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[今週のリリース情報]プログラミング教育を実施してきた教師による,子どもたちの追跡調査を1冊にした本が登場。教育現場で使えるGoogle for Educationや,YouTubeの解説本も電子版で発売

今週のリリース情報をお届けします。

義務化された今,プログラミング学習が子どもたちに与える影響や発見の報告

新学習指導要領によって小中高校でプログラミング教育が義務化されました。

しかし教育現場では本来の目的とされている子どもたちのアルゴリズム理解や理数能力の向上など,思考力や創造力を育てる授業とはほど遠いのが現状で,試行錯誤が続いています。

1970年代はじめ,パソコンの普及以前にアメリカのマサチューセッツ工科大学では世界最初の子ども用プログラミング言語『LOGO』が開発されていました。Scratchの母体となった言語です。そのLOGOを数少ない資料をもとに自作し,日本で最初に小学生にプログラミング教育を始めた小学校教師が著者の戸塚滝登氏です。戸塚氏は80年代初頭から20年間以上に渡ってプログラミング教育を実践しつづけ,日本の先駆者として知られています。

本書は,その教育を受けた子どもたちがどのようにプログラミングの授業を受け,その後どのように育ったのか,また,どのような職業についたのかを追跡調査した内容をまとめた書籍です。

身近な自然現象のおもしろさを探究するプログラミング理科,日常生活にひそむ算数や数学を探究するアルゴリズム算数など,戸塚氏は現在のプログラミング教育の源となった数々の教材と授業を開拓し,プログラミング授業によって生徒たちの探究心と好奇心を引き出し,思考力や創造力を育てました。その実践は新学習指導要領の中に姿を変えながら取り込まれています。

プログラミングによって養われる能力を子どもたちに身につけさせたいと望んでいる現場教師,自分の子どもにどのような教育を受けさせ,どうプログラミングと出会わせたらよいか悩んでいる保護者の方,そしてプログラミング教育の全体像を理解したいと望んでいる教育関係者と研究者の方にとって一助となる一冊です。

教育現場で働く先生たちにおすすめ! Google for Educationのわかりやすい解説書

本書は,GIGAスクール構想により学校への導入が進む「Google for Education」のいちばんやさしい解説書です。

現在多くの学校に教育クラウドソリューションが導入されていますが,現場の教師や管理者がICTに不慣れなこともあって,実際の授業や校務への活用が思うように進んでいないのが実態です。本書では,パソコンに不慣れな教育関係者でもわかるように,Googleクラウドの知識からChromebookの使い方,実際の授業への導入事例,授業後の学習管理やコミュニケーションへの活用まで,図解でていねいに解説しています。現場で活用している現役教師が教える便利な活用テクニックも多数紹介しているので,授業や校務のICT化を推進したい学校関係者におすすめの一冊です!

動画を見る,から自分の動画を投稿するまでをとことん簡単に解説した,YouTubeの入門書

今や,YouTubeはテレビをしのぐほどの人気を誇っています。テレビでは放映されないけど,すごく面白いコンテンツが沢山あります。本書は,YouTubeを視聴したいけど,よく分からない? と悩んでいる中高年の方に向けた,『YouTubeの超入門書』です。本書よりも簡単な操作解説書はありません。しかし,読者が行いたいことはもらさず解説しています。見たい動画を検索して見ることから,自分の動画をアップして人に見てもらうことまで,しっかり解説しています。

それでは,良い週末をお過ごしください。

(Gihyo Digital Publishing)

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