書籍概要

Palo Alto Networks 構築実践ガイド 次世代ファイアウォールの機能を徹底活用

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概要

従来型ファイアウォールでは昨今の巧妙化するネットワーク脅威に対抗できず,次世代ファイアウォールが注目を集めています。パロアルトネットワークスの次世代ファイアウォールは,ポート番号やプロトコル番号でポリシー制御するだけではなく,流入するトラフィックのアプリケーションを識別したうえでアプリケーションごとにフィルタリングや制御が行えます。本書では,パロアルトネットワークス 次世代ファイアウォールの機能を詳解しつつ,導入・実践についてまとめています。

こんな方におすすめ

  • パロアルトネットワークスのユーザー/エンジニア,ネットワークエンジニア

目次

第1章 パロアルトネットワークスと次世代ファイアウォール

  • 1.1 ネットワークアプリケーションの台頭による脅威の拡大
  • 1.2 従来型ファイアウォールの限界
    • 1.2.1 ファイアウォールの歴史
    • 1.2.2 パロアルトネットワークスの誕生
    • 1.2.3 ファイアウォール技術の推移
  • 1.3 次世代ファイアウォールとは
    • 1.3.1 次世代ファイアウォールの定義
    • 1.3.2 パロアルトネットワークス製品の歴史
  • 1.4 次世代ファイアウォールを支える技術
    • 1.4.1 アプリケーション識別
    • 1.4.2 ユーザー識別
    • 1.4.3 コンテンツ識別
    • 1.4.4 SP3アーキテクチャ
  • 1.5 次世代ファイアウォールのラインナップ
    • 1.5.1 PA-7050
    • 1.5.2 PA-5000シリーズ
    • 1.5.3 PA-3000シリーズ
    • 1.5.4 PA-500とPA-200
    • 1.5.5 VMシリーズ
    • 1.5.6 販売終了製品の補足
  • 1.6 次世代ファイアウォール以外の製品ラインナップ
    • 1.6.1 PanoramaとM-100
    • 1.6.2 WildFireとWF-500
    • 1.6.3 GlobalProtectとGP-100
    • 1.6.4 Traps
  • 1.7 ライセンスとサブスクリプション
    • 1.7.1 サポートライセンス
    • 1.7.2 ライセンスの種類
    • 1.7.3 サブスクリプションの種類
    • 1.7.4 アクセサリ
  • 1.8 サポートポリシー
    • 1.8.1 ハードウェアサポートポリシー
    • 1.8.2 ソフトウェアサポートポリシー

第2章 準備と初期設定

  • 2.1 ファイアウォールアプライアンスの確認
    • 2.1.1 デバイスの外観
    • 2.2 ファイアウォールの起動
    • 2.3 初期設定
  • 2.3.1 管理インターフェイスとデバイス設定
    • 2.3.2 設定の基礎知識
    • 2.3.3 管理者アカウント
    • 2.3.4 ライセンスのアクティベーション手順
    • 2.3.5 コンテンツ更新の管理
    • 2.3.6 ソフトウェア(PAN-OS)更新手順
  • 2.4 インターフェイス概要
    • 2.4.1 インターフェイス種別
    • 2.4.2 論理インターフェイス
    • 2.4.3 インターフェイス管理プロファイル
    • 2.4.4 サービスルート設定
    • 2.4.5 DHCPサーバーとDHCPリレー
    • 2.4.6 仮想ルーター
  • 2.5 ゾーンとセキュリティポリシーの概要
    • 2.5.1 ゾーン
    • 2.5.2 セキュリティポリシー
  • 2.6 ネットワークとポリシー設定
    • 2.6.1 導入計画
    • 2.6.2 ネットワーク設定
    • 2.6.3 セキュリティポリシー設定
    • 2.6.4 セキュリティポリシーテスト
    • 2.6.5 疎通確認

第3章 アプリケーション識別(App-ID)

  • 3.1 App-ID概要
    • 3.1.1 なぜアプリケーション可視化が必要か
    • 3.1.2 アプリケーションとは
    • 3.1.3 アプリケーション依存関係(Application dependency)
    • 3.1.4 アプリケーションカテゴリ
    • 3.1.5 他社の次世代ファイアウォールとの違い
  • 3.2 App-IDフロー
    • 3.2.1 アプリケーションプロトコルの検出と復号化
    • 3.2.2 アプリケーションプロトコルのデコーディング
    • 3.2.3 アプリケーションプロコトルシグネチャ
    • 3.2.4 ヒューリスティック
  • 3.3 App-IDセキュリティポリシーの設定
    • 3.3.1 アドレスオブジェクト
    • 3.3.2 アプリケーションオブジェクト
    • 3.3.3 セキュリティポリシーの依存関係
    • 3.3.4 セキュリティポリシーの移動
    • 3.3.5 セキュリティポリシーのフィルタリング
    • 3.3.6 ポート番号の使用
    • 3.3.7 セキュリティプロファイルの概要
  • 3.4 App-IDセキュリティポリシーの設定例
    • 3.4.1 設定要件
    • 3.4.2 App-IDセキュリティポリシーの設定手順
  • 3.5 セキュリティポリシー設定リファレンス
    • 3.5.1 全般タブ
    • 3.5.2 送信元タブ
    • 3.5.3 ユーザータブ
    • 3.5.4 宛先タブ
    • 3.5.5 アプリケーションタブ
    • 3.5.6 サービス/URLカテゴリタブ
    • 3.5.7 アクションタブ
  • 3.6 App-IDログ
    • 3.6.1 【要件1】管理者セグメントからの通信
    • 3.6.2 【要件2】一般社員セグメントからの通信

第4章 脅威防御(Content-ID)

  • 4.1 統合脅威防御の必要性
    • 4.1.1 ゲートウェイ型とホスト型のアンチウイルス
    • 4.1.2 ゼロデイマルウェア(未知のマルウェア)
    • 4.1.3 パロアルトネットワークスのアンチウイルス
    • 4.1.4 ストリームベースとファイルベース
    • 4.1.5 アンチウイルスのデフォルトプロファイル
    • 4.1.6 誤検知と例外
    • 4.1.7 ユーザー通知
  • 4.2 アンチウイルスプロファイル設定
    • 4.2.1 アンチウイルスプロファイルの設定手順
  • 4.3 アンチウイルスプロファイル設定項目
  • 4.4 アンチスパイウェア
    • 4.4.1 アンチスパイウェアプロファイル
    • 4.4.2 アンチスパイウェアシグネチャ
    • 4.4.3 DNSシンクホール
    • 4.4.4 パッシブDNSモニタリング
  • 4.5 アンチスパイウェアプロファイル設定
    • 4.5.1 アンチスパイウェアプロファイルの設定手順
  • 4.6 アンチスパイウェアプロファイル設定項目
  • 4.7 脆弱性防御(IPS)
    • 4.7.1 脆弱性防御プロファイル
    • 4.7.2 脆弱性防御シグネチャ
    • 4.7.3 シグネチャのチューニング
    • 4.7.4 カスタムシグネチャ
  • 4.8 脆弱性防御プロファイル設定
    • 4.8.1 脆弱性防御プロファイルの設定手順
  • 4.9 脆弱性防御プロファイル設定項目
  • 4.10 URLフィルタリング
    • 4.10.1 他社URLフィルタリング製品との違い
    • 4.10.2 パロアルトネットワークスのURLフィルタリング
    • 4.10.3 URLフィルタリングデータベース
    • 4.10.4 カスタムURLカテゴリ
    • 4.10.5 データベース識別の順番
  • 4.11 URLフィルタリングプロファイル設定
    • 4.11.1 URLフィルタリングプロファイルの設定手順
  • 4.12 URLフィルタリングプロファイル設定項目
  • 4.13 PAN-DB URLカテゴリ変更リクエスト
    • 4.13.1 管理画面からのリクエスト
    • 4.13.2 専用サイトからのリクエスト
  • 4.14 ファイルブロッキングとデータフィルタリング
    • 4.14.1 DLPとは?
    • 4.14.2 ファイルブロッキング
    • 4.14.3 ファイル検出時のアクション
    • 4.14.4 ファイルブロッキング対応ファイルタイプ
    • 4.14.5 データフィルタリング
    • 4.14.6 重みとしきい値
  • 4.15 ファイルブロッキングプロファイル設定
    • 4.15.1 ファイルブロッキングプロファイルの設定手順
  • 4.16 WildFire
    • 4.16.1 WildFireで分析できるファイル
    • 4.16.2 WildFireシグネチャ
  • 4.17 WildFire設定
    • 4.17.1 WildFire設定手順
  • 4.18 ゾーンプロテクションとDoSプロテクション
    • 4.18.1 DoS攻撃とは
    • 4.18.2 ゾーンプロテクションプロファイル
    • 4.18.3 DoSプロテクションプロファイル
  • 4.19 ゾーンプロテクション設定
    • 4.19.1 ゾーンプロテクション設定手順
  • 4.20 DoSプロテクションプロファイル設定
    • 4.20.1 DoSプロテクションプロファイルの設定手順

第5章 ログとレポート

  • 5.1 ログとレポートの概要
  • 5.2 Dashboard
    • 5.2.1 アプリケーション
    • 5.2.2 システム
    • 5.2.3 ログ
  • 5.3 ACC(アプリケーションコマンドセンター)
    • 5.3.1 ACC表示条件
    • 5.3.2 アプリケーション
    • 5.3.3 URLフィルタリング
    • 5.3.4 脅威防御
    • 5.3.5 データフィルタリング
    • 5.3.6 ドリルダウンページ
  • 5.4 ローカルログの表示
    • 5.4.1 ログ画面
    • 5.4.2 各種ログ
  • 5.5 外部サーバーへのログ転送
    • 5.5.1 サーバープロファイル作成
    • 5.5.2 ログ転送プロファイル作成
    • 5.5.3 セキュリティポリシーへの適用
  • 5.6 アプリケーションスコープの利用
    • 5.6.1 サマリーレポート
    • 5.6.2 変化モニターレポート
    • 5.6.3 脅威モニターレポート
    • 5.6.4 脅威マップレポート
    • 5.6.5 ネットワークモニターレポート
    • 5.6.6 トラフィックマップ
  • 5.7 ボットネットレポート
    • 5.7.1 設定
  • 5.8 PDFレポート
    • 5.8.1 PDFサマリーの管理
    • 5.8.2 ユーザーアクティビティレポート
    • 5.8.3 レポートグループ
    • 5.8.4 電子メールスケジューラ
  • 5.9 カスタムレポートの管理
    • 5.9.1 カスタムレポートの生成
  • 5.10 レポート
    • 5.10.1 アプリケーションレポート
    • 5.10.2 トラフィックレポート
    • 5.10.3 脅威レポート
    • 5.10.4 URLフィルタリングレポート
    • 5.10.5 PDFサマリーレポート

第6章 ユーザー識別(User-ID)

  • 6.1 ユーザー識別の概要
    • 6.1.1 ユーザーを識別するための収集情報
    • 6.1.2 ユーザーおよびユーザーグループの識別
    • 6.1.3 KnownユーザーとUnknownユーザー
  • 6.2 ユーザー識別の流れ
    • 6.2.1 User-ID エージェントとエージェントレス
  • 6.3 キャプティブポータルの概要
  • 6.4 ユーザー識別機能利用における注意事項
  • 6.5 ユーザー識別の基本設定
    • 6.5.1 Active Directory連携設定(Windows User-IDエージェント利用)
    • 6.5.2 Active Directory連携設定(エージェントレス)
    • 6.5.3 グループ情報取得設定
    • 6.5.4 キャプティブポータル設定
  • 6.6 ユーザー識別設定リファレンス
    • 6.6.1 Windows User-IDエージェント連携設定項目
    • 6.6.2 User-ID エージェントレス設定項目
    • 6.6.3 グループ情報取得設定
    • 6.6.4 キャプティブポータル設定項目

第7章 ポリシー制御

  • 7.1 ポリシーの種類
  • 7.2 NATポリシー
    • 7.2.1 NATとは
    • 7.2.2 NATポリシーの動作
    • 7.2.3 送信元NATポリシーの設定手順
    • 7.2.4 宛先NATポリシーの設定手順
    • 7.2.5 NATポリシーの設定項目
  • 7.3 QoSポリシー
    • 7.3.1 クラス分類(Classification)と帯域幅制限(Bandwidth Limitation)
    • 7.3.2 フォワーディングクラス,プライオリティキュー,スケジュール
    • 7.3.3 輻輳管理とパケットマーキング
    • 7.3.4 出力インターフェイスにおけるQoS
    • 7.3.5 QoSポリシーの設定手順
    • 7.3.6 QoSポリシーの設定項目
    • 7.3.7 QoS設定項目
    • 7.3.8 QoSプロファイル設定項目
  • 7.4 ポリシーベースフォワーディング(PBF)
    • 7.4.1 ポリシーベースフォワーディングの設定手順
    • 7.4.2 ポリシーベースフォワーディングの設定項目
  • 7.5 復号ポリシー
    • 7.5.1 復号化の注意点
    • 7.5.2 SSL復号化できない通信
    • 7.5.3 SSL復号化とURLフィルタリング
    • 7.5.4 復号化とパフォーマンス
    • 7.5.5 復号ポリシーの設定手順
    • 7.5.6 復号ポリシーの設定項目
  • 7.6 アプリケーションオーバーライド
    • 7.6.1 カスタムアプリケーションの定義
    • 7.6.2 アプリケーションオーバーライドの設定手順
    • 7.6.3 アプリケーションオーバーライドの設定項目
  • 7.7 キャプティブポータルポリシー
    • 7.7.1 キャプティブポータルポリシーの設定手順
    • 7.7.2 キャプティブポータルポリシーの設定項目
  • 7.8 DoSプロテクションポリシー
    • 7.8.1 DoSプロテクションポリシーの設定手順
    • 7.8.2 DoSプロテクションポリシーの設定項目

第8章 リモートアクセス(GlobalProtect)

  • 8.1 GlobalProtectの概要
  • 8.2 GlobalProtectの構成要素
    • 8.2.1 GlobalProtectポータル
    • 8.2.2 GlobalProtectゲートウェイ
    • 8.2.3 GlobalProtectクライアント
    • 8.2.4 GlobalProtectサテライト
    • 8.2.5 HIP(HostInformation Profile)
    • 8.2.6 GlobalProtect Mobile Security Manager
  • 8.3 GlobalProtect の動作フロー
  • 8.4 GlobalProtect 認証方法
    • 8.4.1 ユーザー認証
    • 8.4.2 GlobalProtectで使用する証明書
  • 8.5 GlobalProtect の基本設定
    • 8.5.1 設定要件および設定手順
    • 8.5.2 GlobalProtectの設定手順
  • 8.6 GlobalProtect リファレンス
    • 8.6.1 GlobalProtectポータル設定項目
    • 8.6.2 GlobalProtectゲートウェイ設定項目
    • 8.6.3 HIP(HostInformation Profile)設定項目
    • 8.6.4 証明書の管理
  • 8.7 VPNの概要
  • 8.8 VPNの基本設定
    • 8.8.1 設定要件および設定手順
    • 8.8.2 IPsec VPNの設定手順
  • 8.9 VPNリファレンス
    • 8.9.1 IPsecトンネル設定項目
    • 8.9.2 IKEゲートウェイ設定項目
    • 8.9.3 IPsec暗号プロファイル設定項目
    • 8.9.4 IKE暗号プロファイル設定項目
    • 8.9.5 モニター設定項目

第9章 高可用性(High Availability)

  • 9.1 高可用性の概要
  • 9.2 HAモード
    • 9.2.1 アクティブ/パッシブ
    • 9.2.2 アクティブ/アクティブ
    • 9.2.3 推奨の構成
  • 9.3 高可用性設定オプション
    • 9.3.1 HAリンク
    • 9.3.2 プリエンプティブ
    • 9.3.3 HAタイマー
  • 9.4 フェイルオーバーのトリガー
    • 9.4.1 フェイルオーバーのトリ^ガー設定
  • 9.5 HAステータスの遷移
    • 9.5.1 HAステータス
    • 9.5.2 ステータスの遷移
  • 9.6 高可用性設定の基本設定
    • 9.6.1 要件および設定手順
    • 9.6.2 高可用性の設定手順
  • 9.7 高可用性設定リファレンス
    • 9.7.1 高可用性設定基本項目
    • 9.7.2 リンクモニタリングおよびパスモニタリング

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