書籍概要

情報処理技術者試験

令和03年 基本情報技術者 合格教本

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概要

ご好評いただいている基本情報技術者試験の定番テキストの改訂版です。最新のシラバスVer.7.1を圧倒的に網羅した内容で,試験範囲を体系的にしっかりと理解し合格を目指します。図解を豊富に使ったわかりやすい解説で学習を進め,随所に掲載された過去問からの例題や出題分析,そして章末問題でしっかりと知識を定着させて理解を深めることができます。体系立てた学習ができるため,独習にはもちろん,授業で使用するテキストとしても最適です。これから上位試験受験を目指す方の知識の土台づくりにもばっちりです。
読者特典として,スマホやPCから利用できる「問題演習Webアプリ」を提供。過去20回分の午前問題合計1600問を収録し,いつでもどこでも問題演習が行えます。間違えた問題のみを出題したり類似問題を出題したりできるため,苦手問題を繰り返し演習できます。自己採点機能が付き,得意/不得意分野をレーダチャートで表示。苦手克服や直前対策に役立ちます。

こんな方におすすめ

  • 出題範囲を体系的にきちんと理解しながら学習したい受験者
  • 午前試験免除制度を利用したい学校関係者

目次

第1章 基礎理論

基礎理論

  • 01 コンピュータで扱う「数」の工夫
  • 02 2進数によるさまざまな数値の表現
  • 03 シフト演算
  • 04 集合と論理演算
  • 05 確率と統計
  • 06 その他の応用数学
  • 07 情報に関する理論
  • 08 通信に関する理論
  • 09 計測・制御に関する理論

アルゴリズムとプログラミング

  • 10 データ構造
  • 11 アルゴリズムと流れ図
  • 12 探索のアルゴリズム
  • 13 整列のアルゴリズム
  • 14 文字列処理のアルゴリズム
  • 15 ファイル処理のアルゴリズム
  • 16 再帰とプログラム構造
  • 17 プログラミング
  • 18 プログラム言語
  • 19 マークアップ言語

第2章 コンピュータシステム

コンピュータ構成要素

  • 01 コンピュータの構成と動作
  • 02 プロセッサの性能と高速化技術
  • 03 メモリの種類と特徴
  • 04 メモリシステムと記憶階層
  • 05 バスと入出力インタフェース
  • 06 入出力装置
  • 07 補助記憶装置

システム構成要素

  • 08 システムの処理形態
  • 09 システム構成
  • 10 システムの性能指標
  • 11 システムの信頼性指標

ソフトウェア

  • 12 オペレーティングシステムの種類と特徴
  • 13 ?OSの役割と機能①?ジョブ管理とタスク管理
  • 14 多重プログラミングと割込み
  • 15 ?OSの役割と機能②?記憶管理
  • 16 ?OSの役割と機能③?データの管理とファイルシステム
  • 17 開発支援ツール
  • 18 言語処理ツール
  • 19 オープンソースソフトウェア

第3章 技術要素

ヒューマンインタフェース

  • 01 ヒューマンインタフェース

マルチメディア

  • 02 マルチメディア技術

データベース

  • 03 データベース方式
  • 04 データベース設計
  • 05 データベースの操作
  • 06 トランザクション処理
  • 07 データベースの応用
  • 【章末まとめ問題】その①ヒューマンインタフェース/マルチメディア/データベース

ネットワーク

  • 08 ネットワーク方式
  • 09 ネットワークアーキテクチャ
  • 10 通信プロトコル
  • 11 IPアドレスの役割と機能
  • 12 ネットワーク管理
  • 13 電子メールとネットワークサービス
  • 【章末まとめ問題】その② ネットワーク

セキュリティ

  • 14 情報セキュリティ
  • 15 暗号技術
  • 16 利用者認証
  • 17 情報セキュリティ管理とセキュリティ技術評価
  • 18 情報セキュリティ対策
  • 19 セキュリティの実装技術
  • 【章末まとめ問題】その③ セキュリティ

第4章 開発技術

システム開発技術

  • 01 システム開発のプロセス
  • 02 システム開発に用いる図式手法
  • 03 構造化設計に用いる図式手法
  • 04 オブジェクト指向設計
  • 05 モジュール設計
  • 06 コーディングとモジュールテスト
  • 07 結合テストと適格性確認テスト
  • 08 システムの導入と受入れ・保守

ソフトウェア開発管理技術

  • 09 ソフトウェアの開発手法
  • 10 システム開発に伴うさまざまな管理
  • 【章末まとめ問題】

第5章 プロジェクトマネジメント

プロジェクトマネジメント

  • 01 プロジェクトマネジメントの全体像
  • 02 プロジェクトのスコープ
  • 03 プロジェクトの時間
  • 04 プロジェクトのコスト
  • 05 プロジェクトの品質
  • 06 多角的に管理するその他の対象群
  • 【章末まとめ問題】

第6章 サービスマネジメント

サービスマネジメント

  • 01 サービスマネジメント

システム監査

  • 02 システム監査と内部統制
  • 【章末まとめ問題】

第7章 システム戦略

システム戦略

  • 01 情報システム戦略と業務プロセス
  • 02 ソリューションビジネス
  • 03 システム活用促進・評価

システム企画

  • 04 システム企画
  • 【章末まとめ問題】

第8章 経営戦略

経営戦略マネジメント/技術戦略マネジメント

  • 01 経営戦略
  • 02 経営分析の手法
  • 03 マーケティング
  • 04 ビジネス戦略と技術開発戦略

ビジネスインダストリ

  • 05 ビジネスシステムとエンジニアリングシステム
  • 06 e-ビジネス
  • 07 民生機器と産業機器
  • 【章末まとめ問題】

第9章 企業と法務

企業活動

  • 01 企業活動と組織
  • 02 OR・IEと業務分析
  • 03 品質管理とQC七つ道具
  • 04 企業会計と財務

法務

  • 05 企業が関わる法務
  • 06 セキュリティ関連法規
  • 07 ガイドラインと標準化
  • 【章末まとめ問題】

サポート

正誤表

本書の以下の部分に誤りがありました。ここに訂正するとともに,ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。

(2021年10月28日最終更新)

第3刷訂正情報

P.131 バスタブ曲線の図中

磨耗故障
耗故障

P.386 図表01-1

サービストランジョン
サービストランジョン

(以下2021年8月3日更新)

第3刷訂正情報

P.470 下から4-5行目

CGM(Consumer Generated Medea:消費者生成メディア)
CGM(Consumer Generated Media:消費者生成メディア)

(以下2021年4月23日更新)

第2刷訂正情報(第3刷では修正済み)

P.95「図表 01-4 命令サイクルと実行サイクル」の中程「制御装置」の箇所

命令アドレスレジスタ(フログラムレジスタ)
命令アドレスレジスタ(ログラムレジスタ)

P.141「図表 14-3 割込みの種類」の「プログラム割込み」の解説

オーバフロー、アンダフロー、ゼロによる除算、パリティエラー、記憶保護違反など
オーバフロー、アンダフロー、ゼロによる除算、記憶保護違反など

「パリティエラー」を削除

第1刷訂正情報(第2刷では修正済み)

P.391「⑮インシデント管理」の解説差し替え

障害などの予期せぬサービスの中断に際して、可能な限り迅速に回復させるための対応を行います。また、品質の低下やサービスに影響していない事象への対応を実施します。発生したインシデントは、既知の要因として特定できるように記録として残しておきます。インシデントへの管理手順は、記録→優先度の割当て→分類→記録の更新→段階的取扱い→解決→終了、により行い、文書化します。特に重大なインシデントは、トップマネジメントに通知を行います。
障害などの予期せぬサービスの中断(インシデント)に際して、可能な限り迅速に回復させるための対応を行います。また、発生したインシデントは、既知の要因として特定できるよう記録として残しておきます。インシデントへの対応は、記録・分類→優先度付け→必要に応じた段階的取扱い(エスカレーション)→解決→終了といった手順で行っていきます。特に重大なインシデントについては、トップマネジメントへ通知を行うとともに、解決後の報告や改善のためのレビューを実施します。

P.391「⑯サービス要求管理」の解説

サービス要求に対して、記録を行い、…
サービス要求に対し、記録分類を行い、…

P.392「⑰問題管理」の解説差し替え

問題の根本原因を突き止めて、インシデントの再発防止の解決策を提示します。また問題への原因特定と対応(低減または除去するための処置)を「既知の誤り」として記録し、インシデントの記録と相互参照できるようにしておきます。問題への管理手順は、識別→記録→優先度の割当て→分類→記録の更新→段階的取扱い→解決→終了、により行い、文書化します。
問題の根本原因を突き止め、インシデントの発生または再発防止への解決策を決定していきます。問題への対応は、記録・分類→優先度付け→必要に応じた段階的取扱い(エスカレーション)→可能なら解決→終了の手順で行い、また根本原因となる問題が解決できない場合は、サービスへの影響を低減または除去するための処置を決定します。これらは「既知の誤り」として記録し、参照できるようにしておきます。さらに、定期的に問題解決の有効性を監視し、レビュー、報告を行います。

P.392「⑱サービスの可用性管理」

⑱サービスの可用性管理
サービスの利用者が利用したいときに確実にサービスを利用できるよう(可用性の確保)に監視を行い、記録および目標との比較し、管理します。また、障害等で利用できないことがあった場合、原因を調査して必要な処置を行います。なお、可用性を判断する指標には、稼働率、保守性(平均サービス回復時間=サービスが停止してから、利用できるまでの平均時間)があります。
⑱サービス可用性管理 ※「の」を削除
サービスの利用者が利用したいときに確実にサービスを利用できるよう(可用性の確保)監視・記録を行い、あらかじめ定めたサービス要求事項および目標との比較を行います。また、可用性が失われた場合、原因を調査して必要な処置を行います。

P.392「⑲サービスの継続管理」

⑲サービスの継続管理
⑲サービス継続管理

「の」を削除

(以下2021年1月18日更新)

第1刷訂正情報(第2刷では修正済み)

P.21 「●小数点以下の2進数の基数変換」の解説の上から5行目

0.001は0.01の10倍
0.010.001の10倍

P.62 「図表12-2 ハッシュ表探索」の図,右上の「衝突の発生」の下

200個
データ数 200個

「200個」の記述の上,「データ数」という文字が欠けておりました。

補足情報

問題演習WebアプリDEKIDAS-WEBについて

(2021年5月6日更新)

本書の読者特典として,問題演習WebアプリDEKIDAS-WEBをお使いいただけます。
アクセスに必要な認証コードは,書籍に掲載しています。
使用説明書は,ここからダウンロードできます。

DEKIDAS-WEB使用説明書

ダウンロード

本文使用の図版データ

(2021年5月21日更新)

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なお,本書を用いた講義用のスライドにのみ使用を許諾しております。それ以外のデータの一部または全てを無断で複製・変更・使用することはできません。ご注意ください。

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