書籍概要

かんたんIT基礎講座

ゼロからわかる Amazon Web Services超入門 はじめてのクラウド

著者
発売日
更新日

概要

Amazon Web Services(AWS)がはじめてでもわかる! AWSの入門書です。多数あるAWSのサービス(機能)の中から特に重要なものを厳選して解説。簡単なWebシステムの構築を通して基礎からしっかり身につきます。

こんな方におすすめ

  • Amazon Web Services(アマゾン・ウェブ・サービス,AWS)を使ってみたい初心者の方
  • クラウドをはじめたい方

目次

CHAPTER1 Amazon Web Servicesとは何か

  • 1-1 クラウドサービスとは
  • 1-2 巨大クラウドプラットフォームAmazon Web Services
  • 1-3 本書の流れ
  • 要点整理
  • 練習問題

CHAPTER2 AWSをはじめよう

  • 2-1 AWSを使うには
  • 2-2 AWSアカウントの作成
  • 2-3 AWSマネジメントコンソールの基本
  • 2-4 各種サービスのダッシュボード
  • 2-5 ユーザーを追加する
  • 2-6 請求情報を管理する
  • 要点整理
  • 練習問題

CHAPTER3 Webサイトを公開しよう

  • 3-1 Webサーバーの仕組みと作り方
  • 3-2 S3の特徴と料金
  • 3-3 この章での操作の流れ
  • 3-4 S3バケットの作成
  • 3-5 Static website hosting機能
  • 3-6 バケットポリシーの設定
  • 3-7 ファイルをアップロードする
  • 3-8  ツールを使ってアップロードする
  • 要点整理
  • 練習問題

CHAPTER4 LAMPサーバーでWordPressを動かそう

  • 4-1 ブログサーバーの仕組みと作り方
  • 4-2 EC2の特徴と料金
  • 4-3 EC2の操作と通信
  • 4-4 この章での操作の流れ
  • 4-5 EC2インスタンスを作成する
  • 4-6 SSHで接続する
  • 4-7 Apacheのインストール
  • 4-8 PHPのインストール
  • 4-9 MariaDBのインストール
  • 4-10 WordPressをインストールして設定する
  • 4-10-1 WordPressをダウンロードしてインストールする
  • 4-10-2 WordPressの完成
  • 4-10-3 さらなる発展
  • 要点整理
  • 練習問題

CHAPTER5 データベースを活用しよう

  • 5-1 マネージドのデータベースサービスRDS
  • 5-2 この章での操作の流れ
  • 5-3 RDSのDBインスタンスを作成する
  • 5-4 WordPressのデータベースをDBインスタンスに変更する
  • 5-5 DBインスタンスの管理
  • 要点整理
  • 練習問題

CHAPTER6 固定IPアドレスとドメイン名を使おう

  • 6-1 IP アドレス・ドメイン名を設定するには
  • 6-2 Elastic IPで固定IPを割り当てる
  • 6-3 ドメイン名を使えるようにするには
  • 6-4 Route 53でDNSサーバーを作る
  • 6-5 ドメイン名を申請する
  • 6-6 EC2にドメイン名でアクセスできるようにする
  • 6-7 S3バケットにドメイン名でアクセスできるようにする
  • 要点整理
  • 練習問題

CHAPTER7 安全な通信を使おう

  • 7-1 通信をSSL/TLSで暗号化するには
  • 7-2 この章での操作の流れ
  • 7-3 証明書の作成
  • 7-4 ロードバランサーを構成する
  • 7-5 CloudFrontを構成する
  • 要点整理
  • 練習問題
  • 解答・解説
  • 索引

サポート

補足情報

# P.204(5-3-4)のStep 3のユースケースの選択

(2021年5月13日更新)

UIが新しくなり,[テンプレート]として[無料利用枠]が選べるようになっています。
手順では,こちらを選択し,あとは「 DBインスタンスサイズ」「 ストレージの自動スケーリング」などはそのままに作成してください。
これで無料利用枠の範囲内で使えるDBインスタンスがつくられます。

# P.180(4-10)からのWordPressのインストールが正常に動作しない

WordPressの最新版更新に伴い,書籍が一部動作しなくなっていました。
解決のためにAmazon Linux 2に最新のPHPをインストールする方法を解説します。
P.180の操作の前に以下のとおり操作いただくと,Amazon Linux 2上で最新のPHPが動作します。
PHPとライブラリをインストールしたらsystemctl restart httpdを実行して変更を反映してください。

phpのインストール(4-8 P.173)

amazon-linux-extrasコマンドを用いて最新のPHPをインストールします。
以下のようにインストールします。可否を問われた際はyumと同じく「y」で許可します。
なお,書籍中と同じく,sudo -iでルートユーザーとなったことを前提にしています。

amazon-linux-extrasコマンドはyumコマンドを拡張する役割を持ったパッケージ管理のコマンドです。

対応前

# yum install php

対応後

# # すでにWordPressに必要なライブラリをインストールしている場合,yum remove -y php-mysqlでphp-mysqlをアンインストールしておく。
# amazon-linux-extras install php7.3

WordPressに必要なライブラリのインストール(4-8 P.174)

php-mysqlについては同等の役割を持ったライブラリが「php7.3」インストール時に合わせてインストールされるため,インストールの必要がなくなります。

対応前

yum install php-mysql php-mbstring php-gd

対応後


yum install php-mbstring php-gd

新しいPHPのインストールについて

新しいPHPのインストールについては手順をまとめたPDFを配布します。動作しない場合は書籍と合わせてご確認ください。

(2020年5月11日更新)

ダウンロード
173-175.pdf

正誤表

本書の以下の部分に誤りがありました。ここに訂正するとともに,ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。

(2021年4月28日最終更新)

P.25 1-2-3の表1-2のVPCに関する記述

VPC アンネマネージド
VPC アンマネージド

(以下2019年10月12日更新)

P.22 1-1-3クラウドサービスの可用性における稼働時間に関する記述

計算式が誤っていました。正しくは下記の時間となります。

43,200×(100%-99.9%) = 43.2分
43,200×(100%-99.99%) = 4.32分

(以下2019年10月1日更新)

P.105(コラム バケットポリシーとユーザーポリシー)の図

本来,「ユーザーAさんからバケットZに向かう矢印」とすべき箇所が,誤って「ユーザーAさんからバケットYに向かう矢印」になっていました。
正しくは下図のとおりです。

P.105図

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