使ってみよう! Windows Live SDK/API

第50回 SkyDrive API 概要(3)──メディアファイルのアクセス

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音楽情報の取得

音楽ファイルは,通常のファイルと扱いが同じです。Scope「wl.photos」で参照できず,⁠wl.skydrive」の許可が必要となります。音楽を表すAudioオブジェクトの内容は次の通りです。Fileオブジェクトと同じ構造になっています。

プロパティ 説明
data array Audioオブジェクトを含む配列(複数のアイテムを含む結果の場合)
id string AudioオブジェクトのID
from object 作成者の情報
name(fromオブジェクト) string 作成者の名前
id(fromオブジェクト) string 作成者のユーザーID
link string SkyDrive上での音楽のURL
name string 音楽のファイル名(編集可能)
description string 説明(編集可能)
parent_id string このビデオ上位階層のリソースID(親フォルダーのID)
size number 音楽のサイズ(バイト単位)
comments_count number 音楽に付けられたコメント数
comments_enabled true/false 音楽にコメント可能かどうか
is_embeddable true/false 埋め込み用のHTMLコードを取得可能かどうか
source string 音楽のダウンロード用のURL(一時的なURLで使う場合は取得後すぐに参照します)
upload_location string アプリからファイルをダウンロードするためのURL
type string オブジェクトの種類
音楽の場合は,audio
created_time string 音楽の作成日時(ISO 8601形式)
updated_time string 音楽の最終更新日時(ISO 8601形式)
shared_with object 音楽の共有情報
access(shared_withオブジェクト) string 音楽の共有情報
次の値のいずれか
  • People I selected
  • Just me
  • Everyone (public)
  • Friends
  • My friends and their friends
  • People with a link

アップロードなどの操作も通常のファイルと同じです。ただし,APIでは,音楽のアップロードはWaveファイルに限られています。

おわりに

今回はここまでです。いかがでしたでしょうか。メディアファイルの中でも写真については,Windows Live APIで古くから共有する仕組みが提供されてきました。サードパーティのアプリによる写真の共有は,マイクロソフトが想定・希望している使い方かもしれませんね。Live ConnectによるSkyDriveアクセスで,写真のアップロードもAPIで可能になり,より多彩なアプリの開発ができるようになっています。ぜひAPIを活用してみてください。次回は,まだ紹介できていないファイル操作について紹介する予定です。

著者プロフィール

松江祐輔(まつえゆうすけ)

日本システムウエア株式会社 勤務。現在,ハードウェア設計・検証業務を担当。大学生・大学院生時代はベンチャー企業 有限会社ミレニアムシステムズにプログラマーとして従事。趣味はプログラミング。好きな言語はVisual Basic。Microsoft MVP for Windows Live Platform(Jul 2010 - Jun 2011),Windows Live(Jul 2011 - Jun 2013)。

URL:http://katamari.jp