前回は中堅社員の事例についてご紹介いたしました。今回は様々な不安を抱える女性社員の事例についてご紹介します。特定の事例ではなく, 3年前に前職と同じIT関連企業へ転職。前職での実績を評価され, “だから女性にはマネジメントはできない” 平成18年に男女雇用機会均等法が改定されて久しく, その要因の1つは, 朝は誰よりも早く出社し, Cさんの職場でも不眠不休の管理職が仕事を支えていました。女性の管理職はCさんの他に2人いましたが, 中途入社でマネジメントの役割を任されたCさんも他の管理職と同じように, そうなると残業時間はさらに膨れ上がり, 実はこの段階になっても, “俺は今よりももっとひどい徹夜続きが当たり前の過酷な環境で働いてきて, Cさんは男性社員からも女性社員からも孤立し, 同時にCさんの上長に現状を報告し, 企業は母性の保護を行う事が労働基準法により定められています。具体的には産前産後休暇, 女性が出産・事例3:30代女性社員,
過酷な労働を耐えてきた男性から女性に向けられるプレッシャー
母性の保護は社会の役割
産業カウンセラーの活動概要
第4回 ある社員の事例~働く女性の不安~
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産業カウンセラーの活動概要
- 第4回 ある社員の事例~働く女性の不安~
- 第3回 ある社員の事例~40代,中堅社員~
- 第2回 ある社員の事例~20代,新入社員~
- 第1回 産業カウンセラーとは