テストリーダへの足がかり,最初の一歩

第1回 テスト計画(前編)

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3日後

時間はあっという間にたって3日後になりました。自分なりに必死に作った計画書を大塚先輩に見てもらう日です。

中山君:
「大塚先輩できました。」

と言って,中山君は大塚先輩にテスト計画書を見せました。すると大塚先輩は,一目見るなり大きなため息をつきました。

大塚先輩:
これじゃ全然ダメだ。

中山君が大塚先輩に見せた計画書は図1のようになっています。

図1 中山君が書いたテスト計画書

表紙

図1 中山君が書いたテスト計画書

図2

図3

プロジェクト概要

図4

体制図

図5

スケジュール表

図6

さて,皆さん。

この計画書,いったいどんな問題点があるでしょうか?
また,中山君にどんな指導をしたらよいでしょうか?

皆さんも大塚先輩の立場になって考えてみてください。

[後編(第2回)に続く…]

(イラスト:ひのみえ)

著者プロフィール

鈴木三紀夫(すずき みきお)

1992年,(株)東洋情報システム(現TIS(株))に入社。複数のエンタープライズ系システムの開発に携わり,現在は社内のソフトウェアテストに関するコンサルタントとして活動中。ASTER理事,JaSST実行委員,JSTQB技術委員,SQiPステアリング委員 他。

著書


池田暁(いけだ あきら)

2002年日立通信システム(現日立情報通信エンジニアリング)に入社。設計,ソフトウェア品質保証業務を経て,現在は開発に関する設計/テストツールの導入や,プロセス改善に関する業務に従事。ASTER理事,JaSST実行委員,品質管理学会・ACM正会員。

著書