概要
製造業界を中心に高いシェアを誇る3D CAD「SOLIDWORKS」の入門書です。スケッチ,拘束,押し出しなどのモデリングの基本やアセンブリ,図⾯作成といった基本を丁寧に解説します。また,「設計変更」や「エラーモデルの修復」といった機能も説明しているので,実践的な内容になっています。章ごとに作例を用意しているので,実際に操作しながら学習できます。
こんな方におすすめ
- 仕事で使うためSOLIDWORKSの基本操作を⾝につけたい社会⼈や学⽣の方
本書のサンプルファイルについて
本書で使用するサンプルファイルは,著者のWebサイト(http://www.osc-inc.co.jp/SW_textbook)からダウンロードできます。詳しくは,本書P.7「サンプルファイルのダウンロード」を参照してください。
目次
【基本編】
第1章 SOLIDWORKSとモデリング知識
- この章でやること
- 1.1 SOLIDWORKSの特徴
- 1.2 フィーチャーの種類
- 1.3 形状の種類
- 1.4 設計意図
- 1.5 モデル作成前に検討すべきもの
第2章 SOLIDWORKSの基本操作
- この章でやること
- 2.1 SOLIDWORKSの起動と終了
- 2.2 SOLIDWORKSの基本画面
- 2.3 作業環境の変更
- 2.4 ファイルの操作
- 2.5 画面の移動と表示の切り替え
- 2.6 アイテムの選択方法
【実践編】
第3章 スケッチ・拘束
- この章でやること
- 3.1 スケッチの開始/終了
- 3.2 スケッチの作成
- 3.3 拘束の付加
- 3.4 スケッチの編集
- 3.5 スケッチの状態
第4章 ベースプレートを作成する
- この章でやること
- 4.1 押し出し
- 4.2 穴ウィザード
- 4.3 フィレット
- 4.4 面取り
第5章 マグカップを作成する
- この章でやること
- 5.1 回転
- 5.2 円形パターン
- 5.3 勾配を付けて押し出し
第6章 ホイールを作成する
- この章でやること
- 6.1 マルチボディ
- 6.2 参照平面
- 6.3 ロフト
- 6.4 スイープ
- 6.5 マルチボディの組み合わせ
第7章 スパナを作成する
- この章でやること
- 7.1 エンティティ変換
- 7.2 テキストの作成と押し出し
- 7.3 対称形の作成
第8章 材料データ
- この章でやること
- 8.1 材料編集
- 8.2 質量特性
- 8.3 モデルの表示設定
【応用編】
第9章 設計変更
- この章でやること
- 9.1 作成手順の確認
- 9.2 親子関係
- 9.3 履歴の操作
- 9.4 シェルの編集
- 9.5 補強板の作成
- 9.6 抜き勾配分析
第10章 エラーモデルの修復
- この章でやること
- 10.1 エラーの確認
- 10.2 エラーの修復
- 10.3 FeatureXpertの使用
第11章 アセンブリの作成
- この章でやること
- 11.1 アセンブリファイルの作成
- 11.2 部品の挿入
- 11.3 合致
- 11.4 サブアセンブリ
- 11.5 構成部品の表示
- 11.6 アセンブリと部品の相関関係
- 11.7 パックアンドゴー
- 11.8 部品として保存
第12章 アセンブリ機能
- この章でやること
- 12.1 干渉チェック
- 12.2 測定
- 12.3 アセンブリの質量特性
- 12.4 分解図
- 12.5 分解ラインスケッチ
第13章 関数とコンフィギュレーション
- この章でやること
- 13.1 関数の作成
- 13.2 関係式
- 13.3 コンフィギュレーションの作成
- 13.4 コンフィギュレーション部品
第14章 図面の作成
- この章でやること
- 14.1 図面ファイルの作成
- 14.2 図面のドキュメントプロパティ
- 14.3 投影図の配置
- 14.4 図面の表示設定
- 14.5 断面図の作成
- 14.6 詳細図の作成
- 14.7 中心線
- 14.8 図面寸法の記入・編集
- 14.9 図面記号の挿入
- 14.10 アセンブリ図面の作成
- 14.11 図面の出力・印刷
第15章 システムオプションやプロパティ
- 15.1 システムオプション
- 15.2 部品ファイルのドキュメントプロパティ
- 15.3 アセンブリファイルのドキュメントプロパティ
- 15.4 テンプレート