書籍概要

Vimテクニックバイブル
−作業効率をカイゼンする150の技

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概要

Vimは開発者やサーバ管理者だけでなく,幅広いユーザをカバーする強力なテキストエディタです。本書は「もう少し文字入力を楽にしたい」「バッファ操作をもっと強化したい」といった誰しもが抱く要望を,ちょっとしたテクニックやプラグインの導入で改善する「作業効率に特化した逆引きリファレンス」です。日本で名立たる有数のVimハッカーがあらゆる角度から150のTipsを紹介します。さらに最終章では,「anything.el」のVim版である「unite.vim」を作者自ら詳しく解説しています。

こんな方におすすめ

  • Vimを使いこなしたい人

目次

Chapter01 環境設定を改善する

  • 1-1 プロジェクトごとにファイルを管理する
  • 1-2 project.vimを使いやすくする
  • 1-3 ディレクトリごとに設定ファイルを用意する
  • 1-4 vimrcで外部の設定ファイルを取り込む
  • 1-5 選択した範囲に記述されたVimスクリプトのコードを実行する
  • 1-6 ファイルごとにVimエディタのオプションを設定する
  • 1-7 日本語ヘルプを導入する
  • 1-8 ヘルプをgrep検索する
  • 1-9 日本語入力を簡単に行う
  • 1-10 ノーマルモードと挿入モードをステータスラインの色で区別する
  • 1-11 不可視文字を表示する
  • 1-12 GUI版のVim用のカラースキームをCUI版のVimでも使用する
  • 1-13 autocmdを使用して自動的に処理を実行する
  • 1-14 Vimプラグインを管理する

Chapter02 ファイル操作を改善する

  • 2-1 バッファへ簡単に移動する
  • 2-2 vimfilerを用いてファイル操作を行う
  • 2-3 一般ユーザで開いたファイルを管理者権限で保存する
  • 2-4 遠隔地のファイルを編集する
  • 2-5 バイナリファイルを編集する
  • 2-6 ファイル名を一括で変換する
  • 2-7 ファイルの文字コードを変換する
  • 2-8 ファイルフォーマットを変換する
  • 2-9 最後の編集位置にカーソルを自動的に移動させる
  • 2-10 カレントディレクトリを編集中のファイルと同じディレクトリに変更する
  • 2-11 カレントファイルのファイルパスを一部だけ変更したファイルを開く
  • 2-12 クラッシュ前の状態までリカバリする
  • 2-13 クラッシュした無名のバッファをリカバリする
  • 2-14 スワップファイルが見つかった時に自動的に読み取り専用でファイルを開く
  • 2-15 余計なVimエディタが起動しないようにする
  • 2-16 ツリー形式でファイルの編集履歴を表示する

Chapter03 比較・検索方法を改善する

  • 3-1 grep検索を使いこなす
  • 3-2 複数の検索パターンに同時にマッチする行を検索する
  • 3-3 ビジュアルモードで選択されたテキストのみを対象に置換処理を実行する
  • 3-4 正規表現のキーワードを無効にした検索を行う
  • 3-5 検索パターンにマッチしないワードを検索する
  • 3-6 grepにプレビュー表示と絞り込み検索を追加する
  • 3-7 ローマ字入力のまま日本語をインクリメンタル検索する
  • 3-8 フォールディングを使用してファイルを見やすくする
  • 3-9 ディレクトリをブックマークして後で戻ってこれるようにする
  • 3-10 Netrwのマーク機能を利用して複数ファイルを一括で編集する
  • 3-11 ファイル中の選択した部分のテキストだけを比較する
  • 3-12 ディレクトリ内のファイルを再帰的に比較する
  • 3-13 細かい単位で移動履歴を辿る
  • 3-14 visualstar.vimでビジュアルモードで選択したテキストで検索する
  • 3-15 ペーストしたテキストをビジュアルモードで選択する
  • 3-16 マークをエディタ上で表示してジャンプする先を見やすくする

Chapter04 作業効率を改善する

  • 4-1 スクラッチバッファ・一時ファイルを使用する
  • 4-2 ヤンク・レジスタ・コマンド履歴・検索履歴を共有する
  • 4-3 他のアプリケーションとテキストデータをやりとりする
  • 4-4 複数のテキストデータをコピーして一度に持ち運ぶ
  • 4-5 ヤンクしたテキストを別のVimエディタでペーストする
  • 4-6 ヤンクした文字列とカーソル位置の単語を置換する
  • 4-7 履歴を利用して過去に実行したコマンドを再実行する
  • 4-8 コマンドラインでもword単位でカーソルを移動する
  • 4-9 目的の単語へ素早くカーソルを移動する
  • 4-10 %コマンドによるジャンプ機能を拡張する
  • 4-11 フォントサイズを変更する
  • 4-12 スクリーンのサイズを切り替える
  • 4-13 独自のシンタックスハイライトを作成する
  • 4-14 インデント量の違いをハイライト表示する
  • 4-15 名前付きレジスタを編集に活用する
  • 4-16 検索結果ハイライトをESCキーの連打でリセットする
  • 4-17 speeddating.vimで日付をインクリメント操作する
  • 4-18 VimCalcを使用してVimエディタ上で計算処理を行う

Chapter05 編集方法を改善する

  • 5-1 インデントを崩さないようにペーストする
  • 5-2 複数行の行頭に同じ文字列を挿入する
  • 5-3 Vimエディタで線を引く
  • 5-4 Vimエディタで図を描画する
  • 5-5 0から始まる数値を10進数でインクリメントする
  • 5-6 全角文字を半角文字に変換する
  • 5-7 変数名を命名規則に従って変換する
  • 5-8 VimエディタでURLエンコードをかける
  • 5-9 文章を右揃え・中央揃えに整形する
  • 5-10 選択した範囲のインデントサイズを連続して変更する
  • 5-11 Alignでテキストファイルを整形する
  • 5-12 パターンマッチした行にだけAlignの整形処理を実行する
  • 5-13 テキストオブジェクトを使用する
  • 5-14 テキストオブジェクトを括弧やダブルクォートで囲む
  • 5-15 テキストオブジェクト機能を拡張する
  • 5-16 surround.vimの機能を繰り返し使用する

Chapter06 開発効率を改善する

  • 6-1 タグファイルを使用する
  • 6-2 タグファイルを用いてブラウジングする
  • 6-3 ソースコードをコメントアウトする
  • 6-4 manを参照する
  • 6-5 APIドキュメントを参照する
  • 6-6 QuickFixを使いこなす
  • 6-7 コンパイラープラグインを使用する
  • 6-8 errormarker.vimでエラー行を目立たせる
  • 6-9 使い捨てのシェルスクリプトを無名バッファ上で組み立てる
  • 6-10 quickrun.vimでプログラムを実行して結果を確認する
  • 6-11 vimshellを用いてVimからシェルのコマンドを実行する
  • 6-12 vimshellを用いてインタプリタと通信する
  • 6-13 Conqueを用いてVimを疑似端末とする

Chapter07 記録の取り方を改善する

  • 7-1 gistでテキストを共有する
  • 7-2 カレンダー機能を使用する
  • 7-3 テキストファイルをHTML化する
  • 7-4 文字数を数える
  • 7-5 日本語文書をフォーマット整形する
  • 7-6 autodate.vimでタイムスタンプを自動的に更新する
  • 7-7 Webサービスを使用する
  • 7-8 QFixHowmを導入する
  • 7-9 QFixHowmでメモ作成・一覧表示・削除を行う
  • 7-10 QFixHowmで「日記」や「特定ファイルと対になるメモ」を書く
  • 7-11 QFixHowmでメモの全文検索と絞り込みを行う
  • 7-12 QFixHowmで予定・TODOを管理する
  • 7-13 QFixHowmでアウトライン機能を使用する
  • 7-14 QFixHowmで記録したメモをHTML出力する
  • 7-15 QFixHowmのメモにMarkdown形式を利用する

Chapter08 置換処理を改善する

  • 8-1 複数ファイルを一括で加工する
  • 8-2 qfreplace.vimで複数のファイルを一気に置換する
  • 8-3 マクロを利用して大規模な編集処理を実現する
  • 8-4 Expressionレジスタを使用してVimスクリプトの式の値を取得する
  • 8-5 検索にマッチしたテキストをVimスクリプトの式の値で置換する
  • 8-6 テキストファイルをソートする
  • 8-7 重複する行を削除する
  • 8-8 プログラミング言語Perlのtr///演算子のような変換を行う
  • 8-9 各行のフィールドの並び順を変更する
  • 8-10 一覧の並び順を入れ替える
  • 8-11 連番を生成する
  • 8-12 条件にマッチする行にだけVimのコマンドを実行する
  • 8-13 外部プログラムを使用してフィルタリング処理する
  • 8-14 Perlプログラムを使用してテキストを加工する
  • 8-15 Pythonプログラムを使用してテキストを加工する
  • 8-16 Vimエディタで標準入力をフィルターし標準出力に結果を出力する

Chapter09 入力速度を改善する

  • 9-1 短縮入力を使用して入力量を減らす
  • 9-2 コマンドにマップを定義してプラグインの機能を実行しやすくする
  • 9-3 ユーザ定義コマンドを設定する
  • 9-4 smartchrを使用して = の両端にスペースを楽に入力する
  • 9-5 ソースコード中のtrue・falseをトグルで置き換える
  • 9-6 altercmdでエイリアスを定義する
  • 9-7 zencodingで高速に入力する
  • 9-8 zencodingをより活用する
  • 9-9 入力を補完する
  • 9-10 neocomplcacheを使用して自動補完する
  • 9-11 neocomplcacheを設定する
  • 9-12 neocomplcacheのsourceを自作する
  • 9-13 neocomplcacheを使用してスニペット展開を行う
  • 9-14 neocomplcacheのスニペットを自作する
  • 9-15 SKK入力を使用する

Chapter10 unite.vimを使いこなす

  • 10-1 unite.vimを使用してVimのインタフェースを改善する
  • 10-2 unite.vimのキーマッピングを知る
  • 10-3 unite.vimのsourceを知る
  • 10-4 unite.vimとプラグインを連携させる
  • 10-5 unite.vimを本格的にカスタマイズする
  • 10-6 unite.vimのbuffer-name-optionを知る
  • 10-7 unite.vimの高度なトピック
  • 10-8 unite.vimに自分のsourceを追加する
  • 10-9 unite.vimのsource・kind・actionの概念を知る
  • 10-10 unite.vimの高度なトピック(自作編)
  • 10-11 非同期のunite.vim sourceを作成する

サポート

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