テストエンジニアのコミュニティ活動のススメ

第5回 コミュニティ活動における人間力

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活動する時間を作り出す工夫

ここで多少話題が変わるかもしれませんが,時間についての話をしたいと思います。何故ならば,コミュニティ活動での人間力を発揮するためには,活動する時間が必要だから。それでもさまざまな理由でコミュニティに関わる時間が作れないことは誰にでもあります。ただ,そのままでは活動が止まってしまうので,時間を作る工夫が必要になります。また,忙しいメンバーにもうまく参加してもらえるための配慮も必要です。

それではここで,部会のメンバーの工夫を見てみましょう。

吉村さんの場合
たとえば,通勤時間の有効活用があります。まぁ,いつもノートパソコンなどのガジェットを持ち歩いているからですが,電車で座れたらカチャカチャとやっています。カバンが重くなるのが欠点ではありますが,とても集中できます。
東さんの場合
人によりけりかもしれませんが,気になることをタイミングで切り替えて,並行ぽくやっていく方法もあります。飽きたらサーバいじって……また仕様書に戻ってなどといったように,切り替えていきます。これによって,それぞれの作業に飽きて効率が落ち,無駄な時間を過ごすといったことを防ぐことができます。
坂さんの場合
帰宅後に活動するとだらだら夜更かししてしまい,次の日寝不足になりがちです。そこで,先に寝て睡眠時間を確保してから早起きして作業をする日を設けます。すでに休んでいるので作業効率も良くなりますし,朝の出勤までの時間が決まっているため手際よくやろうという意識が持てます。

また,この辺りの話題に関しては,Life Hacksとして『Life Hacks PRESS』などの専門誌も登場していますので,ご参考にしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

もちろん会社組織で仕事をする際にも,人間力の大切さが叫ばれています。しかしコミュニティ活動は,やりがいなど,お金に代えられないものに支えられています。これを大事に守りながら,コミュニティ活動を進めていく必要があると思います。そのためには,参加者全員で「優しさ3割増し」に象徴される人間力を高め合いながら,楽しく活動していくことが重要になってくるでしょう。

第5回の内容は以上となります。ツールやチームなど環境が整った上で,さらに活動を持続するためには,人間力が必要となります。それでは,どのようにしていけば良いかということを私たちなりに考えてみました。次回は今までのまとめとして「自分にあったコミュニティとは」ということについて考えていく予定です。

※注)
「優しさ3割増し」という言葉は『ソフトウェア・テストPRESS Vol.4』に掲載されています。引用を快諾していただいた電気通信大学西講師に感謝いたします。

著者プロフィール

TestLink日本語化部会

ソフトウェアテスト技術者交流会の有志による,テスト管理システムTestLinkを日本語化するプロジェクト。発足以来活発な活動を続けている。