使ってみよう! Live Framework

第3回 はじめようLive Framework CTP

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SDKとTools

今回は開発しませんが,提供されているSDKとVisual Studio用のToolsを先に紹介しておきます。

Live Framework SDK

Live FrameworkはOSやプログラミング言語に依存はしていませんが,より簡単にLive Servicesへアクセスするために以下の3種類のライブラリが現在提供されています。

.NET Kit

.NET Frameworkを使用したプログラミングのためのライブラリ

Silverlight Kit

Silverlightを使用したマネージドコード
プログラミングのためのライブラリ

JavaScript Kit

JavaScriptを使用したプログラミングのためのライブラリ

SDKにはLive Framework Resource Browser図11というアプリケーションも含まれています。Live Operating Environment(LOE)と対話するときにはHTTPおよびXMLまたはJSONを利用していました。Live Framework Resource Browserを使用すると,Live Mesh上のリソースへアクセスしLOEからの内容をAtom,JSON,RSSといった形式で直接確認することができます。デバッグやLive Frameworkの理解の手助けとなるでしょう。

図11 Live Framework Resource Browser

図11 Live Framework Resource Browser

このほか,SDKにはドキュメント類および各種サンプルコードが含まれています。

SDKのダウンロードは,https://developer.mesh-ctp.com/Developers/Developers.aspx「Downloads」から可能です図12⁠。ダウンロードはCTP利用の登録作業が完了している必要があります。

図12 Live Framework SDKのダウンロード

図12 Live Framework SDKのダウンロード

ダウンロードしたzipファイルの中身(Live Framework SDKフォルダ)は,⁠%ProgramFiles%\Microsoft SDKs\」へ移動させておきましょう。

Live Framework Tools for Microsoft Visual Studio

少しだけ紹介したMesh-enabled Web Applicationを作成するため,Visual Studio用にLive Framework Toolsが提供されています。当然ながらVisual Studio(Visual Web Developer 2008 Express Editionも可)が必要となりますが,Mesh-enabled Web Application作成に非常に強力なツールです。インストールするとプロジェクト作成にMesh-enabled Web Applicationが追加されます図13⁠。

図13 Mesh-enabled Web Applicationプロジェクト

図13 Mesh-enabled Web Applicationプロジェクト

DHTMLによるMesh-enable Web ApplicationとVB.NETおよびC#を使用したSilverlightのMesh-enable Web Applicationプロジェクトの作成のほか,アプリケーションをビルドしてパッケージ化し,Live Mesh上への配置もサポートしています。

ダウンロードは,先ほどのSDKのダウンロードページまたは,Microsoft Connect内のページから可能です。


今回はここまでです。次回からLive Frameworkを利用した開発をしていく予定です。

著者プロフィール

松江祐輔(まつえゆうすけ)

日本システムウエア株式会社 勤務。現在,ハードウェア設計・検証業務を担当。大学生・大学院生時代はベンチャー企業 有限会社ミレニアムシステムズにプログラマーとして従事。趣味はプログラミング。好きな言語はVisual Basic。Microsoft MVP for Windows Live Platform(Jul 2010 - Jun 2011),Windows Live(Jul 2011 - Jun 2013)。

URL:http://katamari.jp