目指せ100万円!「第1回察知人間コンテスト」優勝への道~ARアプリ開発キット「SATCH SDK」入門~

第5回 SATCH SDK実践編(2):ARアプリを作成する

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シナリオをエクスポートする

シナリオが完成したら,Eclipse上でARアプリを作成するためのデータをエクスポートします。あらかじめデスクトップなどにエクスポート用のフォルダを作成しておきましょう。エクスポートを行うには,まず「Add Platform」をクリックして,出力するプラットフォームを選択します。続いて,Solution explorer内の,赤いアイコンが表示されているフォルダとファイルを選択し,右クリックメニューから「Include in export list」をクリックしていきます。赤いアイコンがすべて消えたら,エクスポートの準備は完了です。

「Project」メニューから「Export」をクリックし,Androidの場合は「target:mobile,Platform:Android」と設定し,iOSの場合は「target:mobile,Platform:iPhoneOS」と設定します。また,アプリケーションIDはチュートリアルでは「com.kddi.satch.tutorial」とします。⁠...」をクリックして,出力先のフォルダにあらかじめ作成したエクスポート用のフォルダを指定します。⁠Export」ボタンをクリックすれば,エクスポートが始まります。

赤いアイコンが表示されているファイルやフォルダを右クリックし,⁠Include in export list」を適用する

赤いアイコンが表示されているファイルやフォルダを右クリックし,「Include in export list」を適用する

アプリ登録を行う

Eclipseでのアプリ開発の前に,SATCH Developersにアプリケーション登録を行います。マイページの「コンテンツ管理」「追加」をクリックすると,コンテンツの登録・編集画面が表示されます。ここに必要な情報を入力し,⁠登録」をクリックします。なお,署名ファイルにはSATCH Studioでエクスポートしたファイルに含まれるdfkファイルを設定します。登録を実行すると,署名ファイルをダウンロードできるので,dfkファイルを上書きします。

SATCH Developersのマイページから,アプリケーション登録を行う

SATCH Developersのマイページから,アプリケーション登録を行う

EclipseでARアプリを開発する

アプリケーション登録が完了したら,アプリケーション開発に移ります。ここではAndroidアプリの作成例を紹介します。まずはJDKとEclipseをダウンロードし,セットアップを行います。この際,Eclipseから「Android SDK」も合わせてダウンロードします。

これらのセットアップ方法は開発ガイドに掲載されています。
http://satch.jp/jp/guide/dev_flow_2_android_1.html

ダウンロードとインストールが完了したら,Eclipseの「ウィンドウ」メニューから「設定」をクリックして開き,⁠Java⁠⁠→⁠コンパイラー」を開いて「コンパイラー準拠レベル」「1.6」以上に設定しておきます。続いて新規Androidプロジェクトを作成し,プロジェクト名を「Tutorial⁠⁠,ビルドターゲットを「Android 2.2」以上,パッケージ名を「com.kddi.satch.tutorial」に設定します。

作成したAndroidプロジェクトの「assets」フォルダにSATCH Studioでエクスポートしたプロジェクトを追加し,さらに「libs」フォルダを作成して「satch.jar」を追加します。また,libsフォルダ内に「armeabi」フォルダを作成し,⁠libsatchAnrdoid.so」「libtiAndroidAR2.so」を追加します。続いてビルド・パスを構成します。

プロジェクトに各フォルダを作成し,エクスポートしたファイルなどを移動。ビルド・パスを構成する

プロジェクトに各フォルダを作成し,エクスポートしたファイルなどを移動。ビルド・パスを構成する

パッケージ・エクスプローラーから「AndroidManifest.xml」に各種設定を記述し,さらに「SCENARIO_NAME」を設定します。続いてパッケージ・エクスプローラーで新しいパッケージ「com.kddi.satch.tutorialactivity」を作成し,新しいjavaファイル「TutorialActivity_simple.java」を作成します。

これらの記述内容はSATCH Developersの開発ガイドに掲載されています。
http://satch.jp/jp/guide/dev_flow_2_android_2.html

設定が完了したらビルドし,アプリケーションを実際に動かしてみます。カメラでトラッキング画像を写し,3Dオブジェクトのアニメーションが表示されれば成功です。次回からは応用編として,サンプルを使用したARアプリ開発を行います。

月面の画像をカメラで写して,ロボットのアニメーションが表示されれば成功

月面の画像をカメラで写して,ロボットのアニメーションが表示されれば成功

SATCH SDK利用規約改訂に関して

2012年3月1日よりSATCH SDKの利用規約が改訂されました。

従来の利用規約では,SATCH SDKで開発するアプリケーションを公開する場合は,KDDIの提供するau one Marketから配信することが必須とされていましたが,改訂後はAndroidマーケット,App Store,au Marketのいずれかで配信することと,アプリの詳細情報を本サイトに登録し,3/1にリリースしたSATCH Viewerポータルに掲載していただくことが必須条件となります。その他,詳細につきましては,SATCH Developersにてご確認ください。

第1回 察知人間コンテスト応募条件変更のお知らせ

応募作品のうち最終選考通過後のアイデアについては,KDDI株式会社に帰属します。

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第1回察知人間コンテスト開催中!

応募期間は2012年2月7日~2012年3月31日まで。

第1回察知人間コンテスト
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