ今に至る。

URLhttp://d.hatena.ne.jp/amachang/