概要
機械学習・ディープラーニングについて学ぶための,図解形式の解説書です。エンジニア1年生,機械学習関連企業への就職・転職を考えている人が,機械学習・ディープラーニングの基本と関連する技術,しくみ,開発の基礎知識などを一通り学ぶことができます。
こんな方におすすめ
目次
1章 人工知能の基礎知識
- 人工知能とは
- 機械学習(ML)とは
- ディープラーニング(DL)とは
- 人工知能と機械学習が普及するまで
2章 機械学習の基礎知識
- 教師あり学習のしくみ
- 教師なし学習のしくみ
- 強化学習のしくみ
- 統計と機械学習の違い
- 機械学習と特徴量
- 得意な分野,苦手な分野
- 機械学習の活用事例
3章 機械学習のプロセスとコア技術
- 機械学習の基本ワークフロー
- データの収集
- データの整形
- モデルの作成と学習
- バッチ学習とオンライン学習
- テストデータによる予測結果の検証
- 学習結果に対する評価基準
- ハイパーパラメータとモデルのチューニング
- 能動学習
- 相関と因果
- フィードバックループ
4章 機械学習のアルゴリズム
- 回帰分析
- サポートベクターマシン
- 決定木
- アンサンブル学習
- アンサンブル学習の応用
- ロジスティック回帰
- ベイジアンモデル
- 時系列分析と状態空間モデル
- k近傍(k-NN) 法とk平均(k-means)法
- 次元削減と主成分分析
- 最適化と遺伝的アルゴリズム
5章 ディープラーニングの基礎知識
- ニューラルネットワークとその歴史
- ディープラーニングと画像認識
- ディープラーニングと自然言語処理
6章 ディープラーニングのプロセスとコア技術
- 誤差逆伝播法によるニューラルネットワークの学習
- ニューラルネットワークの最適化
- 勾配消失問題
- 転移学習
7章 ディープラーニングのアルゴリズム
- 畳み込みニューラルネットワーク(CNN)
- 再帰型ニューラルネットワーク(RNN)
- 強化学習とディープラーニング
- オートエンコーダ
- GAN(敵対的生成ネットワーク)
- 物体検出
8章 システム開発と開発環境
- 人工知能プログラミングにおける主要言語
- 機械学習用ライブラリとフレームワーク
- ディープラーニングのフレームワーク
- GPUプログラミングと高速化
- 機械学習サービス
サポート
正誤表
本書の以下の部分に誤りがありました。ここに訂正するとともに,ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。
以下,6刷で修正済み
P.150「主な活性化関数」図の「ハイボリックタンジェント(tanh)」右上
P.161本文最後の行
誤 |
なお、単語の分散表現を学習する方法の総称をWord2Vecといいます。
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正 |
なお、単語の分散表現を学習する方法の一つに、Word2Vecがあります。
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以下,4刷で修正済み
P.83本文3,5,6,11行目および図タイトル
P.84本文2行目
P.83「ペン図で見る混同行列」
「FP」と「FN」の位置が逆
P.133図の説明2行目
P.236索引7番目
以下,2刷で修正済み
P.86図の右の「ハイパーパラメータ」内
誤 |
2次 y=ax2+bx+c
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正 |
2次 y=ax2+bx+c
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axの次の「2」が上付きになります。
P.87本文14行目
誤 |
学習させるのは、次数が9のモデル
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正 |
学習させるのは、次数が8のモデル
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P.93図左側の吹き出し
誤 |
左「Stream-Based Selective Sampling」、右「Pool-Based Sampling」
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正 |
左「Pool-Based Sampling」、右「Stream-Based Selective Sampling」
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