概要
特集1
強いチームの作り方
メンバーの多様性を活かし,未知の問題に対処する
メンバーの多様な意見を活かし,未知の問題を解決していける強いチームの作り方を解説する特集です。刻々とニーズが変化する近年のソフトウェア開発では,既成観念にとらわれない新しいアイデアが不可欠です。そのためには多様なメンバーがさまざまな意見を言い合える必要があるのですが,意見の対立がメンバーの衝突を引き起こすことも多くあります。本特集では,意見の違いをメンバーどうしが受け入れ,新しいアイデアへつなげていけるチームの作り方を解説します。
特集2
[実践]画像認識
写真があれば検索できる!
画像認識技術を使ったサービスを開発するために必要な知識を解説する特集です。画像認識の基本的なしくみから,実際のサービスの作り方まで丁寧に解説します。また,認識精度を高めるためのテクニックや,精度を測定する方法なども解説しています。名前のわからない物が写っている写真をもとにそれが何かを検索したりなど,画像認識技術を効果的に使ったアプリケーションやサービスを開発するための足がかりになるはずです。
特集3
zsh大活用
多機能シェルで日々の作業を省力化
日常的な開発環境のシェルとしてzshが使われることが多くなってきました。zshはほかのシェルにはない多くの機能を持ち,さまざまなプラグインによって拡張できます。しかし,高機能であるぶんわかりにくい点も多く,その機能を十分に理解して使いこなしている人は少ないのが実情です。そこで,本特集では基本的な設定から外部ツールと連携した使い方まで,zshを最大限に活用する方法について解説します。
一般記事
もっと知りたい! Markdown
ついに標準化が始まった軽量記法
目次
特集1
強いチームの作り方
メンバーの多様性を活かし,未知の問題に対処する
- 第1章:なぜ強いチームが必要なのか
状況の把握,柔軟な対応,スキルの強化……原田 騎郎,吉羽 龍太郎
- 第2章:強いチームの構造
多様性の尊重,メンバーの成長,適切なマネージメント……原田 騎郎,吉羽 龍太郎
- 第3章:強いチームのコミュニケーションスタイル
特性を知り,状況に応じて使い分ける……原田 騎郎,吉羽 龍太郎
- 第4章:強いチームの評価とフィードバック
なぜ必要なのか,どのように行うのか……原田 騎郎,吉羽 龍太郎
特集2
[実践]画像認識
写真があれば検索できる!
- 第1章:よくわかる画像認識
物体認識の種類とアルゴリズム……山口 陽平
- 第2章:開発環境の準備
OpenCVを使って顔認識してみよう……青木 雅弥
- 第3章:画像認識アプリケーションの作成
撮影した飲料ラベルと同じものを導き出す……青木 雅弥,松下 誠太
- 第4章:認識精度の改善
精度の測定方法と調整個所の指針……山口 陽平,青木 雅弥
特集3
zsh大活用
多機能シェルで日々の作業を省力化
- 第1章:zshを使おう
毎日向き合うシェルだからこそこだわりたい……三宅 英明
- 第2章:おすすめ環境設定
基本的なカスタマイズだけでここまで快適になる……三宅 英明
- 第3章:プラグインの活用
Git連携や補完をさらに強化する拡張機能たち……三宅 英明
- 第4章:外部ツールとの連携
Anything風インタフェースpecoとターミナルマルチプレクサtmux……三宅 英明
- 第5章:補完ファイルの作成
新しいコマンドもzshに対応させる……三宅 英明
一般記事
- もっと知りたい! Markdown
ついに標準化が始まった軽量記法……高橋 征義
連載
- PHP大規模開発入門
【第4回】PHP 5.5/5.6入門 ……新機能の紹介とアップグレードの注意点……南川 毅文
- Emerging Web Technology研究室
【第10回】Google BigQueryでビッグデータ解析 ……100億レコードへのSQLを数秒で処理……伊藤 直也
- 切りひらくRuby ── サービスの成長を支える現場の技術
【第3回】サービス特性に合ったRackサーバを選ぼう ……Unicorn,Rainbows!,Pumaの特徴としくみ……海野 弘成
- データベース実践活用
【第3回】データベース設計アンチパターン ……現場で犯しがちな失敗とその対策……高安 洋輝
- Webフロントエンド最前線 ── 流行に踊らされない技術動向
【第3回】Webフロントエンドの画像形式と最適化 ……WebP最新動向と,今使える実践テクニック……佐藤 歩,泉水 翔吾
- Javaの鉱脈 ── 掘り下げて知る活用のワザ
【第3回】Gatlingによる多彩で柔軟な負荷テスト ……Akkaの非同期処理でハードウェアを効率的に使おう……佐藤 太一
- Perl Hackers Hub
【第29回】Perlプログラマのためのstrace入門 ……Webアプリケーションをシステムコールレベルでデバッグしよう
……横江 直輔
監修:Japan Perl Association
コラム
- エンジニアの生存戦略
【第3回】宮川達彦 ……最先端のWebエンジニアのキャリア……舘野 祐一
- Hack the Real World ―― 日常生活を(ちょっとだけ)便利にしよう
【第3回】Philips hueでがんばりを共有! ……プログラマブル電球で遠くの同僚の様子を知る……橋本 翔
- UI/UX未来志向 ── 進化の方向を予測し,今必要なことを知る
【第10回】Internet of Things時代のデザイン……渡邊 恵太
- Software is Beautiful
【第28回】米国におけるエンジニアのライフスタイル……中島 聡
- はまちちゃんとわかばちゃんのREADER'S FORUM ―― 読者のページ
【第34回】……はまちや2,竹原
Solution Flash
- JIRAで進化するプロジェクト管理
ITSの特徴と変遷から見えてきたもの……長沢 智治
特別広報
Special Report
- RubyKaigi 2014……小沢 邦雄
- YAPC::Asia Tokyo 2014……編集部
サポート
ダウンロード
特集2「[実践]画像認識」
特集3「zsh大活用」
一般記事「もっと知りたい! Markdown」
連載
- 「PHP大規模開発入門」で使用されたソースコード
- 「Emerging Web Technology研究室」で使用されたソースコード
- 「切りひらくRuby ── サービスの成長を支える現場の技術」で使用されたソースコード
- 「データベース実践活用」で使用されたソースコード
- 「Javaの鉱脈 ── 掘り下げて知る活用のワザ」で使用されたソースコード
- 「Hack the Real World ―― 日常生活を(ちょっとだけ)便利にしよう」で使用されたソースコード
補足情報
(2014年10月27日更新)
連載「Hack the Real World」
P.8「電球の色で天気を知らせる」
誌面およびサンプルコードで使用している「weather_jp」の参照していたAPIがなくなったため,天気予報を取得するためのgemを「weather-report」に変更する必要があります。
P.8右段のリスト「weather_hue.rb」は下記の通りになります。サンプルコードも同様に変更していますので,再度のダウンロードをお願いいたします。
require 'hue'
require 'weather-report'
weather = WeatherReport.get '東京'
light = Hue::Client.new.lights[0] # 0番目の電球を使う
light.on = true
light.saturation = 80
light.brightness = 255
if weather.today.umbrella?
light.hue = 47000 # 青
else
light.hue = 60000 # 赤
end
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