[自転車イラスト紀行]徒然走稿

第三十五回「願い事」

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ここから尾根上につくられた秩父ミューズパークに入っていきます。

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どういうわけだかギリシャ・ローマ風の建物が点在する人工遊園。

季節のせいもあるけど暖かみを感じることができないのが残念。

もっと自然と溶け込む設計にして欲しかった。

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ミューズパークの野外ステージ。

特撮番組好きの方なら見覚えがあるはず。

平成版ウルトラマンや仮面ライダーシリーズによく登場します。

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お昼はパーク中程にあるパルテノン神殿を模した建物にある軽食堂のカレー。

見た目通りの味です。トホホです。昼食は持参した方が良いかもしれません。

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なんだかんだと文句をいってきたものの,駐車場は無料だし,尾根を歩くスカイロードは爽快,機関車形のスカイトレインが走っていたり,変わり種自転車の貸し出しもしていたり,日帰り温泉もあるし,子供を連れて遊びに来れば1日楽しめます。

お手軽価格でランチを楽しめる森のレストランもあるとのこと。ネットで調べた限りではよさげです。

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公園の端っこには農産物直売所がありました。

「長尾根」というのが本来の地名なのでしょうね。

自転車だというのに野菜や特産品をしこたま買い込んでしまいました。

秩父ミューズパークの南口を出て荒川へと下ります。

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ゆるめのヘアピンカーブにあるのが秩父錦・酒づくりの森です。

実際に秩父錦が醸造されています資料館と直売所も併設。

ここでも酒瓶の荷物が増えました。

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酒づくりの森の正面左手に「巡礼道」の道標が出ていました。

林の中の細めの道を入っていくと,急に展望が開けて道はガッと下ります。

かなりの急勾配と見晴らしの良さの相乗効果で乗ったまま下るのが怖いくらいです。

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24番札所・法泉寺

酒づくりの森からの小道は寺の裏道でした。

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表玄関はこの石段の下にあります。

石段の数は117段ですが,一番上の段は境内なので数に入れないから正確には116段。

法泉寺から荒川沿いの道に降りて右折。23番の表玄関を通過して久那小学校の横の路地へ入ります。

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突き当たりにあるのが25番札所・久昌寺。

崖下の古いお堂は無人です。

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本堂の横をさらに奥へと登っていくと弁天池があります。

池に映り込む風景が美しい。

池の向こうに見えているのが納経所です。

25番で山の向こうに日が沈んでいきました。

次回は対岸の丘陵沿いに点在する20番台後半の札所を巡ります。

鍾乳洞やダムがあり,またまた見所満載で先に進まないのだろうなあ。

結願はいつのことやら。

道中で見かけた気になるモノ

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道中……といっても,まだドライブ中の狭山PAの武蔵野うどん。

朝飯は即エネルギーの炭水化物が一番。

ゴリゴリのうどんとごっついかき揚げがボリューミーです。

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巡礼道古道の道しるべ石

この道標は元禄・宝永の頃にたてられたもの。

「つぎ二十五ばん」と彫られています。

道標を見過ごさない速度で走りたいものです。

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25番・久昌寺・納経所の境内にあった蔵。

ちょっと欧風な意匠がおしゃれです。

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アーチ形の飾りの上には龍の鏝絵がありました。

正面から見た龍はなんともひょうきんな顔をしております。

著者プロフィール

杠聡(ゆずりはさとし)

イラストレーター,ライター。東京都日野市在住。技術評論社刊の単行本カバーなど広告,出版でのお仕事をベースに,自転車旅行で出会った風景や人を題材にした作品づくりを続けています。

URLhttp://www.yuzuriha.com