概要
第1特集
仕事に役立つ実例で使いどころがわかる
思わず実践したくなるシェル&シェルスクリプト
Git,Docker,Kubernetes……開発・運用で使うソフトウェアの多くは,基本的な操作をCLI(Command Line Interface)で行います。IT技術者にとってCLIは避けては通れないものであると同時に,使いこなせれば強力な武器にもなる存在です。
CLIの基本といえば,bashなどのシェルです。シェルへの抵抗感をなくし便利さを実感してもらうため,本特集では「試してみたい!」と思える題材を多数用意しました。動かすだけでもおもしろいジョークコマンドや,定型作業を劇的に効率化するワンライナーやシェルスクリプトのコード例。本特集を読めば,日常のあらゆる業務で「これシェルでできるかも……」というアイデアがひらめくこと間違いなしです。
第2特集
IT業界ビギナーのためのDocker+k8s入門講座[Docker編]
図解で深く理解して最先端にキャッチアップ!
IT業界に入ってしまった新入社員のみなさん,業界用語に戸惑っていませんか? いきなり,「コンテナ」とか「クーバーネティス」とか先輩に言われても,「?」ばかりです。しかし,今IT業界で一番注目されているのが「コンテナ技術」です。Googleでは20億個のコンテナが稼動して,同社のサービスを運用していると言われます。コンピュータ資源を有効活用し,ビジネスで成功を収めるために,多くのIT企業がコンテナ技術をベースに鎬を削っています。頭の中にコンテナ技術の知識をインストールして,エンジニアライフをスタートダッシュしましょう。
特別企画
クラウドへのルータ接続実践ノウハウ
【1】AWSとオンプレミスをつなごう
AWS(Amazon Web Services)とオンプレミスをVPNや専用線を使いどのようにつなぐかについて,背景も含めて説明します。第1回では,VPNとAWSサイト間VPNの説明をします。
一般記事
「WebAuthn」が導く新時代のパスワードレス認証
【前編】FIDOとWebAuthnが変えるもの
「生体認証」のようなパスワードレス認証のための仕様「FIDO」,そしてFIDOをWebアプリケーションに組み込むためのAPIの仕様「WebAuthn」について前後編で解説します。前編ではこれまでの認証方式を振り返りつつ,FIDOとWebAuthnの概要・メリットをお伝えします。
一般記事
チームを成長させるコードレビューの秘訣
漠然と読んであいまいにコメントするのはもうやめよう
コードレビューはプログラマの間で日常的に行われているものですが,どんな観点で見て,どんなコメントを返せば良いのか,悩んでいる人もいるのではないでしょうか。本記事では,コードの品質を上げるのはもちろんのこと,メンバー間のコミュニケーションを円滑にしチーム全体の成長にもつながる,ちょっとしたレビューのコツを紹介しましょう。
短期連載
Mattermost[導入+構築]入門
【3】ご存じですか? chat導入のメリット
Slackを導入し,ソフトウェア開発やビジネスに利用している企業が増えています。しかし,企業のコンプライアンスやさまざまな制約のため,導入に踏み切れず躊躇している方も多いのが現実です。GitHubが使えない企業では,GitLabなどを導入することで,そのメリットを享受しています。それと同様にオープンソースでchat環境を構築するのが,本稿で紹介するMattermost(マターモスト)です。本連載の第3回めはプラグイン機能と,Mattermostプラグインの開発方法について紹介します。
サポート
ダウンロード
P.156 連載「Unixコマンドライン探検隊」
(2019年5月15日更新)
記事で使用しているサンプルコードが以下からダウンロードできます。ダウンロードファイル「sd06-unix38-sample.zip」は圧縮ファイルです。解凍したうえでご利用ください。詳細については,記事をご覧ください。
なお,このサンプルは学習・実験用を目的としております。オリジナルの著作は著者に帰属しますが,読者が断りなく任意に利用・改変することができることとします。
- ダウンロード
- サンプルコード(sd06-unix38-sample.zip)
免責:本サンプルを使用することによって,使用者が受けたあらゆる不利益に対して,原著者および技術評論社はその責任を負いません。
正誤表
本書の以下の部分に誤りがありました。ここに訂正するとともに,ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。
P.28,第2特集第2章「テキスト処理で役立つシェル・テクニック」,右段,下から18行目
誤 |
「UNIX」を含む原稿のリストは、図4のようにgrep -Lで作れます。
|
正 |
「UNIX」を含む原稿のリストは、図4のようにgrep -lで作れます。
|
P.28,第2特集第2章「テキスト処理で役立つシェル・テクニック」,図4のキャプション
誤 |
grep -Lで「UNIX」を含む原稿のリストを出力
|
正 |
grep -lで「UNIX」を含む原稿のリストを出力
|
P.28,第2特集第2章「テキスト処理で役立つシェル・テクニック」,図4
誤 |
$ grep -L 'UNIX' *.rst
201203.rst
201211.rst
201301.rst
201303.rst
201304.rst
201309.rst
|
正 |
$ grep -l 'UNIX' *.rst
201201.rst
201202.rst
201204.rst
201205.rst
201206.rst
(..略..)
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