概要
2025年5月末に一般リリースされたAnthropic社が提供している「Claude Code」は,コマンドライン上で動くLLMによるAIコーディングエージェントです。これまでのAI開発支援エディタ一である「Github Copilot」や「Cursor」等他のツールとは全く違う開発体験が一気にエンジニアに受け入れられ,AI駆動開発のデファクトスタンダードになりつつあります。
本書は他の書籍に先駆けて,Claude Codeの基本的な知識から豊富な使い方まで幅広く解説します。さらに開発のためのおすすめのワークフロー,そして実際に動くWebアプリケーションをハンズオンで手を動かして構築しながら,新しい開発パラダイムを体験し,実践的に学ぶことができます。これからClaude Codeを学ぶ初心者はもちろん,従来の開発手法に慣れたエンジニアが,Claude Codeを使いこなしながらアプリケーション開発を行う「AI駆動開発」という新時代の開発スタイルへスムーズに移行できるようになる実践的な入門書です!
こんな方におすすめ
- AI駆動開発に興味があるが、実際に使ったことがない開発者
- 「Claude Codeで何ができるのか」を知りたいエンジニア
- 社内システムなどをClaude Codeで作ってみたい非エンジニア
サポート
補足情報
Opus 4.5への対応につきまして
2025年11月25日にClaudeのモデル「Opus 4.1」が「Opus 4.5」へアップデートされたことが発表されました。つきましては,書籍内の「Opus 4.1」に関する記述を以下のように読み替えていただきますようよろしくお願い申しあげます。
P.8 Proプランの表内の「利用可能モデル」について
Claude Sonnet 4.5とHaiku 4.5(/modelコマンドで切り替え可能)
P.9 Max 5x,Max 20xプランの表内の「利用可能モデル」について
デフォルトでOpus 4.5,Claude Sonnet 4.5とHaiku 4.5(/modelコマンドで切り替え可能)
P.10 9行目と「プランごとの料金体系(2025年10月現在)」の表内について
Opus 4.5:入力100万トークンあたり$5,出力100万トークンあたり$25
書籍に関する連載のURL
本書籍に関連する連載を以下のURLで公開しています。書籍発売後の最新トピックなども紹介しているので,参考にしてください。
- これからはじめるClaude-Code入門 記事一覧 記事一覧
本書で作成したアプリケーションのGitHubリポジトリとアプリの公開URL
アプリケーションのサンプルファイルのGitHubリポジトリとアプリの公開URLは予告なく終了することがあります。
2章「TODOアプリケーション」(2.1,2.2)
2章「TODOアプリケーションNext.js版」(2.3)
3章「AIチャットボット」
4章「営業日報社内システム」
正誤表
本書の以下の部分に誤りがありました。ここに訂正するとともに,ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。
P.235 3行目
| 誤 |
impliment-issue |
| 正 |
implement-issue |
P.239 settings.json
以下のsettings.jsonの8,9行目(「プロンプト」に関する設定)について,
| 誤 |
{
"hooks": {
"(フックイベント名)": [
{
"matcher": "(フィルターするパラメーター)", ※ オプション
"hooks": [
{
"type": "command", ※ command もしくは prompt
command": "(命令)" ※ commandの時はbashコマンド,promptの時はプロンプト
}
|
正確には,
①プロンプトが書けるのはStopもしくはSubAgentStopイベントのみ
②プロンプトの時は`command`のところを`prompt`にする
となります。
P.260 3行目