書籍概要

[イラスト解説]ティール組織
―新しい働き方のスタイル

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概要

「あなたの会社は何色ですか?」
本書では会社の発展段階を「色」で示します。強いボスからトップダウン→レッド(衝動型)です。官僚社会でまるで教会みたい→アンバー(順応型)です。あたかも機械の歯車の1つの扱い→オレンジ(達成型)です。アットホームで平等→グリーン(多元型)です。多くの会社はグリーン型になっているのではないでしょうか。でも,その先にティール【青緑】組織があります。今,既存の企業組織はさまざまな限界を迎えています。もっと生き生きと働きたくありませんか? もっと人生の目的を実現したくないですか? 新しい働き方の理想形を筆者フレデリック・ラルーは示します。世界から注目されている「ティール組織」で働き方改革をしましょう!

こんな方におすすめ

  • 働き方改革に興味のあるビジネスパーソン
  • または,成果が出やすい企業組織とは何か,その答えを探している皆さん

著者から一言

本書は,組織や社会という不思議な存在に対して何らかの違和感や「おかしみ(最近の表現ですが言葉にならない気持ちをよく表していると思います)」,居心地の悪さを覚えている人たちに対して,ぜひ読んでほしい本です。IT業界の開発チームのあり方,アジャイルなエンジニアリング組織への移行,といった技術組織の課題だけでなく,企画や経営そのものへのデザイン思考や組織横断的なアジャイルマインドの導入,企業だけでなく自治体やコミュニティ,場合によっては身近な勉強会の運営,といった組織やチームの在り方を一歩引いて落ち着いて見直してみたい,「心理的安全性」「全体性」「自己組織化」「生物的・生命的組織観」「進化する組織」「学習する組織」といった新しいマインドセットへの気づきを整理してみたい,という読者に開かれた書物です。

補足情報

ティール組織には,私が作りたい組織の理想像がはっきり示されています。あとで振り返ったとき,「人生で一番影響を受けた本」という気がしています。既存の組織に感じていた違和感を見事に表現し,未来の組織を予測しています。真の意味での「働き方改革」は,ティール組織への移行なのだとわかりました。皆さん信じられないと思いますが,これからの世界経済を席巻するのがティール組織です。働く人たちが幸福で,そして圧倒的に生産性が高い。それがティール組織です。ぜひ『ティール組織――マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現』(英治出版)とセットでお読みください。理解の深まり方が違います。私は,待ち切れずに英語版を買ってしまいました。日本語イラスト本の発売,おめでとうございます!
――サイボウズ株式会社 代表取締役社長 青野慶久

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目次

Part 0 イントロダクション――この本はいわゆるマネジメントの本ではありません

Part 1 私たちは,マネジメントについて新しいパラダイムを創り出すことができるでしょうか?
第1章 今日の組織はどこかが壊れている

Part2 それでは,この新しいティール組織はどのようにしたらうまく働くのでしょうか?
第2章 新しいものの意味を理解するために,ある物語から始めましょう

第3章 ブレークスルー1――セルフマネジメント

第4章 ブレークスルー2――「全体性」を取り戻すための闘い

第5章 ブレークスルー3――常に進化する目的

Part3 どうやったら新しい組織の世界にたどり着けるのでしょうか?
第6章 ティール組織を作るための条件

第7章 「CEO」の役割

サポート

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