書籍概要

情報処理技術者試験

改訂3版 基本情報技術者 らくらく突破 表計算

著者
発売日
更新日

概要

午後選択問題「表計算」の定番対策書としてロングセラーを続けている本書が改訂3版となりました。改訂3版では,平成27年度秋期試験から実施された仕様の変更に対応した他,最新の出題傾向に即し,「擬似言語マクロ」の解説を強化しました。わかりにくい擬似言語の基礎から,マクロの考え方・問題の解き方が学習できます。
表計算の基礎知識から,よくでる関数までじっくり丁寧に解説した本書で学び,例題や練習問題を解いていくうちに,効率よく正答にたどり着ける力が身につきます。
関数・擬似言語マクロの速攻解答のためのヒント集も必見です。Excelでの試験問題の確認に役立つ対応解説も掲載。
巻末の,取り外し式の別冊小冊子にまとめた表計算ソフト問題は,仕上げの模擬試験としてもご活用できます。

こんな方におすすめ

  • プログラム言語の習得が十分でないエンジニア志望者
  • 情報処理系の大学生,専門学校生など

目次

本書の特徴と読み方

表計算ソフト問題で午後試験を突破しよう!

Chapter 1 表計算ソフトの基本仕様

  • 01 ワークシートの基本仕様
  • 02 複数のセルをまとめて指定する「セル範囲」
  • 03 セルに入力できる値の種類とその表示
  • 04 他のセルの値を使う「セル参照」
  • 05 セル参照の矛盾が引き起こす「循環参照」
  • 06 他のアプリケーションでも扱える「CSV形式」
  • Chapter 1 章末確認問題

Chapter 2 算術式の入力とセル参照

  • 07 セルに入力する算術式のルール
  • 08 複写で参照先のセル番地が変わる「相対参照」
  • 09 参照先のセル番地を固定する「絶対参照」
  • 10 複数のワークシート間での値の参照
  • Chapter 2 章末確認問題

Chapter 3 計算を簡単にする関数

  • 11 試験仕様表計算ソフトが備える「関数」
  • 12 合計値を計算する「合計関数」
  • 13 平均値を計算する「平均関数」
  • 14 整数部を求める「整数部関数」
  • 15 余りの値を計算する「剰余関数」
  • 16 平方根を求める「平方根関数」
  • 17 バラつきを示す「母標準偏差関数」と「標本標準偏差関数」
  • Chapter 3 章末確認問題

Chapter 4 関数名の条件で値を求める関数

  • 18 最大値を探す「最大関数」
  • 19 最小値を探す「最小関数」
  • 20 桁数を減らす「切上げ関数」「切捨て関数」「四捨五入関数」
  • 21 セル範囲の中での順位を返す「順位関数」
  • 22 セルの個数を数える「個数関数」
  • 23 ちょっとした操作に便利な「乱数関数」と「結合関数」
  • Chapter 4 章末確認問題

Chapter 5 条件を記述して値を求める関数

  • 24 比較演算子を使った条件式
  • 25 条件に合うセルを数える「条件付個数関数」
  • 26 値によって結果を変える「IF関数」
  • 27 IF関数を入れ子で使う論理式
  • Chapter 5 章末確認問題

Chapter 6 複数条件を組み合わせる関数

  • 28 条件の組合せに用いる「論理関数」
  • 29 「○かつ□」を表す「論理積関数」
  • 30 「○または□」を表す「論理和関数」
  • 31 「~ではない」を表す「否定関数」
  • 32 IF関数と論理関数の組合せ
  • Chapter 6 章末確認問題

Chapter 7 セルの位置関係で値を求める関数

  • 33 1行または1列のセル範囲から値を抽出する「照合検索関数」
  • 34 列方向の位置関係で値を抽出する「垂直照合関数」
  • 35 行方向の位置関係で値を抽出する「水平照合関数」
  • 36 位置を教える「照合一致関数」と値を抽出する「表引き関数」
  • 37 条件に該当する値を合計する「条件付合計関数」
  • 照合関数 機能一覧
  • Chapter 7 章末確認問題

Chapter 8 マクロ(擬似言語)の仕様と読み方

  • 38 擬似言語を使ったマクロの仕様
  • 39 ワークシートとマクロを結ぶ「セル変数」
  • 40 同じ処理を繰り返す「繰返し処理」
  • 41 真と偽で別の処理を行う「選択処理」
  • 42 「繰返し処理」「選択処理」「配列」を組み合わせたマクロ

Chapter 9 午後の表計算ソフト問題に挑戦!

  • 43 「学習教材の進捗管理」をテーマとした表計算ソフト問題
  • 44 「セット値引きの適用管理」をテーマとした表計算ソフト問題
  • 45 関数・擬似言語マクロの速攻解答のためのヒント集

Chapter 10 MS Excelで解く表計算ソフト問題

  • 46 MS Excelと試験仕様表計算ソフトの違い
  • 47 式の入力に便利なMS Excelの機能
  • 48 試験仕様の関数に対応するMS Excelの関数

【別冊】午後の表計算ソフト問題 問題小冊子

  • 「学習教材の進捗管理」をテーマとした表計算ソフト問題
  • 「セット値引きの適用管理」をテーマとした表計算ソフト問題
  • 【コラム】コレは必ず出る! 関数の出題頻度ランキング

サポート

正誤表

本書の掲載内容に下記の誤りがございました。読者の皆様,および関係者の方々にご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。

(2018年10月19日最終更新)

P.133 練習問題 解説③5行目

~セルC2~C35(縦方向)~
~セルB2B35(縦方向)~

P.142 下端 論理和関数のベン図中のコメント

論理和関数が結果としてtrueを返すのは、セルA1の値が2つの円の内側の部分に含まれる場合
論理和関数が結果としてtrueを返すのは、セルA1の値またはセルB1の値が、それぞれの円の内側の部分に含まれる場合

(以下2018年10月18日更新)

【第3刷】
P.114 Chapter4章末問題 解説文の下から2行目

~顧客名が次のB3を~
~顧客名が次のA3を~

P.226 説明図2-9 左上 16行目の繰返し条件に関するコメント

繰返し回数は2回 (変数Jの値 1→2)
繰返し回数は3回 (変数Jの値 0→1→2)

(以下2018年10月12日更新)

【第3刷】
P.39 見出し「計算式の優先順位」にある図中の計算式

⑤ 2+2.5-3 → 1.4
⑤ 2+2.4-3 → 1.4

P.53 本文の下から2行目

そこで、複写元のセルB2の式~
そこで、複写元のセルB3の式~

P.73 例題 ②の式の解説

~そのため、セルB1~B2の平均値は~
~そのため、セルB1~B4の平均値は~

(以下2017年5月1日更新)

【第1刷】
P.39 見出し「計算式の優先順位」冒頭にある3行の解説文に,以下の説明を追加

また、乗算と除算、加算と減算の優先順位は同じなので、「4/2*3」や「6ー1+3」などの式では、式の左側から順に計算します。

P.181 ワークシート“税込み計算”とマクロ:zeikomi-1の解説図中にある,吹き出し①の解説文

①ワークシートから税込み合計の値を~
①ワークシートから税別合計の値を~

P.191 ページ下部にあるマクロ:zeikomi-sumの2行目

▲B2 < 20170401
B1 < 20170401

P.196 見出し「●このマクロを読み解くときのポイント」の解説文,6~7行目

~得点リストと試験結果リストの学生番号の並び順が全く同じで、~
科目1と科目2の得点が同じ行にあり、~

P.202 見出し「①セルK3に入力する式の役割」の解説文,2行目

~単元は「100 1. 基礎数学」→ ~
~単元は「100 1. 基礎理論」→ ~

P.202 説明図1-4「“可”が表示される条件」の下部,⑥の条件文の最後

⑥●学習項目が属する学習単元の項目学習順序が“順次”で…
⑥●学習項目が属する学習単元の項目学習順序が“順次”で… かつ

商品一覧