概要
第1特集
使うほどなじむ
「Vim使い」事始め
正直なところ,Vimは最初の敷居が高いエディタです。にもかかわらず,世界中のエンジニアに愛用され続けています。エンジニアを惹きつけてやまない魅力――その片鱗は,本特集の2つのコラム記事から感じ取ってもらえるはずです。
そして,Vimを常用エディタにできるかどうかは「Vimで快適に仕事ができるか」にかかっています。2~4章は,その道で日々活用しているVim使い(Vimmer)から,実務で効果を発揮するポイントを紹介してもらいます。
“一年の計は元旦にあり”と言います。2015年はVimで書き初めならぬ,エディタ初めはいかがですか?
Windows/Mac/Linux,どのユーザもインストールから始められる超入門記事です。
第2特集
SI崩壊を乗りきる3つの方法
ソフトウェア開発の未来
日本のシステムインテグレーション(SI)はソフトウェアの受託開発が中心で,「決められた仕様に従うだけの開発」「無茶なスケジュール」「多重下請け」など,ITエンジニアにとってはマイナスイメージばかりがつきまとうビジネスモデルです。
その一方で,今後,金融や公共の分野では大型のシステム開発案件が控えており,SIの需要は高まると言います。人材不足でさらに過酷な状況になることも予想されます。
本特集では,厳しいSI業界を乗りきるための3つの道筋を紹介します。受託開発契約そのものを見直すか。今の受託開発スタイルの中に活路を見いだすか。いっそのことユーザ側に立ってみるか。あなたはどの道を選択しますか?
一般記事
[Jamesのセキュリティレッスン]パケットキャプチャWiresharkの新展開
【最終回】pcapとpcap-ngのファイル形式の違いを知ろう!
2012年6月に公開されたWireshark 1.8.0からデフォルトのファイル形式がpcap-ngになりました。本稿ではpcapとpcap-ngの各ファイル形式について解説するとともに,実際にキャプチャファイルを解析しながらpcapとpcap-ngのファイル形式の違いについて解説します。
一般記事
「ひみつのLinux通信」年末年始スペシャル
ITエンジニア出世双六
好評連載中のマンガ「ひみつのLinux通信」を年末年始スペシャルとしてすごろくにしてみました。いつも以上に詰め込まれたITエンジニアのあるあるネタを笑い飛ばし,2015年こそリア充で勝ち組だ!