書籍概要

変革の軌跡
【世界で戦える会社に変わる"アジャイル・DevOps"導入の原則】

著者
発売日
更新日

概要

  • 4500万ドルの開発費用の削減
  • サポートする製品数が140%増加
  • イノベーションのためのキャパシティが8倍に増加

これらは著者の2人がある企業のソフトウェア開発に変革をもたらした結果である。

現代において,ソフトウェアが生み出す価値はますます影響を増し,既存の企業のビジネスを1つのソフトウェアが脅かすことも少なくない。しかし,古くからソフトウェア開発に関わってきた企業でさえも,旧態依然とした開発方法に苦しみ,変化の速いマーケットの中で競争力を失っている。一部の企業では,アジャイルやDevOpsといった手法を用いてソフトウェア開発を効率化したいと考えはじめているが,エンタープライズレベルでうまくいっている例は少ないのが実情である。本書は,制限の多い組織全体にアジャイルとDevOpsを適用するこれまでにない組織変革の指南書である。
アジャイルやDevOpsは決して一部の先進的な企業やオープンソースだけのものではない。一企業にも応用できる事例がここにある。なぜなら先に挙げた実績は,HPのエンタープライズ向けプリンタでのファームウェア開発における変革の軌跡をもとにしているからだ。あなたの企業が世界で戦うための原則を本書で確かめてほしい。日本語版特別付録として,国内のDevOps事例を収録。

こんな方におすすめ

  • 経営幹部
  • 経営者
  • 技術責任者
  • プロダクトマネージャ

特別寄稿

マイクロソフトコーポレーションの牛尾剛さんにはバリューストリームマッピングの手法について書き下ろしで寄稿いただきました。

目次

第1章 変革を理解する

第2章 アジャイルチームを拡大する上での課題

第3章 ビジネス目標と重要な最初の一歩

第4章 エンタープライズレベルの継続的改善

第5章 アジャイルなエンタープライズ計画

第6章 DevOps展開におけるビジネス目標

第7章 メインブランチで開発を進める文化を作る

第8章 組織にしっかりした土台を作る

第9章 継続的デリバリー

第10章 デプロイパイプラインの設計

第11章 安定性の向上

第12章 さぁ始めよう

サポート

正誤表

本書の以下の部分に誤りがありました。ここに訂正するとともに,ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。

(2017年1月23日更新)

訳者まえがき

マイクロソフトコーポレーションの牛尾剛さんにはバリューストリームマッピングの手法について・書き下ろしで寄稿いただきました。
マイクロソフトコーポレーションの牛尾剛さんにはバリューストリームマッピングの手法について弊社サイトにご寄稿いただきました。

日本のDevOps変革を促進するバリューストリームマッピング

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