前回に続いてPhoto Gallery Publishing Plug-in Platformについてです。サンプルとしてLiveフォト ギャラリーなどで使える はてなフォトライフへ写真をアップロードするプラグインを作ります。今回は実際にプラグインのコードの記述しアップロードができるところまで作成します。
プラグインの処理
コードを書く前に,
- ※1
12/
16に公開されたLive フォト ギャラリーおよびLive ムービー メーカーでは 「アップロード」 メニューになりました。以前のBetaバージョンでは 「投稿」 メニューでした。
1. 設定ウィンドウの表示
プラグインは最初に設定ウィンドウを表示します。ウィンドウ表示は必須ではありませんが,
この段階でのプラグインが,
- プラグイン固有の設定の参照・
保存 - アップロード対象の動画像情報の参照
- セッションに必要な情報の保存
「セッションに必要な情報の保存」
必要な処理を終えた後,
2. 動画像のアップロード
続いて,
この段階でのプラグインは,
- アップロード対象の動画像情報の参照
- セッションに必要な情報の参照・
編集・ 保存 - 動画像のストリームの参照
- 進行状況の通知
- ユーザーによるアップロードのキャンセル通知の受信
- ウィンドウの表示
上のふたつは設定ウィンドウ表示のときと同じくセッション情報の参照と編集です。
この処理は,
3. 結果ウィンドウの表示
図3のようなアップロードの結果を示すウィンドウが最後に表示されて一連の処理は終了です。
表示されるウィンドウはLiveアプリケーションが用意したものですが,
ここでのやり取りにより可能な処理は以下の通りです。
- アップロード対象の動画像情報の参照
- セッションに必要な情報の参照
- 表示ボタン・
詳細情報リンクの表示とクリック時の処理
表示ボタンと詳細情報リンクは以下の違いがあります。
- 詳細情報リンク
Liveアプリケーションを親ウィンドウとしてプラグインが用意したウィンドウを表示することができます。結果ウィンドウだけでは何枚中何枚がアップロードに成功したことのみしかユーザーはわかりません。これを補うために使用することができます。
- 表示ボタン
表示ボタンをクリックすると結果ウィンドウは閉じられます。アップロード先のサービスのWebページへ移動するために使用することが想定されています。