書籍概要

はじめよう!プロセス設計
~要件定義のその前に

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概要

幅広い読者から大好評の『はじめよう!要件定義』に続く待望の「はじめよう!」新刊,テーマは「プロセス設計」です。日々の効率が悪い仕事や作業。業務改革やIT化プロジェクトからカスタマー・エクスペリエンスまで,「どうしたらうまくいくんだろう?」とモヤモヤするようなさまざまな場面。その解決の鍵は「プロセス設計」にあります。「プロセス設計」の不在こそ,日々の「モヤモヤ」を解決してくれる存在なのです。どんな現場にもマッチする,ストーリー指向で実現する業務フローの見える化と仕組み化のハウツーが今回も「はじめて」の方にもわかりやすく解説されています。

こんな方におすすめ

  • システム開発の上流工程に関わるエンジニアやマネージャー
  • 要件定義を行うWebデザイナー
  • 発注側企業の情報システム部門
  • IT 導入を企画検討する部門担当者
  • ビジネスプロセスの改善・合理化・効率化を考える経営者層

目次

第1部 プロセス設計って何だろう?
CHAPTER 01 「モヤモヤ」が止まらない

  • こんな現状
  • いつまでも報われる気がしない
  • プロセスを設計すること

CHAPTER 02 プロセスとは何か

  • プロセスとは「過程」のこと
  • 「プロセス」という言葉の多様性
  • 人は「当たり前」に冷たい
  • 「悪性・悪習慣」化しているプロセス
  • 問題解決もまたプロセスである

CHAPTER 03 プロセス設計とは

  • 「プロセスを設計する」とは
  • プロセスとは仕組みである
  • 良質のプロセス設計がもたらすもの

第2部 プロセスの構成要素
CHAPTER 04 プロセス=仕事の連なり

  • 仕事の構造
  • 仕事の本質は変換
  • 仕事を行うタイミング
  • 仕事の連鎖
  • 受け渡しと保管とピックアップ
  • 「良質のプロセス」を考えるために

CHAPTER 05 評価と価値と対価

  • 価値とは何か
  • 評価という仕事
  • 対価と支払い
  • 効果とか影響とか

CHAPTER 06 心の仕事

  • 顧客からの注文は相手次第
  • 「顧客が注文をする」という仕事
  • 決心までに至る心の中のプロセス

CHAPTER 07 もしもの世界

  • 多種多様なニーズに応えるプロセス
  • もしもの場合に備えるプロセス設計

CHAPTER 08 プロセスをどう表現するか

  • 仕事の入れ子構造
  • プロセスを表現する
  • マジカとは

CHAPTER 09 マジカでプロセスを表現する

  • 活動と成果
  • 材料と道具と手順
  • 受け渡し
  • 実行条件
  • 保管とピックアップ
  • もしもの場合
  • バリエーションについて
  • 心の中について
  • その他いろいろ

CHAPTER 10 マジカでサンプルを描いてみる

  • マジカでプロセスを表現する例
  • 文章に書かれている内容をプロセスに描く
  • 文章に書かれていない内容をプロセスに描く
  • 描いたプロセスの最終形
  • マジカから別の表記法への転記
  • いよいよ設計へ!

第 2.5部 既存プロセスの見える化
〜第2部と第3部の間のお話〜
CHAPTER 11 現状を可視化する

  • まずは健康診断
  • 既存プロセスの見える化のメリット
  • 既存プロセスの見える化の進め方

CHAPTER 12 既存システムのリプレース案件にて

  • 現状を把握し切れない状態でのリプレース要件
  • 現行システム周辺の利用プロセスを収集するためには
  • 目的およびビジョンの明確化が不可欠

CHAPTER 13 パッケージソフトやシステムに業務を合わせるという話

  • パッケージに業務を合わせる場合の問題点
  • パッケージの想定する業務プロセスを取得するには

第3部 プロセスの設計方法
CHAPTER 14 基本的な考え方=ストーリー指向

  • プロセス設計では何を考えるべきか
  • ストーリー指向とは
  • 想像を描くのは難しい
  • シナリオのあるドラマとしての商売(ビジネス)
  • ビジネスというストーリー

CHAPTER 15 ゴールを明確にする

  • ゴール設定の重要性
  • ゴールの三角形
  • ゴールから逆算する
  • ブレイクダウンする

CHAPTER 16 3本のプロセスライン

  • 顧客と支援者の2 本のプロセスライン
  • 「IT」という魔法
  • 顧客,支援者,IT プロセスの3 本のプロセスライン

CHAPTER 17 カスタマーエクスペリエンスを描く

  • 顧客のプロセスを描くには
  • CX 設計において重要なこと
  • CX の作り方
  • 背中を押してあげる

CHAPTER 18 サービスデザインを描く

  • プロセスをサービスとして考える
  • サービスデザインの進め方
  • サービスデザインにおける注意点

CHAPTER 19 ユーザシナリオを描く

  • IT を利用するということ
  • ユーザシナリオの進め方

CHAPTER 20 全体を見直してみる

  • 最初は大雑把に,少しずつディテールを詰めていく
  • 経験を重ねてスキルを習得しよう

まとめ 現代の魔法つかいとして

  • プロセスとは仕組みである
  • 絵に描いた餅にしないために
  • プロジェクトというプロセスを設計する
  • 問題解決のデザイナーとして
  • 未来図を描く
  • 戦略というプロセスを描く
  • 人生というプロセス
  • いくつになっても今日が始まり!

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