書籍概要

情報処理技術者試験

令和03-04年 基本情報技術者の 新よくわかる教科書

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概要

短期間での合格力養成を目指す基本情報技術者試験の学習用テキストです。テーマをコンパクトに区切りながら,出題分野をしっかりとカバーしています(最新のシラバスVer.7.1に対応)。テーマ冒頭のマンガでイメージを固めたら,図解とわかりやすい解説でしっかり理解。出題確率の高い項目を集中的にムダなく学習できます。随所に設けられた演習問題で理解度を確認し,別冊子の実力アップ模試で総仕上げをしましょう。また,購入者特典として,頻出用語をスマホで確認できるPDFアプリ「試験によくでる用語マスター」もダウンロードで提供。初めての受験勉強にも,試験直前のまとめ学習にも最適な新しい教科書です。

こんな方におすすめ

  • 網羅的に勉強する時間がないなかで合格を目指す方
  • 直前に短期集中で勉強して合格を目指す方
  • 出るところだけ最低限の勉強で合格したい方

サンプル

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目次

Chapter1 [テクノロジ系]基礎理論

基礎理論

  • 1-1 基数と数値表現
  • 1-2 集合と論理演算
  • 1-3 確率と組合せ
  • 1-4 情報に関する理論

アルゴリズムとプログラミング

  • 1-5 データ構造
  • 1-6 アルゴリズムと流れ図
  • 1-7 再帰とプログラム構造

Chapter2 [テクノロジ系]コンピュータシステム

コンピュータ構成要素

  • 2-1 コンピュータの構成
  • 2-2 CPUの性能と高速化
  • 2-3 メモリの種類と特性
  • 2-4 キャッシュメモリ
  • 2-5 周辺装置と入出力インタフェース

システム構成要素

  • 2-6 システムの処理形態とシステム構成
  • 2-7 システムの性能評価と信頼性評価
  • 2-8 OSの機能-ジョブ管理とタスク管理-
  • 2-9 OSの機能-記憶管理-
  • 2-10 OSの機能-データ管理と入出力管理-
  • 2-11 開発ツールとオープンソースソフト

ハードウェア

  • 2-12 論理回路とハードウェア

Chapter3 [テクノロジ系]技術要素

ヒューマンインタフェースとマルチメディア

  • 3-1 ヒューマンインタフェースとマルチメディア

データベース

  • 3-2 データベース方式とデータベース管理システム
  • 3-3 データベース設計
  • 3-4 SQLによるデータベース操作
  • 3-5 トランザクション処理とデータベースの応用

ネットワーク

  • 3-6 回線に関する計算
  • 3-7 ネットワークの接続
  • 3-8 通信プロトコル
  • 3-9 IPアドレスの特徴とアドレスの割当て
  • 3-10 ネットワーク管理と応用技術

セキュリティ

  • 3-11 情報セキュリティと脅威・脆弱性情報
  • 3-12 暗号技術と認証技術
  • 3-13 情報セキュリティ管理とセキュリティ対策
  • 3-14 セキュリティ実装技術

Chapter4 [テクノロジ系]開発技術

システム開発技術

  • 4-1 システム開発の手順
  • 4-2 テストの種類と方法
  • 4-3 開発の図式手法
  • 4-4 オブジェクト指向設計

ソフトウェア開発管理技術

  • 4-5 ソフトウェア開発手法

Chapter5 [マネジメント系]プロジェクトマネジメント

プロジェクトマネジメント

  • 5-1 プロジェクトマネジメントの全体像
  • 5-2 プロジェクトのスコープ
  • 5-3 プロジェクトの時間
  • 5-4 プロジェクトのコスト
  • 5-5 その他のマネジメント活動

Chapter6 [マネジメント系]サービスマネジメント

サービスマネジメント

  • 6-1 サービスマネジメントの全体像
  • 6-2 サービスの運用とファシリティマネジメント

システム監査

  • 6-3 システム監査の手順
  • 6-4 システム監査の実施と内部統制

Chapter7 [ストラテジ系]システム戦略

システム戦略

  • 7-1 情報システム戦略
  • 7-2 業務プロセスの改善
  • 7-3 ソリューションビジネスとシステム活用促進

システム企画

  • 7-4 システム化計画と要件定義
  • 7-5 調達計画と実施

Chapter8 [ストラテジ系]経営戦略

経営戦略マネジメント/技術戦略マネジメント

  • 8-1 経営戦略
  • 8-2 経営分析の手法
  • 8-3 マーケティング
  • 8-4 ビジネス戦略と技術開発戦略

ビジネスインダストリ

  • 8-5 ビジネスシステムとエンジニアリングシステム
  • 8-6 e-ビジネス

Chapter9 [ストラテジ系]企業と法務

企業活動

  • 9-1 企業活動と組織形態
  • 9-2 オペレーションズリサーチと経営工学
  • 9-3 企業会計と資産管理

法務

  • 9-4 知的財産権と法務

サポート

ダウンロード

(2022年5月10日更新)

「実力アップ模試」の解答・解説

巻末の別冊付録「実力アップ模試」の解答・解説をこちらからダウンロードできます(PDFファイル)。
なお,内容に一部修正が入りましたので,更新しました。2022年5月10日以前にダウンロードされた方は,お手数ですが再度ダウンロードしてください。

ダウンロード
R03-04_FE実力模試_解答解説.pdf(2022年5月10日更新)

「試験によく出る用語マスター」をお使いいただくために

本書をお買い上げいただいた読者様には,試験によく出題される重要用語をマスターするための付録「試験によく出る用語マスター」をこちらからダウンロードできます。

「試験によく出る用語マスター」はPDF形式のファイルとなっています。ご利用の際は「Adobe Acrobat Reader」アプリが必要です。下記のリンクから,Apple Store(iPhone/iPad)/Playストア(Android)/ダウンロードサイト(パソコン)が開くので,各自でインストールしてください(インストール済みの方は次に進んでください)。

Adobe Acrobat Readerを入手する

https://get.adobe.com/jp/reader/

「試験によく出る用語マスター」のダウンロード

「試験によく出る用語マスター」をダウンロードするには,本書の表2(表紙の裏)に掲載されているIDとパスワードを入力して,ダウンロードボタンを押してください。

Adobe Acrobat Readerで表示する方法

ファイルダウンロード後に,Adobe Acrobat Readerで「試験によく出る用語マスター」を表示する方法を案内します。また,便利にお使いいただくために,「単一ページ」表示をお薦めしております。その切り替え操作も紹介します。

※以下のリンク先 では「IT パスポート・試験によく出る用語マスター」の画面を例に解説 していますが,「基本情報技術者・試験によく出る用語マスター」でも操作方法は同様です。

  • iPhone/iPadの場合
  • Androidの場合
  • パソコンの場合
    ダウンロードしたPDFファイルをダブルクリックすれば開くことができます。
     
    パソコンでも「単一ページ」表示でご利用いただくのがお薦めです。メニューから[表示]-[ページ表示]-[単一ページ表示]を選択することで切り替わります。
     
    図 単一ページ表示への切り替え(パソコン版)

    pc_01.png

全用語を順番に学習したい方へ

「試験によく出る用語マスター」はPDF形式のファイルですので,ページをめくる操作(左右にスワイプ,マウスでのスクロール操作など)でも「質問」→「答え」の順に次々と学習を進めることができます。

「最初から最後まで全問題にチャレンジする」「トップメニューから学習したい章に飛んで,その章の全問題にチャレンジする」など,網羅的に学習を進めたい方におすすめです。

正誤表

本書の以下の部分に誤りがありました。ここに訂正するとともに,ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。

(2021年4月23日最終更新)

第2訂正情報

P.45 表中の「Zigbee」の解説

十数m程度を想定した短距離赤外線通信規格。
十数m程度を想定した短距離無線通信規格。

第1刷訂正情報(第2刷では修正済み)

P.008 冒頭のイラスト「②工夫すれば単純な計算になる」2行目

256=2の7乗だから……
256=2の8乗だから……

P.010 「掛け算は左シフト,割り算は右シフトで行える」の囲み部分

左にnビットシフト →元の数値の2n倍になる …nが2なら、2×2
左にnビットシフト →元のの2n倍になる …nが2なら、22=4倍(4を掛けた値)

 

右にnビットシフト →元の数値の2-n倍になる …nが2なら、2÷2
右にnビットシフト →元のの2-n倍になる …nが2なら、2-2=1/22=1/4倍(4で割った値)

P.011 「無限小数の判定問題」の一番下の行

《無限小数の例》10進数0.2は、2進数0.0011001100… と同じ値が繰り返される。
《無限小数の例》10進数0.2は、2進数0.001100110011… と同じ値が繰り返される。

P.012 「2のべき乗の組み合わせを見つけ出そう」の解説「解答のワザ」2~3行目

次の方法は、基数が2なら小数に2を掛け、整数部を並べていきます。
下記は10進小数を2進小数に変換する方法で、基数の2を掛けていき、整数部を順に並べます。

P.012 「○負数は2の補数で表現する」の解説の1行目

まず、符号ビットを含めたすべてのビットを反転します
負の数は2の補数を使って表現します。求め方は、まず符号ビットを含めたすべてのビットを反転します

P.013 浮動小数点形式の図を変更

誤

正

P.013 「正規化」の解説

実数を表現する際、例えば0.123×101でも、0.0123×102でも値は同じです。ただし後者の表現では、前者よりも仮数部の桁数は多く必要になります。精度が求められる計算では桁数が重要になるため、桁数をできるだけ稼ぐため仮数部の最上位桁を0以外になるように調整します。これを正規化といいます。
実数を表現する場合に、例えば、0.0123×102でも、0.123×101でも値は同じです。ただし前者の表現は、後者よりも仮数部の桁数多く必要になります。精度が求められる計算では桁数が重要になることから、桁数をできるだけ稼ぐために仮数部の最上位桁0以外になるよう小数点位置を調整します。これを正規化といいます。

P.013 試験問題の例「2の補数表現による表現範囲を思いだそう」の解説を差し替え

→前ページの表からもわかるように、符号付きの固定小数点方式では-128が最大の絶対値。16進数は2進数を4桁ずつ区切った形なので、先頭の1ビットのみ“1”で後は“0”となっている8000が正解。
→前ページの図からもわかるように、負数を2の補数で表す方式では、先頭の1ビットのみが“1”で、後は“0”となっているビット列が絶対値の最大。16進数は2進数を4桁ずつ区切った形なので、8000が正解。

P.013 表組み中の用語「桁落ち」の解説を差し替え

絶対値のほぼ等しい2つの数値を減算したときに、有効桁数が急激に減少し、それによって発生する誤差。左の方法のように、計算過程の工夫で軽減できる。
 例)18.6645-18.6641 =0.0004では、有効桁数6桁が1桁になっている
絶対値のほぼ等しい2つの数値を減算したときに、有効桁数が急激に減少することで発生する誤差。
 例)18.6645-18.6641=0.0004では、有効桁数6桁が1桁になっている。

「左の方法のように、計算過程の工夫で軽減できる。」を削除

P.013 表組み中の用語「情報落ち」の解説を差し替え

絶対値の差が非常に大きい2つの数値の加減算を行ったとき、絶対値の小さいほうの値が有効桁数内に収まらず、演算結果に反映されないため発生する誤差。
絶対値の差が非常に大きい2つの数値の加減算を行ったとき、絶対値の小さいほうの値が有効桁数内に収まらず、演算結果に反映されないため発生する誤差。計算過程の工夫で軽減できる(左欄外の「情報落ちを防ぐ方法」を参照)。

P.013 側注「情報落ちを防ぐ方法」の解説を差し替え

情報落ちは、絶対値の差が要因なので、まず絶対値の小さい順に数値を並べ替えて絶対値の差のない数値どうしの演算を先に行い、ある程度の大きさになってから絶対値の大きな値を加減すると誤差を減らせる。
情報落ちは、絶対値の差が要因。そこで、まず絶対値の小さい順に数値を並べ替えて絶対値の差が小さい数値どうしの演算を行う。ある程度の大きさになってから絶対値の大きな値を加減算すると誤差を減らせる。

P.014 「基本演算」の「②AND(論理積)」

両方が1(真)のとき、1(真)になります。
両方が1(真)のときのみ、1(真)になります。

P.015 「論理式の法則に慣れよう」の「基本則」の右端の色文字部分

→基本則においては、Aは、0または1をとると考えよう
→Aに、0または1を入れて、前ページの真理値表で確かめよう

P.015 試験問題の例「共通項に目を付けて、分配法則を適用していこう」の解説の1行目と3行目

……目をつけて分配法則を適用すると、
……目をつけて分配則を適用すると、

P.015 試験問題の例「共通項に目を付けて、分配法則を適用していこう」の解説の4行目

ここで論理和の法則から、B+B=1なので、C・(A+A)=C が解答
ここで、基本則からB+B=1なので、C・(A+A)=C・1=C

P.016 試験問題の例「桁をずらしながら、4ビットずつ取り出していけばよい」の解説の(2)(3)

(2)次の桁(4ビット)を取り出すため、nを右に4ビット論理シフトする。
(3)(1)で得られたxをスタックにプッシュ(格納)する。という手順を4回繰り返す。正解はイ。
(2)(1)で得られたxをスタックにプッシュ(格納)する。
(3)次の桁(4ビット)を取り出すため、nを右に4ビット論理シフトする。
という手順を4回繰り返す。正解はイ。

※(2)と(3)の順番が逆でした。

P.223 「実力アップ模試 解答」

問2 エ
問2 

(以下2021年3月5日更新)

P.009 「図解で攻略! 小数点以下の「桁の重み」は分数にする」の図中 右上

2進数 0.111
2進数 0.1111

P.096 下から2-3行目

…57は、2進数“00011101”であり、……、“00011111”=59です
…57は、2進数“00111001”であり、……、“00111011”=59です

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