概要
プロモーションやキャンペーンを告知するランディングページが増えています。チラシ感覚で魅せるランディングページ(Web広告)は,Webデザイナーのみならず,紙媒体のグラフィックデザイナーやDTPオペレーターなど,幅広い業種で制作されています。ただ,ネックとなるのがHTMLなどのWeb言語の習得です。Adobe MuseはIllustratorのようにビジュアルベースでWebページを作成できるアプリです。本書では,Museを使ってランディングページの知識と概念を理解しながら,作成する方法を解説します。
こんな方におすすめ
- HTMLなどのWeb言語の知識なしで,Webページを作りたい人
- Adobe Museの基本的な操作を知りたい人
- ランディングページとはどういうものかを知りたい人
目次
PART1 ランディングページの特徴と構造にいて知る
- 01 ランディングページとWebサイトの違いは?
- 02 ランディングページが必要とされている理由
- 03 効果的なランディングページを素早く作成する
- 04 作業を進めるための準備をする
- 05 ランディングページを作成する「目的」を明確にする
- 06 ランディングページで扱う商品/サービスの特徴とニーズを書く
- 07 商品/サービスの検索キーワードを考える
- 08 ファーストビューの内容とキャッチコピーを決める
- 09 ランディングページのワイヤーフレームを描く
PART2 デスクトップとモバイルのデザインを決める
- 01 デスクトップとモバイルのページを作り分ける方法
- 02 レスポンシブWebデザインで作成する方法
- 03 デスクトップとモバイルで共有できる要素・できない要素
- 04 テキストをレイアウトする方法
- 05 タイトルをデザインする方法
- 06 効率よく作業を進めるためのテクニック
- COLUMN テキストや図形の設定を利用する
PART3 プロトタイプを作成する
- 01 プランニングシートとワイヤーフレームを準備する
- 02 パソコン向けとスマートフォン向けのデザインを決める
- 03 Illustratorでプロトタイプの基本構造を描く
- 04 Photoshopでコンバージョンボタンを作成する
- 05 Adobe Stockでイメージ素材を集める
- 06 Museでプロトタイプを作成する
- COLUMN 画面の余白ができてしまう場合の対処方法
PART4 プロトタイプからページを作成する
- 01 プロトタイプをベースにして新規ページを作成する
- 02 ファーストビューを完成させる
- 03 ストーリーセットを完成させる
- 04 クロージングセットとフッターを完成させる
- COLUMN ページ作成時に知っておきたい情報
PART5 独創的かつ魅力的なページにする
- 01 Museのウィジェットライブラリを活用する
- 02 ウィジェットライブラリ「メニュー」をカスタマイズする
- 03 ウィジェットライブラリの6つのカテゴリーを全て把握する
- 04 スクロール効果で動的な表現を追加する
- COLUMN 作業時間を短縮するプロトタイピングツールAdobe XD
PART6 作成したサイトを公開する
- 01 パブリッシュとページ情報の記述方法
- 02 仮サイトで公開/本番サイトをFTPする/HTMLデータを書き出す
- 03 公開したページをブラウザーで修正する方法
- 04 見つけてもらいやすいサイトにする方法
サポート
ダウンロード
本書のサンプルファイルをダウンロードできます。
- ダウンロード
- サンプルファイル(Lesson-Data.zip)
サンプルファイルのご利用方法は本書P.4「本書の使い方」およびP.6「サンプルファイルのダウンロード」をご覧ください。
サンプルファイルは圧縮されていますので,お使いのコンピュータにダウンロードしたあとは,フォルダを展開してからご利用ください。なお,Part-2 で使用している画像(人物写真)に関しては,解説で使用した画像とサンプルに含まれる画像と異なります。
あらかじめご了承の上,ご使用をお願いいたします。
正誤表
本書の以下の部分に誤りがありました。ここに訂正するとともに,ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。
(2017年12月1日最終更新)
P.188 手順04の「カラーコー」以降の文章
正しい解説を記したPDFファイルを用意しました。