書籍概要

PRISM事件 世界を監視するプログラムとスノーデンの告発

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概要

緊急出版! エドワード・スノーデンがウィキリークスで告発した米国の傍受プログラム「PRISM」。自国民の盗聴傍受だけでなく世界規模の通信傍受だったため,騒ぎは米国だけでなくヨーロッパ各国,南米へと飛び火して大きな政治問題ともなっている。第二次大戦後から続く傍受・盗聴ネットワークのエシュロンをはじめとする通信傍受の状況や,各国の反応,スノーデンの来歴などを緊急解説。

目次

  • はじめに

Chapter 1. 世界を監視する「PRISM」プログラム

  • 暴かれた「PRISM」とは何か?
  • 米国政府の釈明
  • 告発されたインターネット企業
  • 告発者は香港にいた

Chapter 2. エドワード・スノーデン

  • エドワード・スノーデンは一体何者か?
  • スノーデンの家族と経歴
  • 内部告発から逃亡までのタイムライン
  • スノーデンを支援する者たち

Chapter 3. 国家安全保障局(NSA)とエシュロン

  • 国家安全保障局(NSA)の実態
  • エシュロンは世界のすべてを傍受している
  • 9.11は米国を監視社会に変えた

Chapter 4. EUへの飛び火

  • 光ケーブル網の通信を傍受
  • シュピーゲルとガーディアンのスクープ
  • EUの怒りと本音
  • 誰でもやっていることだ

Chapter 5. 内部告発サイト『ウィキリークス』をめぐる攻防

  • 機密情報を公開するウィキリークスとは
  • 衝撃の『コラテラル・マーダー』からマニングの逮捕まで
  • 『アフガニスタン戦争報告書』から『イラク戦争機密文書』まで
  • 外交公電の暴露とアサンジ代表の亡命
  • ジュリアン・アサンジとエドワード・スノーデン

Chapter 6. 反米ラテンアメリカの事情

  • ラテンアメリカと米国の対立
  • ボリビアの災難
  • エクアドルの一人勝ち?
  • 南米への亡命の可能性は?

Chapter 7. スノーデンの亡命

  • 決まらない亡命先
  • ロシアへの亡命
  • 米国政府の後始末
  • あとがき

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