ただのメモでは勿体ない!Evernoteに人生を記憶しよう

第3回 Evernoteへの情報インプット

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API/Bridge経由の情報インプット

最近,APIやEvernoteBridgeという機能連携の仕組みを用いた機器やアプリ,Webサービスが続々と登場しています。簡単にではありますが,どのようなものがあるかについて紹介します。

  1. 連携アプリを用いてノートを作成する
  2. 連携Webサービスを用いてノートを作成する
  3. 連携機器を用いてノートを作成する

1.連携アプリを用いてノートを作成する

表4に挙げたようなiPhoneアプリを用いれば,Evernoteのモバイルクライアントにはない機能を付け足したり,欠点を補ったり,一部機能を更に強化することが可能です

表4 Evernoteと連携するiPhoneアプリ

Fastfinga手書きメモアプリ。ボタン一つでEvernoteに手書きメモを投稿。メモは画像ファイルとして扱われる。
FastEverHayamemo同様,素早くメモを取るためのアプリ。タグやノートブックも設定可能。
AwesomeNote高機能メモツール。ややEvernoteとカテゴリが重複する印象。Evernoteとメモの同期が取れる。
EgrelistEvernoteのTodoアイテムを表示・管理するアプリ。タスク管理も全部Evernoteでやりたい人にもってこい。
DocScanner高機能スキャナアプリ。JotnotScannerと比べて細かく設定ができる。Evernoteへの書き出し機能あり。
Jotnot ScannerDocScannerに比べるとやや簡易なスキャナーアプリ。Evernoteに書き出す際に,複数の画像を1冊のノートに書き出せる。

ここではEvernoteと連携するアプリの代表例として,Fastfingaを紹介します。

Fastfingaでは手書きメモを作成した後,⁠書類を書き出す」メニューを呼び出し,Evernoteを選択します。

図16 FastfingaでEvernoteに手書きメモを書き出す

図16 FastfingaでEvernoteに手書きメモを書き出す

図17のようにFastfingaで書き出した手書きメモがEvernoteでは画像データとして保存されます。

図17 FastfingaからEvernoteに書き出されたメモを確認

図17 FastfingaからEvernoteに書き出されたメモを確認

2.連携Webサービスを用いてノートを作成する

Evernoteと連携したタスク管理やスケジュール管理など様々なWebサービスが登場しています。まだまだ連携サービスの絶対数は少ないのですが,Evernote自身が急成長を遂げているところですので,今後の盛り上がりに期待できそうです。

表5 EvernoteとAPI連携するWebアプリケーション

Nozbe※4Evernoteと連携可能なタスク管理ツール。Nozbe側のプロジェクト名とEvernote側のタグ名を合わせておくと,Nozbe側でEvernoteの該当タグのノートを閲覧することができる。
Twitter専用アカウントをフォローした後,@myenを付けたつぶやきがEvernoteに記録される。
PixelPipe画像を複数サービスに同時アップロードできるサービス。例えばFlickrとEvernoteに同じ絵を,同じタイトル,タグ,説明文を付与した形で同時に保存することができる
TimeBridge会議進行に合わせて議事録を作成していく機能を持っており,最終的にできあがった議事録をEvernoteに転送する。
Twitcal※4Evernoteの関連データをTwitcal側に自動取り込みする機能をリリース予定。
GoogleReaderGoogleReaderのSend to機能を用いて気に入った記事をEvernoteに送信することができる。
※4
情報をインプットするタイプの連携ではないですが,参考情報としてご覧ください。

3.連携機器を用いてノートを作成する

早くからEvernote連携を実現していたScanSnapに加えて,CanonのImageFOMULAやEye-fiがEvernoteに対応しました。これらのツールを使うことで,アナログ⇔デジタルの変換に対する心理的コストはかなり押し下げられますし,Evernoteが日本語OCRに正式対応することで,データ化されたアナログ情報の価値が飛躍的に高められるのです。

表6 Evernoteと連携する機器

Scansnap
S1300/S300
富士通製の高機能なページフィードスキャナー。ボタン一つでスキャンを開始しEvernoteに保存するなどの動作が可能。
ImageFOMULA
DR-150
Canon製の高機能なページフィードスキャナー。Scansnap同様ボタン一つでEvernoteに保存などの動作が可能。
Eye-Fi無線LAN内臓SDカード。無線LAN内に入ったら自動でPCやEvernoteを含む様々なWEBサービスに写真を転送する。

今回はEvernoteに情報を取り込むための様々な方法について紹介しました。これまでは機能の説明や使い方の紹介を中心に進めてきましたが,今後はより実践的な内容Evernoteに集めた情報を整理する方法や,Evernoteの運用法,より具体的な活用方法について触れていきたいと思います。次回「Evernoteの情報を整理しよう」をお楽しみに!

著者プロフィール

北真也(きた しんや/beck)

普段はモバイル業界でシステム開発に従事。ライフハックブログ「Hacks for Creative Life!」を主宰し,EvernoteをはじめとしたクラウドサービスやiPhoneを使って仕事や生活をもっと快適にできないかを日々探求中。その他,手帳術,メモ術,文房具が大好物。

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