概要
全日本情報学習振興協会が実施する「情報セキュリティ初級認定試験」の公式テキストです。
すべての区分をこなせる情報処理技術者試験対策の講師として,25000名以上の指導実績のある講師が執筆。初めて受験する方にも読みやすく,学習しやすい工夫が満載。合格を目指すあなたに必携の1冊です。
【本書の特徴】
- セキュリティの脅威/対策だけでなく,コンピュータの一般知識まで網羅!
図や表を豊富に用いて,理解しやすいように徹底して作成。
セキュリティの基礎知識が着実に身につきます。
- 重要なキーワードはひと目でわかる!
学習の「カギ」となる用語を,各節の冒頭に表示。本文中でも太字で記載。
「NOTE」の補足内容も合わせて学習すれば,理解がさらに深まります。
- 各章末/巻末にある演習問題で理解度を確認!
問題を繰り返し解き,解説も読むことで,効率よく合格力を高められます。
多様化する脅威と求められる対策,ソフトウェア/ハードウェアの知識など,初めての「セキュリティ」学習に充実の内容。このテキストを手にすれば,セキュリティに対する苦手意識がなくなり,合格に必要な実力が身につきます。
こんな方におすすめ
- 要点整理をしながら,試験対策をしたい人
- 苦手箇所を克服して,合格したい人
- 情報セキュリティの基礎を体系的に学びたい人
目次
第1章 情報セキュリティ総論
- 1-1 情報セキュリティの概要
- 1-2 情報セキュリティの3要素
- 1-3 情報に関する個人の権利と企業責任
- 1-4 情報セキュリティとリスク分析
- 1-5 情報セキュリティ対策の概要
- 1-6 情報セキュリティに関する法規,ガイドライン,認定制度など
第2章 脅威と情報セキュリティ対策①
- 2-1 紙媒体の利用に関する脅威
- 2-2 紙媒体の不正利用の対策
- 2-3 社員・社内にいる部外者・協力会社などによる脅威
- 2-4 物理的脅威と人的脅威への対策
- 2-5 モバイル機器利用に関する脅威/モバイル機器の管理
- 2-6 SNS利用に関する脅威
- 2-7 天災・大規模障害に関する脅威
- 2-8 天災・大規模障害の対策
第3章 脅威と情報セキュリティ対策②
- 3-1 コンピュータ利用上の脅威
- 3-2 コンピュータの不正利用などの対策
- 3-3 インターネット利用に関する脅威
- 3-4 インターネットの不正利用対策
- 3-5 電子媒体の利用に関する脅威
- 3-6 電子媒体の不正利用の対策
- 3-7 外部からの攻撃の脅威
- 3-8 ネットワーク攻撃対策
- 3-9 暗号化技術・公開鍵基盤・認証技術
- 3-10 その他の技術的セキュリティ対策
第4章 コンピュータの一般知識
- 4-1 OS・アプリケーションに関する知識
- 4-2 ハードウェアに関する知識
- 4-3 スマートデバイスに関する知識
- 4-4 その他コンピュータに関する知識
- 4-5 通信・ネットワークに関する知識
- 4-6 データベースに関する知識
- 4-7 ビッグデータおよびその他技術に関する知識
第5章 総合演習問題
- 5-1 情報セキュリティ総論
- 5-2 脅威と情報セキュリティ対策①
- 5-3 脅威と情報セキュリティ対策②
- 5-4 コンピュータの一般知識
サポート
正誤表
本書の以下の部分に誤りがありました。ここに訂正するとともに,
ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。
P.138 大問1の解説
P.35 本文上から2行目
誤 |
取得・補完は2年以下の懲役または |
正 |
取得・保管は2年以下の懲役または |
P.62 「ウェアラブル端末」内の本文2行目
誤 |
Global Poisoning System |
正 |
Global Positioning System |