VPSでRuby開発をしよう

第5回 MySQLを使った簡単Webアプリ構築(完結編)

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画面周りを日本語化する

このままでも日本語の入力はできるのですが,やはり画面は可能な限り日本語化しましょう。表示を日本語化するには,以下のファイルを編集します。

  • app/views/schedulers/edit.html.erb
  • app/views/schedulers/index.html.erb
  • app/views/schedulers/new.html.erb
  • app/views/schedulers/show.html.erb
  • config/environment.rb

編集箇所は,リスト1のとおりです。なお,Windowsなどで編集する場合は,文字コードをUnicode(UTF-8)で保存してください。

リスト1 編集個所

app/views/schedulers/edit.html.erb

<h1>スケジュールの編集</h1>

(略)

<%= link_to '一覧', @scheduler %> |
< %= link_to '戻る', schedulers_path %>

app/views/schedulers/index.html.erb

<h1>スケジュールの一覧</h1>

(略)

    <th>件名</th>
    <th>開始日時</th>
    <th>終了日時</th>
    <th>内容</th>

(略)

    <td><%= link_to '一覧', scheduler %></td>
    <td><%= link_to '編集', edit_scheduler_path(scheduler) %></td>
    <td><%= link_to '削除', scheduler, :confirm => 'よろしいですか?', :method => :delete %></td>

(略)

<%= link_to '新しいスケジュールの追加', new_scheduler_path %>

app/views/schedulers/new.html.erb

<h1>新しいスケジュールの追加</h1>

(略)

    <%= f.submit '追加' %>

(略)

<%= link_to '戻る', schedulers_path %>

app/views/schedulers/show.html.erb

(略)

  <b>件名:</b>

(略)

  <b>開始日時:</b>

(略)

  <b>終了日時:</b>

(略)

  <b>内容:</b>

(略)

<%= link_to '編集', edit_scheduler_path(@scheduler) %> |
< %= link_to '戻る', schedulers_path %>

config/environment.rb

(略)  

config.time_zone = 'Tokyo'

(略)

編集を終えたら,先ほどと同様にサーバを起動してブラウザからアクセスしてみましょう。まずは画面を日本語化できました図3~6⁠。

このように入力から登録,表示まで,一通り行えています。

図3

図3

図4

図4

図5

図5

図6

図6

今後の方針

追加修正

この後,英語表示が残っている部分も日本語化したり,タイムゾーンをUTC(協定世界時)ではなく日本時間(JST)にしたり,項目の入力欄をもっと使いやすくしたり…といった改善ポイントがあります。

複数ユーザの利用と管理画面

今回の連載では取り上げられませんでしたが,この他,

  • 複数ユーザでの利用
  • 共通の管理画面
  • ファイルの添付

といった機能があると便利でしょう。その場合,RoRのヘルパーを使うと,効率良く開発できます。

まとめ

以上,5回にわたってVPS上でのRuby開発の基礎をお届けしました。Ruby自体は便利な反面,開発環境を整えたり,準備をするときにコツがいります。その場合,今回紹介した@YMCのサービスなど,ホスティングサービスを利用すると便利です。ぜひ皆さまもご活用ください。

著者プロフィール

山本善之介(やまもとぜんのすけ)

フリーランスライター。富山県出身。プログラマから編集プロダクション勤務を経て,現在はIT系を中心に執筆活動中。趣味はPHPやVisual Basic,MySQLなどによるプログラミング,時刻表や地図を読むこと。池波正太郎と山本夏彦,小林よしのりのファン。