アナログツール
GTDはツールを選ばないのでデジタルツールにこだわらずに,
(1) 5パーツホルダー 「やるべきこと」 の多くは何らかの資料と関係しています。それらの資料をGTD的に整理するには, 5パーツホルダーを使っています。 5パーツホルダーは,
クリアファイルに5つの見出しが付いたもので, 筆者はDelfonicsのA5サイズのものを愛用しています。 見出しの部分には,
3Mの 「Scotchはってはがせるテープ」 を張ってマーカーで書くようにしています。 その他にも,
A4サイズの色付きクリアファイルを使う方法もあります。 (2) Hipster PDA 「Hipster PDA」 は, Lifehacksとして有名なブログ 「43Folders」 で紹介されているものです。PDAと言ってもデジタルなものではありません。 5×3インチのインデックスカードをダブルクリップで挟んだだけのものです。
ここに
「やるべきこと」 を書き出していきます。持ち運びにも便利で, セパレータとして色付きのインデックスカードを使えば分類や整理も簡単に行うことができます。 (3) 押し出しファイリング 「押し出しファイリング」 は, 野口悠紀雄氏 (※2) が提唱している紙書類の整理方法です。 筆者は,
GTDで処理する際に資料は最終的に 「押し出しファイリング」 方式で管理するようにしています。 A4サイズの茶封筒の中に資料を入れて,
日付とタイトルを右肩に書いて本棚に並べておきます。そして, 資料を使った後は, 必ず手前に置くようにします。これで, よく利用するものが手前になるように並んでいきますので, 非常に効率よく資料を探すことができます。 - ※2
- 書籍:
「超」 整理法1 押出しファイリング (文庫)
(4) GTD + R 「GTD + R」 は, 筆者が提唱しているRHODIA (ロディア) を使ってGTDを楽しく続けるための手法です。 筆者は,
GTDを続けていく上で大きな問題にぶつかりました。それは, 「やるべきこと」 は日々増え続けるもので, 発生頻度は不定期であるということでした。これは厄介な問題でした。 「やるべきこと」 が増えたタイミングでどこかに記憶しておかなければ後で思い出すことが逆にストレスとなってしまうからです。 そこで筆者は,
メモ用紙として使っていたRHODIAをGTDのツールとして利用し, 「やるべきこと」 を漏らさずに処理できる方法を見つけました。 この方法は,
ゲーム感覚で誰にでも始めることができるGTDとして筆者のホームページeXtreme Gadget 「GTD + R」 で紹介しています。
GTDでお仕事カイゼンというテーマで5回にわたってご紹介してまいりました。
なかなか言葉だけで理解するのは,
「考える」
今回の連載が,
第2部として,