目次
Part1 アウトライナーとアウトライン・プロセッシング
- 1.1 アウトラインとアウトライナー
- 伝統的な「文章のアウトライン」
- 1.2 アウトライナーの基本機能
- アウトラインを視覚的に表示する機能
- アウトラインを折りたたむ機能
- アウトラインを組み替える機能
- 1.3 自由なアウトライン・プロセッシング
- 「先にアウトラインを作る」という誤解
- 生きたアウトライン
- 1.4 プロセス型アウトライナー
- 自由なアウトライン・プロセッシングのためのアウトライナー
- プロセス型とプロダクト型
- 2016年のプロセス型アウトライナー・WorkFlowy
- WorkFlowyを導入する
- アカウントを作成する
- WorkFlowyでアウトライナーの「3つの基本機能」を使う
- WorkFlowyを使うときに覚えておくべきこと
- その他の特徴的な機能
- Microsoft Wordを導入する
- Wordを擬似的にプロセス型アウトライナーとして使う
- アウトライナーの3つの基本機能を使う
- アウトラインモードと他のモードとの関係
- アウトラインモードのその他の機能
Part2 アウトライン・プロセッシングの技法
- 2.1 シェイク
- トップダウン型とボトムアップ型
- トップダウンとボトムアップを行き来する
- 構成を考えることとディテールを考えることを分離する
- 2.2 アウトライン操作の5つの〈型〉
- 〈型1〉リスティング(箇条書き)
- 〈型2〉ブレイクダウン(細分化)
- 〈型3〉グルーピング(分類)
- 〈型4〉レベルアップ(階層を上がる)
- 〈型5〉ソーティング(並べ替え)
- 無意識に行われるアウトライン操作の〈型〉
Part3 文章を書く
- 3.1 メモを組み立てて文章化する
- ヒアリング結果を定型的なレポートにまとめる
- 作業プロセスを「作業」に分割する
- 3.2 自由な発想を文章化する
- フリーライティングからのアウトライン・プロセッシング
- 純粋に「書くこと」「考えること」に集中する
- 3.3 視点を切り替えて要約する
- 「調査対象別」のアウトライン
- 「調査項目別」のアウトラインに組み替える
- 項目ごとにアウトラインを展開する
- アウトラインの組み替えは視点の組み替え
- 3.4 複数の書きかけの文章を管理する
- 書きかけの文章をひとつのアウトラインに入れる
- アイデアの発酵
- 新しい「速さ」の感覚
- 「ひとつのアウトライン」をつきつめたWorkFlowy
- 「ひとつのアウトライン」を実用的にするZoom機能
- ファイルやノート単位のほうが向いている用途
- 3.5 「文章エディタ」としてアウトライナーを使う
- 文章エディタ
- アウトライナーの機能を活かすための「仮見出し」
- センテンスを組み立てる
- 秀逸アウトライナー OmniOutliner
Part4 理解する・伝える・考える
- 4.1 文章を読む
- 構造を視覚化する
- アウトラインを組み替えながら読む
- 4.2 その場で考える
- 使い捨てのアウトライン
- 些細なことをアウトライン化する効果
- 4.3 共有する
- ミーティング資料をアウトライナーで作る
- プレゼンテーション
- チームでのアウトライン・プロセッシング
- 4.4 タスクを扱う
- アウトライナーによるタスク管理
- タスクのアウトラインを作る
- シェイクとカスタマイズと自由
- タスクを「考える」ツール
- 4.5 ライフ・アウトライン
- ランダムな思いつきの中にあるヒント
- 「結果的に」生まれる構造
- 「Clear」の構造
- 「Clear」の一日
- 秀逸アウトライナー Tree
Part5 アウトライナーフリーク的アウトライナー論
- 5.1 アウトライナーフリーク的Word論
- Wordのアウトラインモードへの違和感
- アウトライン項目の扱い方の違い――プロセス型とプロダクト型
- Wordのアウトラインモードのメリット
- 5.2 アウトライナーフリーク的発想論
- アウトライナーは発想ツールではない
- 〈シェイク〉の効果
- アウトライナー有害論
- 思考を強制する「流動的なツリー」
- 5.3 アウトライナーの新しい呼び名
- フローをからめ取る
- フローをキャッチして仮に体系化するための道具
- 5.4 〈文章を書き,考える〉ツールとしてのアウトライナーの誕生
- 物書きによるプログラミングツールの発見とアウトライナー
- プログラマー的想像力+物書き的想像力
Part6 〈文章を書き,考える〉アウトライン・プロセッシングの現場
- 物書きによる物書きのためのWorkFlowy【倉下忠憲さん】
- 執筆のためのツール類
- WorkFlowyに出会うまで
- 倉下流執筆術とWorkFlowy
- 現代の知的生産ツールとWorkFlowy
- 研究者と学生のための知的生産とアウトライナー【横田明美さん】
- 研究者のツールとしてのWorkFlowy
- 学生のためのツールとしてのアウトライナー
Part7 アウトライン・プロセッシングの風景
- 買い物リストを〈シェイク〉する
- 買い物リストをボトムアップでアウトライン化する
- 買い物全体のアウトラインへ
- フリーライティングから文章化する
- Step1 自由なフリーライティング
- Step2 テーマの探索
- Step3 テーマを絞ったフリーライティング
- Step4 テーマの明確化
- Step5 仮のサマリーを作る
- Step6 仮アウトラインを作る
- Step7 仮アウトラインに沿って内容を整理する
- Step8 〈シェイク〉を繰り返す
- Step9 アウトラインの引き締め
- Step10 アウトラインの固定
- Step11 本文の完成
- ここで作成した文章について