概要
App StoreやGoogle Playといったアプリマーケットの発達により,ベンチャー企業のような独自のチャネルを持たない企業でも,全国・全世界に向けてアプリをリリースすることが容易に可能になりました。こうした中,アプリ内の仮想通貨管理,全世界のユーザを相手とする多数取引の契約整備,未成年者を含むユーザとの取引,ビジネスモデルの適法性判断といった観点からの法務戦略への対処の動きは遅れています。本書では,アプリビジネス運営で問題となる法規制について解説した上で,どのように法務リスクをヘッジすべきかをわかりやすく解説します。
こんな方におすすめ
- アプリを運営または開発中のベンチャー企業の経営者および開発スタッフ
- アプリを運営または開発中の上場企業法務スタッフおよび開発スタッフ
目次
第1章 アプリをリリースする前に知っておくべきこと
- アプリマーケットの現状とこれから
- アプリの規制に関する動向
- これからのアプリ法務戦略
第2章 アプリビジネスを取り巻く法律問題
- ユーザーとアプリ事業者との関係を規律する法律
- アプリ運営ではどのような契約が必要になるのか
- 新規サービスの落とし穴
第3章 利用規約のポイント
- アプリ利用規約の新しい枠組み
- ビジネスモデルの特性を捉えた利用規約のつくり方
- すべてのアプリに共通する一般的な規約例
- 利用規約の炎上事例
第4章 プライバシーポリシーのポイント
- プライパシーポリシーの役割
- 個人情報を理解し炎上リスクを回避する
- 第三者提供のポイントはユーザーへの配慮
- 炎上事例からその問題を探る-Suica事件-
- プライバシーポリシー×同意取得で対策を
- 個人情報保護ガイドラインの最新動向
第5章 諸外国でアプリをリリースする際の注意点
- 諸外国のアプリマーケットの状況
- 諸外国の法規制と留意点
サポート
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