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試験仕様の改訂に関わる本書の読み替え
表計算ソフト仕様の改訂
問題出題上の規約として,情報処理技術者試験センターが公開している「表計算ソフトの機能・用語」が改訂されました。
表計算ソフトの仕様として定義されている項目の一部が変更され,試験問題でも新仕様が適用されています。
今回の改訂は,現在の平成27年度版出版後の仕様変更であったため,新仕様への対応ができておりません。
そこで当記事では,本書を使って学習される方に向けて,新仕様で変更になった項目を解説いたします。
なお,新仕様の全文は,情報処理技術者試験センターWebページの新着記事に掲載されている,『「表計算ソフトの機能・用語」の仕様の一部改訂について』からダウンロードすることができます。
新仕様の変更点
表計算ソフトの式中で,複数のセルをまとめて指定する「セル範囲」を示す記号が:(コロン)に変更されました。
- [例]
- ×旧仕様 合計(A1~C4)
- ○新仕様 合計(A1:C4)
ただし,変更されたのはセル範囲を示す記号のみで,「記号左側のセル番地がセル範囲の左上,右側がセル範囲の右下を示す」という指定の定義に変更はありません。
本書での読み替え
本書で仕様変更に伴う読み替えが必要になるのは,次のページです。
- 「56 表計算ソフトの基本機能(p.127)」
- 側注「●マイクロソフトExcelとの違い」
- 「58 表計算ソフトの関数1(p.130)」
- 本文および側注の「試験はこう出る」
- 「ITパスポート試験 実力アップ模試(p.185)」
- 問34
- 「実力アップ模試の解説・解答(p.196)」
「A1~C4」などのセル範囲を表す箇所は,すべて“~”を“:”に置き換え,「A1:C4」のように読み替えてください。
また,「●マイクロソフトExcelとの違い」では,「MS Excelとはセル範囲を表す記号が異なる」と解説していますが,今回の仕様変更により,MS Excelでのセル範囲の表記と同じになりました。
正誤表
本書の以下の部分に誤りがありました。ここに訂正するとともに,ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。
(2016年2月3日更新)
P.119 右欄「解説」イの3行目
誤 |
Windows 7には、34ビット用と
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正 |
Windows 7には、32ビット用と
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