概要
特集1
Web技術入門
10年先も役立つ!! ……TCP/IP,HTTP,URL,HTML
Tim Berners-Lee氏がWebの原型となる提案をしてから今年でちょうど25年が経過しました。その間,Webシステムは急激に成長し日々の生活に欠かせない社会インフラになりました。本特集では,そのWebシステムを構成するための重要な要素である,HTTP(Hypertext Transfer Protocol),URL(Uniform Resource Locator),HTML(HyperText Markup Language),またその下で確実なネットワーク通信を行うためのTCP/IPなど,新人エンジニアのうちから確実に身につけておきたいWeb技術に関する基本的な事項をまとめています。
特集2
実践テスト駆動インフラ&CI
Infrastructure as Codeがもたらすワークフローの変革
本特集のテーマは「テスト駆動インフラ」と「インフラCI」です。Puppet やChef といった構成管理ツールの普及により,インフラをコード化する「Infrastructure as Code」が広がりました。インフラをコードで記述できるようになると,テスト駆動開発や継続的インテグレーション(CI)といった開発手法をインフラに対して適用することが可能となります。そこで本特集では,テスト駆動インフラとインフラCI を実運用レベルで実践するための具体的な方法を解説します。テスト駆動インフラにはPuppet,serverspec,Vagrant,VirtualBox を用い,インフラCI にはGitHub,Wercker,DigitalOceanを用います。
特集3
はじめてのMac開発環境
コマンド操作も怖くない><
最近は,Web 開発の環境にMac を用いる人が増えてきました。Mac のOS X はUNIX 系のOS ですので,UNIX で長い間培われた,数多くのコマンドやツールをすぐに利用できます。ただ,今までWindows を使っていた人がMac で開発を始めると,コマンドプロンプトとターミナルの違い,環境構築の方法など,戸惑うことが多々あります。そこで本特集では,エンジニアの人がMac およびOS X の基本を理解し,Mac を使ってWeb 開発ができるようになることを目的に,コマンド操作から開発環境の構築,そして開発のチュートリアルまでを紹介します。
特別企画
エンジニアの学び方
効率的に知識を得て,成果に結び付ける
変化の激しいWeb業界で,日々登場する新技術をすべて身に付けるのは不可能です。本企画では,これからエンジニア生活を始める方に向けて,どうすれば効率的に情報を収集できるのか,どうすれば情報を理解して応用力を身に付けることができるのか,どうすれば理解を成果に結び付けることができるのかを解説します。