きちんと学びたいテストエンジニアのためのTestLink入門

第8回 テスト結果の集計とレポートの作成

この記事を読むのに必要な時間:およそ 2 分

レポートの作成

TestLinkでは以下の項目がレポートとして出力できます。

  • テスト仕様:MS Word形式で出力
  • テスト結果:Excel形式で出力

テスト結果に関しては,前述のテスト結果表示画面で「MS Excel形式」を指定することでレポートを作成することができます。ここでは,テスト仕様に関するレポートの作成方法についてみていきましょう。

テスト仕様のレポート

テスト仕様に関するレポートは以下の2種類が作成できます。

  • テスト仕様全体に関するレポート
  • テスト計画に関するレポート

テスト仕様全体に関するレポートは,テスト仕様に関するテストスイート,およびテストケースの情報をレポートに記載します。TestLinkホーム画面から[テストケースの印刷]のリンクをたどり,左側表示されたツリーからテストプロジェクト名をクリックすることでレポートを作成することができます。この時,テストスイート名をクリックすることで,そのテストスイートに含まれる情報のみを出力することも可能です。

ここで,以下の印刷オプションにより表示される内容を選択することができます。

  • 表題
  • 本文
  • テストケースの要約
  • 目次
  • テストケース作者
  • 成功/失敗と備考 ※
※)
「成功/失敗と備考」は空欄が表示され,登録した実行結果は表示されません。これは,テストケースを印刷して,テスト実行時に印刷物に結果を書き込むための機能です。結果を印刷するためには,前述の結果表示画面でMS Excel形式を指定します。

これに対してテスト計画に関するレポートは,テスト計画に割り当てられたテストケースとそれを含んでいるテストスイートの情報をレポートに記載します。こちらの方は,TestLinkのホーム画面から[テスト計画の印刷]をたどります。あとは,テスト仕様全体のレポートを作成する時と同様に,テスト計画名もしくはテストスイート名をクリックすることでレポートを作成することができます。印刷オプションも同様です。


実際には,これらテスト仕様のレポートと前述のテスト結果のレポートを組み合わせて,最終的な報告書を作成することになるでしょう。

まとめ

今回は,テスト結果の集計およびレポートの作成についてご説明しました。

この連載は,今回が最終回となります。ここまでお付き合いいただきまして,本当にありがとうございます。TestLinkは次期バージョンの1.8のリリースが控えているなど,これからも活動が続いていきます。ぜひこれからも,TestLink日本語化プロジェクトのWebページや,日本語ユーザメーリングリストに訪れてみてください。

一緒にTestLinkを盛り上げていきましょう! これからもよろしくお願いします。

著者プロフィール

TestLink日本語化部会

ソフトウェアテスト技術者交流会の有志による,テスト管理システムTestLinkを日本語化するプロジェクト。発足以来活発な活動を続けている。