概要
解剖学は,医療系の大学や専門学校に進んだ学生さんにとって,必ず学ぶ必要性のある教科の一つ。
医療系の基礎となる知識であるがために,膨大な情報量があります。
そのため,学生さんは“解剖学は暗記教科”と思いがち。
おかげで試験の終了とともに忘れ去られてしまいます。
しかし,学年が進んで臨地実習に出ると,「解剖学をもっと覚えておけば・・・・・・」という事態に陥ることが多々あります。
これを解消するためには,日々の研鑽が必要。
その手段の一つが問題集の活用です。
巷には国家試験対策用の問題集は数多くありますが,自己学習に向いた問題集はあまり多くありません。
『看護学生のための解剖学ドリル』は,そんな声を受けて生まれました。
本書は,自己学習によって知識レベルの向上を図ることに目的に作成してあります。
内容は「基礎編」「応用編」「統合編」の3部構成。
自分の就学レベルに合わせて,段階的に知識の習得を可能としています。
ポケットサイズなので,気軽に持ち歩きながら,解剖学の知識定着にご活用ください。
各段階はこんな感じ
- 「基礎編」・・・・・・就学当初のレベルで習得が必要な臓器や構造の名称や位置についての確認に主眼を置いています。
- 「応用編」・・・・・・その用語のもつ意味や生理機能との関連などについて正確な知識の獲得をめざします。
似たような用語との違いを理解するため,国家試験と同様の四者択一形式の問題としてあります。
- 「統合編」・・・・・・病態学や生化学など他の教科との関係性を含めた統合的知識の理解を深めるための設問を用意しています。
こんな方におすすめ
- 看護学生の方
- 解剖学に悩める医療系学生の方
- ※自分のペースで学習できるよう工夫してあるので,サブテキストとしておすすめです。