書籍概要

Jenkinsではじめるビルド職人入門

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概要

  • 「ビルドもテストもほとんど手作業でやってるから,よくミスがあるんだよね……」
  • 「デグレードしまくりで今回も無意味にデスマだ……」

そんな問題を解決する手助けをしてくれるのがJenkins。ビルド,テスト,さらにはデプロイまでを自動化してくれるJenkinsは,開発プロジェクトにおける頼もしいパートナーです。

ただ,頼んだことは文句ひとつ言わずこなしてくれるものの,きちんと仕事を頼まなければJenkinsさんは何もしてくれません。Jenkinsさんと仲良くするには,ちょっとしたコツが必要です。

本書では,インストールなどの環境構築はもちろん,単体テストの自動化,インスペクションの自動化,カバレッジの自動化までをサンプルファイルで手を動かしながら体感して理解。現場で試行錯誤を繰り返してきた著者ならでは

  • 「『使い勝手の良いプロジェクト構造』の3つの条件」
  • 「Antの暗黒面」

などの知見とともに,プロジェクトを自動化するための実践ノウハウがわかります。

Mac OS XでJenkinsを利用するときの注意点もフォローしているほか,Jenkinsのコマンドライン・パラメータ,コマンドライン・インターフェイス(CLI),ビルドで使用できる環境変数などを記した付録も充実。

「継続的インテグレーションやJenkinsに興味はあるけれど,実のところ何をするのかよくわからない」という方にきっと役立つ,日本初の電子書籍におけるJenkins解説書です。

2011年12月5日:誤字脱字を修正しました。

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目次

  • はじめに
  • 本書について

Chapter 1 最初の一歩

  • 1.1 ビルドツールとは
  • 1.2 1分でわかった気になるAntの特徴
  • 1.3 Jenkinsの3つの特徴
  • 1.4 Jenkinsとビルド職人
  • 1.5 Jenkinsと仲良くなるために

Chapter 2 プロジェクトをはじめるための環境設定作り

  • 2.1 本書での想定環境
  • 2.2 JDK,Ant,Subversionの導入確認
  • 2.3 Subversionのリポジトリを作成する
  • 2.4 リポジトリにプロジェクトを作成する
  • 2.5 リポジトリからプロジェクトをチェックアウトする
  • 2.6 Jenkinsのインストールと実行

Chapter 3 プロジェクトを自動化する前に(Antについて)

  • 3.1 ビルドツールが不可欠な理由とAntを使う意味
  • 3.2 Antのビルドスクリプト
  • 3.3 ターゲット同士の連携
  • 3.4 タ本書におけるビルドスクリプトの図解について

Chapter 4 プロジェクトを自動化する

  • 4.1 サンプルプロジェクトのダウンロードと展開
  • 4.2 「使い勝手の良いプロジェクト構造」の3つの条件
  • 4.3 サンプルプロジェクトの構造
  • 4.4 ビルドスクリプトの共通部分を宣言部として抜き出しておく
  • 4.5 ビルドターゲットの全体像を把握する
  • 4.6 ビルドスクリプトの動作確認
  • 4.7 プロジェクトをSubversionに登録する
  • 4.8 プいよいよJenkinsでプロジェクトをビルドしてみる
  • 4.9 Jenkinsの中で何が起きているのか
  • 4.10 おまけ:ビルドナンバーを成果物に組み込んでみる

Chapter 5 プロジェクトにJUnitの自動テストを加えてみる

  • 5.1 サンプルプロジェクトの準備
  • 5.2 プロジェクトにJUnitを加える
  • 5.3 JenkinsからJUnitの自動テストを実行する
  • 5.4 「説明を記入」にビルドが失敗した理由を残す

Chapter 6 CheckstyleとFindBugsを使ってプロジェクトのインスペクションを行ってみる

  • 6.1 Jenkinsへプラグインを導入する
  • 6.2 サンプルプロジェクトの準備
  • 6.3 Jプロジェクトにインスペクションを加える
  • 6.4 Jenkinsからインスペクションを実行する
  • 6.5 Jenkinsのジョブをわける(ビューを使う)

Chapter 7 Coberturaを使って自動テスト対象のカバレッジを測定してみる

  • 7.1 Jenkinsへプラグインを導入する
  • 7.2 サンプルプロジェクトの準備
  • 7.3 プロジェクトにカバレッジの測定を加える
  • 7.4 ビルドスクリプトの変更点
  • 7.5 カバレッジの測定
  • 7.6 Jenkinsからカバレッジレポートの作成を行う

付録

  • A.1 Antの組み込みプロパティ
  • A.2 Jenkinsのコマンドライン・パラメータ
  • A.3 Jenkinsのコマンドライン・インターフェイス(CLI)
  • A.4 JENKINS_HOMEのディレクトリ構造
  • A.5 Jenkinsのビルドで使用できる環境変数
  • A.6 主だったIDEでのサンプルプロジェクトの登録方法
  • A.7 Jenkinsに関する情報源
  • おわりに

サポート

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