目次
第1章 僕の起動はウェブ2.0からだった
- ウェブ業界も製造業と同じ道をたどってきた
- 知らず知らずのうちにプラットフォーマーの傘の中に
- フロンティア精神から,ガチッとした構造の時代へ
- 多くの屍の中で成功するデザインパターンが生まれた
- ウェブ2.0は瞬間風速のバズワードではない!
- 新たなサービスは「組み合わせ」と「仕組み」から生まれる
- トップをめぐる争いは新たな舞台の上でずっと続く
第2章 ツイッターがメジャーになった理由の僕なりの分析
- シンプルなようで意外と複雑なツイッター
- リアルタイムのように見えて実は"非同期同期"
- おっさんのモバゲーになったのは大人にとって心地よかったから
- 有名人や芸能人とも相性がよかった
- ボケとツッコミの関係から,徐々に緊張が高まるように
- 半年で飽きると思われていたツイッター
- 再発見されたツイッターの強み,抱えている弱み
- 「非公式リツイート」のドタバタで僕が考えたこと
- 大震災でツイッターが果たしたプラスとマイナスの役割
- 小さく小さく分断された世界の集合体
- 企業アカウントが「擬人化」されてファンを集めることも
- ツイッターとマーケティングのハッピーなかたちを探して
- ラベルに過ぎないハッシュタグにも人の感情がこもっている
第3章 主戦場のモバイルで,今思うこと
- モバイルは「普通のユーザー」にとってのインターネットへの入口
- 大きく成功したのは"一般人"向けのケータイインターネット
- ガラケービジネスはスマートフォンビジネスに置き換わる
- 猫も杓子もスマートフォンでは,携帯デバイスの本質を見失いませんか?
- 今の楽しさが求められるから,携帯と相性がよかった
- イベントから吐き出されるものをシェアする役目
- つながりにくさの中で生まれた発想
- スマートフォンの甘く危険なニオイ
- スマートフォンをめぐる争い 現場の見方は?
- ブツ切れだったネット同士が融合していくと
第4章 モバツイの開発を通して僕が実感したソーシャル
- やらない理由はいくらでもある中で,「やってみよう」と思えた
- 本当にうれしかった"ソーシャルデバッグ"の経験
- 爆発的にユーザー数が増える一方で寂しさもあった
- 成長したサービスには二通りのユーザーがいる
- 一定のサイズになればユーザーからの反発は必ず起きる
- 「やるなら早いうちに」は本当のこと
第5章 一人で始めたサービスがここまで大きく育った理由
- 毎日使ってくれる10人をスタートの拠点に
- レッドオーシャンに参入してはいけない?
- お互い顔が見えている時期にやるべきこと
- どんなウェブサービスにも当てはまる「笑顔と感動」
- いつも頭に入れている仕様変更のときの心構え
- 手応えがほしい その気持ちから寄付を募る
- 僕がアマゾンEC2を選んだ理由
- 二つの賞の受賞は続けてきたことへのご褒美
- なぜ150万人のサービスに育ったのか,理由は三つしかない
第6章 どうする!? プラットフォームとの距離感
- プラットフォームに乗ること,プラットフォームを作ること
- 集客動線に紐づくゆるい関係のプラットフォーム
- 携帯電話,スマートフォンの独自の利用シーンから成るプラットフォーム
- SNSによる人間関係をベースにしたプラットフォーム
- プラットフォームとしてはパワー不足が否めない
- イノベーションを狙うニューカマー
- どの針路をとるにしても最後はあなた次第