概要
クラウド時代にはもはや欠かせない仮想化技術のトップシェアを誇るVMwareのいちばんやさしい入門書。
VMware社のエンジニアが,設計・構築・運用まで,現場で考えるべきこと,実践すべきことをコンパクトに凝縮しました。
新バージョンであるvSphere 5.5に対応。VMwareのマスターはこの1冊から!
こんな方におすすめ
- VMwareを利用するうえで気をつけるべきことをできるだけかんたんにおさえたい方
- 仮想化技術を導入するにあたって,できること・VMwareの特徴を把握したい方
- vSphere5.5の新しい機能や違いを知りたい方
- 社内クラウド,仮想化統合基盤の構築を検討する方
著者から一言
最近,「仮想化」があたりまえのようになってきました。仮想化という言葉を聞けば,どういったもので,どのようなしくみで動いているものなのかをイメージできる方も多いのではないでしょうか。
しかし,周囲の人に仮想化を理解してもらうことにつまづいている方もいるかもしれません。また,具体的に設計に落とし込もうとした時,世の中の情報を探しても機能の説明があるだけで,それらを実際にどう活用して,設計にどのように落としこんでいけばよいかをイメージできなかったりしていませんか。
そこで本書では,我々が常日頃経験している「陥りやすいシーン」と合わせながら,仮想化を導入するためのステップを網羅しました。そのため,世の中の「仮想化」という言葉の周りには見えない,検討段階から導入・運用,そして仮想化の先の姿が,皆様の状況にあわせてイメージできるようになっています。仮想化を導入するために何をすべきかをリアルに感じてもらうために,仮想化ソフトウェアメーカで実務に携わる我々の日々の豊富な経験を元に,ポイントをまとめました。
現在,検討や導入のスタートラインに立っている方は,これからどうすればよいのかを明確にすることができると思いますし,すでに仮想化を導入されている方には,今の環境を見直すよいきっかけになるはずです。
そういった皆様にとって,本書がお役に立てれば幸いです。