概要
ロングセラーが待望の大改訂! 基本情報技術者試験で,C言語を選択する方のための定番参考書「C言語の切り札」の改訂3版です。C言語の基本を解説する「文法編」と過去問を解説した「問題編」の2部構成となっています。「文法編」は試験で出題される文法事項に的を絞り,C言語をまったく知らない人でも理解できるような説明にしてあります。問題編ではC言語の過去問題12問と,アルゴリズム(擬似言語)問題4問の合計16問を,ソースコード1行ごとに詳しく解説。収録問題はすべて刷新し,最新の内容になっています。確実に合格点をとりたい方のための,必携の1冊です。
こんな方におすすめ
- C言語を1から勉強しながら,試験対策を行うつもりの人
- C言語を習ったことがあるが,過去問題を解くとよくわからない人
- アルゴリズム問題対策とC言語問題の対策を効率的に行いたい人
著者から一言
~本書 はじめに より~
「C言語の問題は難しい」という声はよく聞きますが,C言語をある程度使ったことがある人(学校の授業等で習ったことがある人,もしくは本書の文法編で基本的な内容を理解した人)であれば,問題をある程度こなせば,確実に点数が取れる程度の難易度です。
確かに,ポインタや構造体などの文法事項で難しい内容もありますが,試験の問題では文法については細かく聞かれません。試験問題で問われるのは,アルゴリズムです。
基本情報技術者試験のプログラム問題は,言語によってルール(文法事項)は異なりますが,問題のプログラムからアルゴリズムがしっかり読み取ることができれば,言語の差はそれほどないレベルです。試験に合格するために必要なのは,アルゴリズムを読み取る力(理解する力)なのです。この本は,その力をつけるための本になっています。
ぜひ,納得行くまでプログラムをトレースして,読み取る実力を付けてください。