書籍概要

スピードマスター

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Accessデータベース 用語図鑑

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概要

Accessは他のOfficeソフトと異なり,直感的に「とりあえず使ってみる!」とぃうことができません。『データベース』という概念やしくみが理解できていないと,Accessを起動したはよいが,それ以上何もできないことになってしまいます。本書は,Accessを操作してみてうまく行かなかった人や,実際に操作する前にデータベースの概念やAccessのしくみについて,理解を深めるための書籍です。

概念ということ,ちょっと難しいイメージを持つかもしれません。しかし,本書はそんな難しそうな概念・知識をイラストで理解してもらう書籍です。『概念をイラスト化』して,イラストを見るだけで,なんとなく理解できてしまう「新感覚な」Accessの入門書です。

こんな方におすすめ

  • Accessを使ってみたが,上手に使うことができなかった人
  • テーブル作成で困った人

著者から一言

Excelの延長のような感覚でAccessをさわってみて,「全然わからない?!」と戸惑ってしまう方もいらっしゃると思います。Accessは,データベースのしくみを理解している前提で作られているので,すこし難しいと思います。
この本は,データベースを扱うのに必要だけれど,ちょっと難しくて敬遠してしまう…,そんな用語を,1つ1つイラストを交えながら,データベースの概念と一緒に気軽に覚えられるよう工夫して執筆いたしました。これらの用語や概念をざっと頭に入れておいてから実際にAccessをさわってみたときに,「そういうことだったのか!」という気持ちになっていただけたら嬉しいです。

今村ゆうこ

サンプル

目次

第1章 データベース概要

  • 001 Access
  • 002 コンピュータ
  • 003 データ
  • 004 ユーザーインターフェース(UI)
  • 005 キャラクターユーザーインターフェース(CUI)
  • 006 グラフィカルユーザーインターフェース(GUI)
  • 007 データベース
  • 008 リレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)
  • 009 ネットワーク
  • 010 クライアントサーバーシステム
  • 011 一元管理
  • 012 信頼性
  • 013 ロック(排他制御)
  • 014 処理速度
  • 015 データベースの運用
  • 016 言語(データベース言語)
  • 017 3層アーキテクチャー
  • 018 ビジネスロジック
  • 019 オールインワン

第2章 Accessを使う前に

  • 020 利用目的
  • 021 データシート
  • 022 データの一貫性
  • 023 書式
  • 024 表記揺れ
  • 025 使用人数
  • 026 同時使用
  • 027 容量
  • 028 コスト
  • 029 セキュリティ
  • 030 保守性
  • 031 バックアップ
  • 032 ストレージ
  • 033 適した案件
  • 034 4つの部品

第3章 テーブルの基礎知識

  • 035 プロジェクト
  • 036 仕様書
  • 037 テーブル
  • 038 フィールド
  • 039 レコード
  • 040 データ型
  • 041 制約
  • 042 重複
  • 043 一意性
  • 044 NULL
  • 045 NOT NULL制約
  • 046 主キー
  • 047 インデックス
  • 048 複数テーブル
  • 049 非正規形
  • 050 正規化
  • 051 マスターテーブル
  • 052 トランザクションテーブル
  • 053 自動採番
  • 054 外部キー
  • 055 リレーションシップ
  • 056 参照整合性
  • 057 テーブルの結合
  • 058 内部結合
  • 059 外部結合

第4章 テーブルの内容を操作する

  • 060 クエリ(QUERY)
  • 061 SQL
  • 062 抽出(SELECT)
  • 063 レコードセット
  • 064 条件(WHERE)
  • 065 識別記号
  • 066 演算子
  • 067 複数条件
  • 068 並び替え(ORDER)
  • 069 自作フィールド
  • 070 すべてのフィールド
  • 071 部分一致
  • 072 テーブル結合(JOIN)
  • 073 挿入(INSERT)
  • 074 削除(DELETE)
  • 075 更新(UPDATE)
  • 076 トランザクション
  • 077 コミット
  • 078 ロールバック

第5章 テーブル

  • 079 accdbファイル
  • 080 オブジェクト
  • 081 シンプルな運用
  • 082 アプリケーションとしての運用
  • 083 ナビゲーションウィンドウ
  • 084 命名規則
  • 085 ビュー
  • 086 テーブルの作成
  • 087 データシートビュー(テーブル)
  • 088 デザインビュー(テーブル)
  • 089 フィールドの作成
  • 090 データ型の設定
  • 091 数値型
  • 092 オートナンバー型
  • 093 通貨型
  • 094 日付/時刻型
  • 095 テキスト型
  • 096 主キーの設定
  • 097 レコードの追加・更新・削除
  • 098 レコードの保存
  • 099 フィルター
  • 100 リレーションシップの設定
  • 101 参照整合性の設定
  • 102 結合の種類
  • 103 サブデータシート
  • 104 ルックアップ
  • 105 インポート

第6章 クエリ

  • 106 クエリ(オブジェクト)
  • 107 クエリの作成
  • 108 デザインビュー(クエリ)
  • 109 SQLビュー
  • 110 データシートビュー(クエリ)
  • 111 テーブルの追加
  • 112 選択クエリ
  • 113 クエリの実行
  • 114 クエリの条件
  • 115 クエリの複数条件
  • 116 クエリの並び替え
  • 117 演算フィールド
  • 118 関数
  • 119 集計
  • 120 選択クエリ(複数テーブル)
  • 121 エクスポート
  • 122 追加クエリ
  • 123 更新クエリ
  • 124 削除クエリ

第7章 レポート&フォーム

  • 125 レポート
  • 126 フォーム
  • 127 コントロール
  • 128 レイアウトの形式
  • 129 セクション
  • 130 連結オブジェクト
  • 131 非連結オブジェクト
  • 132 連結コントロール
  • 133 演算コントロール
  • 134 非連結コントロール
  • 135 レポート/フォームの作成
  • 136 デザインビュー(レポート/フォーム)
  • 137 レポートビュー/フォームビュー
  • 138 レイアウトビュー(レポート/フォーム)
  • 139 印刷プレビュー

第8章 自動化

  • 140 プログラミング
  • 141 VBA(Visual Basic for Applications)
  • 142 VBE(Visual Basic Editor)
  • 143 モジュール
  • 144 プロシージャ
  • 145 イベントプロシージャ
  • 146 マクロ
  • 147 変数
  • 148 条件分岐
  • 149 繰り返し(ループ)
  • 150 デバッグ

サポート

正誤表

本書の以下の部分に誤りがありました。ここに訂正するとともに,ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。

(2023年5月26日最終更新)

P.82 イラスト右下の吹き出し

「販売」テーブルの「商品ID」と「販売」テーブルの「商品ID」を結合して、
「販売」テーブルの「商品ID」と「商品マスター」テーブルの「商品ID」を結合して、

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