概要
秋になるとイロハモミジをはじめとする落葉樹の木の葉が,通学路や散歩道などいたるところで見かけるようになります。小学校では秋の行事として落ち葉拾いなどの校外学習も行われ,落ち葉は子どもたちにとって,自然に親しむための身近な素材です。
本書のはじめでは,一番身近なイロハモミジの木の葉にスポットを当て,緑色の葉が黄色にオレンジ色に,そして,真っ赤に変化していく様子を定点写真で紹介していきます。その他,どの木から葉が落ちるのか,また,落ち葉が森の動物の食料になったり,分解者によって木々の栄養になって循環していく様子を写真やイラストで解説していきます。さらに,落ち葉を使った楽しい工作もご紹介。落ち葉について深く,楽しく学べる1冊です。
こんな方におすすめ
- 身近に生えている植物について興味のある子どもたち
- どんな木から葉が落ちて,落ち葉はどこに行くのか興味のある子どもたち